このページでは西洋美術史を
古代から現代までマニアックに
解説した記事を紹介しています。
当時の政治、経済状況や思想をアートが
どのように反映してきたのか
また、当時のアートが
どのような材料、技法で描かれたのか
などなど、絵を描く人も、
絵を見るのが好きな人も
楽しめる内容になっています!
当時の音楽の聴ける動画も付けたので、
そちらもお楽しみください~
目次
- 1 美の規範ー古典古代の美術
- 2 謎に満ちた神々の世界-中世の美術
- 3 古代を追い越せ!-近世の美術
- 3.1 [西洋美術史]ボッティチェリなどルネサンス期の有名作品を解説2017.11.18
- 3.2 [西洋美術史]ルネサンス美術の有名作品や画家を解説2017.11.22
- 3.3 [西洋美術史]デューラーなど北方ルネサンスの有名作品を解説2017.11.23
- 3.4 [西洋美術史] マニエリスムとは?アルチンボルドなどの有名作品を解説2017.11.24
- 3.5 [西洋美術史]フェルメール、レンブラントなどバロック期の有名作品を解説2017.11.27
- 3.6 ブランコで有名なフラゴナールなどロココ期の有名な絵画を解説2017.11.28
- 3.7 【新古典主義】ナポレオンの肖像画家アングルなどの有名作品を解説2017.11.29
- 4 天才の作るゲージュツ-近現代の美術
- 4.1 [ロマン主義]ターナーやドラクロワなどロマン主義の有名絵画作品を解説2017.11.30
- 4.2 [西洋美術史]マネやミレーなど写実主義の有名作品を解説2017.12.01
- 4.3 【印象派】モネの睡蓮など有名な画家や絵画作品の特徴を解説2017.12.02
- 4.4 【ポスト印象派】ゴッホやゴーギャン、セザンヌなどの有名作品を解説2017.12.03
- 4.5 [西洋美術史]クリムトやモロー、ムンクなど象徴主義の有名作品を解説2017.12.04
- 4.6 マティスやブラマンクなどフォービズムの画家の絵画作品を解説2017.12.06
- 4.7 【ドイツ表現主義】カンディンスキーなど青騎士の画家の作品を解説 2018.01.06
- 4.8 【キュビズム】ピカソやブラックなど有名な画家の絵画作品を解説2018.01.06
- 4.9 [西洋美術史]ボッチョーニやバッラなどイタリア未来派の有名作品を解説2018.01.08
- 4.10 [西洋美術史]ドローネーやクプカなどオルフィスムの有名作品を解説2018.01.08
- 4.11 [西洋美術史]マレーヴィチなどシュプレマティスムの有名作品を解説2018.01.10
- 4.12 【ロシア構成主義】タトリンやナウム・ガポなどの有名な作品を解説2018.01.11
- 4.13 モンドリアンの有名作品、椅子、衣装、ワンピースなどを紹介2018.01.13
- 4.14 【エコール・ド・パリ】モディリアーニや藤田嗣治などの画家を解説2018.01.13
- 4.15 [西洋美術史]アールヌーボーとアールデコの違いや特徴を解説2018.01.14
- 4.16 【ダダイズム】デュシャンやマン・レイなどの有名作品を解説2018.01.16
- 4.17 [西洋美術史]ダリやマグリットなどシュルレアリスムの有名作品を解説2018.01.16
- 4.18 ポロックやロスコなどアメリカ抽象表現主義の画家の有名作品を解説2018.01.17
- 4.19 【ネオダダ】ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズの有名作品を解説2018.01.19
- 4.20 [西洋美術史]ウォーホルや草間彌生などポップアートの有名作品を解説2018.01.19
- 4.21 【現代アート】村上隆や奈良美智などの有名絵画作品を解説2018.02.06
- 5 美術史を学ぶ人におすすめの本
- 6 部屋から一歩も出ずネットで絵を売る仕組みが完成した!
美の規範ー古典古代の美術

古代ギリシャ、ローマ時代の美術は後の時代
のお手本となる傑作が数多く生まれます。

美術室の片隅にあった、↑石膏像の多くが
この時代の彫刻のコピーです。
この時代の美術で残存するものは、
彫刻や建築ばかりです。
これらは、神様や、皇帝、オリンピック選手
などを称えるモニュメントとして
作られたようです。
詳しくは↓の記事を是非ご覧ください。
謎に満ちた神々の世界-中世の美術

ゲルマン人の大移動以後、古代が終わり
中世が始まります。
蛮族の襲撃を受け、ローマ帝国は滅び、
繁栄は遠い日の栄光となってしまいます。
それで自信を喪失したのか中世は
「偉大な神に対して無力で罪深い人間」
という世界観で覆われていました。
古代ギリシャ、ローマが人間の可能性を
積極的にとらえたのとは対照的ですね。
そんなわけで、中世の美術は罪深い人間を
縛るための厳格なルール、ドグマが
あふれています。
「自由に表現したいけど、できない」
時代だったんですね。
その結果、「魚はキリストの象徴で~」
のような、遠回しで神秘的な
象徴的表現が多くみられます。

しかし、このような禁欲的な態度も
中世末期には緩んでいき、

ゴシック建築の大聖堂のような
「人の目を喜ばせるきらびやかな美術」
が登場します。
詳しくは↓の記事を是非ご覧ください。
古代を追い越せ!-近世の美術

中世に一旦失った、理性への信頼が
ルネサンス期になると、息を吹き返します。
航海技術や遠近法など、科学的知見が
発達するにつれ、近世の人々は
「人間の理性」に対する自信を取り戻します。
また、このころ古代ギリシャ・ローマ文化の
復興運動が起き
キリスト教の神々だけでなく、
ギリシャ神話の神々が描かれるように
なります。

古代彫刻のようなリアルな人体表現、
遠近法による正確な空間表現が可能になり
古典古代と張り合える、
レベルの高い美術が登場します。

ルネサンス以降も文化は発展していき、
様々な技法、絵画材料、傑作が
生み出されました。
詳しくは↓の記事を是非ご覧ください。
天才の作るゲージュツ-近現代の美術

市民革命が起き、絶対王政が崩れると
工房で親方と弟子がチームワークで作った、
職人技を教会や王様に納品する
という制作スタイルが崩れ
個性的な才能を持った天才が
一人で芸術作品を生み出す
という芸術観が登場します。

モネ、ゴッホ、ピカソといった、
日本人にもなじみ深い芸術家のイメージは
この時代に生まれました。
この天才の芸術作品に異議申し立てをした
のが、デュシャンでした。

デュシャンはサインをした便器を
美術展に勝手に展示しました。
天才のネームバリューさえあれば、
作品を美術館が権威づけてくれる
という状況を皮肉ったんですね。
このように、デュシャン以降は
作品それ自体だけでなく
その作品をとりまく社会状況や美術史の文脈
をも含意した表現が主流になっていきました。
現代アートが難解なのは
こういう理由なんですね。
詳しくは↓の記事を是非ご覧ください。
近代編
現代編
美術史を学ぶ人におすすめの本

美術史が好きな私は、学生時代、
美術史関係の本ばかり読んでいました。
ただ美術史系の本は難しいものも多く、
敬遠してしまう人も多いかと思います。
美術史を気軽に学びたい人におすすめの本を
紹介した記事も書いたので、
是非チェックしてみてください。
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