[絵の仕事]絵の値段の決め方、画家の確定申告を解説





 

どうも 絵画をたしなむ
を運営する画家の黒沼です。

私は普段はギャラリーや百貨店での
企画展で絵画を展示、販売しています。

 

今回からは私がプロの画家として活動を
続ける中で、学んだ画家になるための

マインドやテクニックなどを
書いていこうと思います。

 

新聞にほぼ確実に載る方法
リピーターを増やす方法
企画展を実現する方法
展示に出す絵の枚数とサイズ
購入を勧めるクロージング術
目に留まるDMの作り方
お客様を思いやる細やかな気遣いや
アフターフォロー
画家としてのビジネスチャンスを
つかむテクニック
売り上げ実績を安定させるノウハウ
地域ごとの絵の好み
絵を売りやすいタイミング
人が集まるワークショップの作り方

 

などなどの内容を数回に分けて
紹介していきます。

 

私は本当に不器用で
無力な人間なんです

 

そんな私がプロの画家になった方法
について惜しみなく
書いていこうと思います。

 

今回はプロの画家なら知っておきたい
お金の話をします。

 

 

 

目次

絵を売る値段の決め方

今回はプロの画家なら知っておきたい
お金の話についてお話します。

画家の収入といえば「号いくら」
という言葉を連想するかと思います。

例えば、号2万円の画家なら、
3号で6万円となります。

日本においては、
額に入れた状態で絵を売るのが
慣例
なので

ここに額の値段を加えたのが
絵の値段となります。

 

額に入れずに絵を展示する理由

 

「美大の展示では額に入れずに絵を
飾っていたけど…」

「ニューヨークのギャラリーでも
ヨーロッパの路上販売でも額なし
だったけど…」

 

確かにその通りです。
描いた絵は額に入れずに展示
する場面を多く見るかもしれません。

しかし、これは実は
「額縁は絵を買った人が後で自分で
選んで買うものだ。」

という共通認識がもともと
ヨーロッパにはあったから
はじまったことなんだそうです。

日本の美大は学生で、毎回
額縁を買うのが経済的に厳しいから

という理由もあるかもしれません。

 

額縁確かに、美術業界の中では
作品は額縁に入れずに飾るのが普通
と考える人も多いでしょう。

しかし、私の個人的な経験則ですが、
日本の一般の方は、額縁なしで

絵をプレゼントしたりすると
あとで、自分で額縁を用意して
飾ってくださることが多いです。

 

お客様によっては、

「額縁の選び方がよくわからないので
相談に乗って欲しい。」

というお電話をいただくこともあります。

お客様にひと手間かけさせることになる
ことが多いので、絵を販売する時には

その絵にあった額を作家が選んで、
セットしておいてあげることも
重要です。

 

 

 

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マージンって何?

 

 

 

 

 

しかし、絵が売れても
画料の100%が画家に入る
わけではありません。

多くの場合、売り上げは画家、画商、
会場
の3者で分け合います。

 

この時の取り分をマージン
と言います。

 

百貨店なら、マージン(画家の取り分)は
40~60%
ギャラリーでは30%とかです。

さっき、号いくら(号単価)×号数+額の値段
で、絵の値段が決まるとお話しました。

 

しかし、このマージンを考慮して
計算しなければなりません

 

例えば

号2万×3号+額代6000円
=66000円で売るとします。

マージン40%の時にこの絵が
売れた場合、
66000円の40%が
画家に振り込まれます。

 

額は画家が用意することが多いため
この計算だと

絵の値段(号単価×号数)の40%+
額代の40%

 

が振り込まれることになります。

つまり、額代の60%
損してしまうのです。

 

 

 

 

 

そこで、額代はマージンの逆数
(40%なら、0.4の逆数)
を掛けて出します。

 

 

つまり号2万で3号、
額代6000円でマージン40%の時

2万(号単価)×3(号数)
+2.5(0.4の逆数)×6000(額代)
=75000円

となります。

 

基本的にこの方法で計算して
絵の値段は決まります。

しかし、これだと
30号などの大作の場合

現実的に売れない値段
になってしまいます。

 

そこで、大きな作品は
割引(4割引き~5割引き)

0号以下の作品は割高に
値段設定をして、調整します。

 


ちなみに私は10号以上から
4割引きにしています。

その場合計算式は

号単価2万×号数10×0.6+
額代8000×2.5=14万
となります。

 

絵の値段の相場

ちなみに号単価は20代の場合
15000円
くらいからスタートすることが
多いようです。(百貨店美術画廊の場合)

しかし、ギャラリーを中心に活動している
駆け出しの画家さんには、

もっと安く設定している方も
実際は多いです。

またネットショップでもかなり時間
をかけて描いたであろう力作の絵が
数千円で売られたりしています。

その結果、経費すら回収できず、苦労
している方も多いので、

やはり1号15000円くらいから
始めるべきだと私は思います。

絵を売って作家活動を続けるには
安売りせず、「高くても売れる」
画家を目指す必要があるのです。

 

【画家の仕事】絵の仕事の種類や有名になる方法を解説

2018.08.04

画家の生計の立て方とは!?絵の収入や、展示料金について解説

2019.01.13

 

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売り上げ目標を超えるための戦略

 

 

前回の記事では在庫ピラミッド
のお話しをしました。

 

↓詳しい内容はコチラ↓

[絵の仕事]売れる絵の特徴とは プロの画家が徹底解説

2017.10.16

 

今回はこれに加えて、絵を売るための
テクニックとして稼働率について
解説します。

 

稼働率とは出品した作品が
何枚中何枚売れるか
 の割合

(20枚出品で10枚売れたら
稼働率50%)

 

もしくは
絵が完売した時の何%
実際に売れたか

の割合のことです。

 

(出品した絵の値段の合計が
400万で、売り上げが200万
なら稼働率50%)

 

稼働率は50%を超えると
超優秀な作家だそうです。

なのでとりあえず、あなたは
稼働率40%だとします。

 

あなたがもし、売り上げ目標を
200万としたなら

理論上は200万の2.5倍の
500万円分の絵があれば
達成できることになります。

 

集客と絵のクオリティーが
十分であることが前提になるわけですが

ちなみに最も売れる価格帯は4万円前後
なので

高額な絵ばかり用意しても
うまくいきません。

 

そもそも、高額な絵=大きい絵
なので、大きい絵ばかりを大量に
用意すると

ギャラリーに飾りきれなかったり
します。

それに、日本は海外のように
家のサイズが大きくないので

壁に飾れる絵のサイズも
限られています。

予算に余裕があっても
飾れない絵を買う人は
いないんですね。

 

【個展の準備方法】画家が絵の展覧会でやるべきことを徹底解説

2019.01.14

 

 

初心者向けの絵の値段の決め方

ここまで、解説してきた値段の具体例
百貨店お値段が基準なので、やや高めです。

百貨店美術画廊に来るお客様はやはり
経済的に豊かな方が多いですし、

百貨店美術画廊は町のギャラリー
よりも作家の取り分が少ないため
高めに設定すべきでしょう。

最も安い絵の価格帯を
百貨店の場合、4万円前後

説明しましたが、街のギャラリー
やカフェギャラリーなどでは

2,3万くらいで良いでしょう。

街のギャラリーでの展示を見ると

時々、小さい絵を数千円で
展示販売している方がいますが、

これは明らかに安売りしすぎです。

街のギャラリーでも、ちゃんと
コレクターさんは見に来ているもの
なので、自分の金銭感覚で値段を
つけてしまうと

「ああ、この作家は遊び感覚で
やっているんだなぁ。」

「作品は良いけど、片手間で絵を
描いている子なのかな。」

といった感じでアマチュア認定
されてしまいます。

 

ネットショップで絵を売る時の値段

 

メルマガ読者の方とお話ししていると
アートメーターBASE、ヤフーオークション
などなど

オンラインのプラットフォームで
絵を販売したことはある方が結構います。

ネットショップでの販売の場合

ギャラリーよりも手数料が安く
画家の取り分が多い。

搬入搬出などの費用がかからない。
などのメリットがあります。

 

しかし、ネットショップでの販売は
プラットフォームを利用する場合

無数のライバルと競争しなければ
なりません。

オンラインショップでの絵画の販売は

初めて会った人に、値段と写真だけ
購入を決めてもらうことが多いので
安売り競争に巻き込まれてしまうのです。

 

メルマガ読者の方にいくらで売れたのか
聞くと1万円以下のことばかりです。

これでは材料費と時給を
絶対に回収できません。

 

しかし、成功例がないわけではありません。

既に何かしらの方法で知名度をあげていて
「濃いファン」がいる画家さんは

ネットショップでも高い絵が売れます。

BASEで200万円の絵が売れた例も
知っています。

 

彼らはオウンドメディア構築
メルマガ読者と信頼関係を築き
濃いファンを増やしていたり

既に有名百貨店で成功して
業界の有名人であったりします。

そんなレベルの画家の場合、
ネットショップでも
高い絵が売れますし、

複製画でも売れるようです。

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絵の値段を上げるタイミング

絵の値段も画家のキャリアアップ
とともに上がっていきます。

値上げのおすすめのタイミング
としては、

「この価格でこんな絵を描いたら
、ほぼ必ず売れるな。」

という実感が持てた時
かと思います。

画家として展覧会経験を積んでいくと
【あなたにとっての売れる絵】というのが
見えてきます。

それが見つかったら、高くても売れる
クオリティーの高い作品を描けるように
努力しましょう。

それができれば、

「この価格でこんな絵を描いたら
、ほぼ必ず売れるな。」

という実感が持てるかと思います。

絵の値段を上げないと起こること

今回は一つ絵の値上げをしぶったことで
損をしたエピソードをお話しします。

私は人生初の個展を開催するにあたり
最善の準備で展示に臨みました。

その結果、絵を買うお客様も
たくさん会場に来てくれました。

 

その展覧会では1週間で10枚
絵が売れました。

1回の展覧会で売った絵の枚数
自己ベストはいまだに10枚です。

 

絵を買ってくれたお客様の
何人もの方が

「こんなに細かく描いてくれて、
こんなに安い値段で良いの?」

というコメントをしてくれました。

初めての個展で
「なんとなく100万円売れたら良いなー。」

と思っていたのですが、残念ながら
値上げをしなかった結果

絵がたくさん売れているのに
売上が大したことない感じの
展覧会となってしまいました。

 

展覧会終了後、先輩の作家に
今回の結果について相談してみると

「1週間に絵を買うお客さんは、
一定数で、もうこれ以上絵が売れる
枚数を増やすのは難しい。

だから、絵の単価をあげて、
さらに大きい高い絵も用意
した方が良いだろう。」

というアドバイスを頂きました。

 

後々知ったのですが、これは
ビジネス的に真っ当なアドバイス
だとわかりました。

 

絵の値段をつけるときの考え方

 

売上=顧客数×単価×成約率

このビジネスの基本的な公式を
後々知って、先輩のアドバイス
が腹落ちしました。

 

絵を売る仕事の場合
顧客数は非常に少ないのです。

1週間お店を開けていて、
商品が10個しか売れなかった。

でも、これ以上買うお客さんが
増えることはない。

そんなビジネスはなかなかない
ですよね。

 

絵の場合はそのように、
顧客数が少ないです。

なので、作家自身の作品説明
で成約率を上げた上で

しっかり、安くないお値段で
絵を売ることができないと

まともな売り上げはたたない
ということなんですね。

 

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絵の値段を上げる罪悪感を手放すべし

「自分が好きで描いた絵で
お金をとるなんてできない。」

「どうしても遠慮してしまい
絵を安売りしてしまいます。」

メルマガ読者の方から
こんな相談をよく受けます。

しかし、安売りは誰も幸せにしません。
ここまで説明してきたとおり

絵の仕事は
「高くても売れる絵が描ける」
ということが重要なんです。

これができないと、活動を
続けていくことすらできないでしょう。

 

絵を値上げする時、罪悪感を持ってしまう
ピュアなあなた

応援していた作家が活動を
つづけれらなくなって、

辞めてしまった時のコレクターさんの
気持ちを想像してみてください。

絵の購入を通して応援してくれた方々の
ためにも、活動をつづけるために

「高くても絵が売れる」一流の画家
目指して頑張っていきましょう。

 

ピカソが30秒で描いた絵に
法外な値段を付けたときの有名なセリフを
紹介しておきます。

30秒で描いた絵をタダで要求した人に
ピカソはこう言いました。

「これは30年と30秒かけて描いた絵だ。」

皆さんもこれまで、莫大な時間をかけて
絵のスキルを磨いてきたことでしょう。

美大や美術予備校に授業料を払って
通った方もいるでしょう。

絵の専門スキルはそれだけの
リソースをかけて手に入れたものなのです。

なので安売りする必要はないんですよ。

 

絵をタダで描くと起きること

メルマガ読者の方からこんな
エピソードを聞きました。

タダで絵を描いたことで
悔しい思いをしたことはあります。

絵画の仕事ではなく、イラストカット
制作を頼まれたときの話です。

ある日私は、父から、チラシの
イラストカットを描いてほしいと
頼まれました。

その時は、すでに絵を仕事として
始めていたので、

「他のお客様がお金を払って
私の絵を買って頂いている。
無料で描くことはできない」

と、はっきり言ったところ、
落書き程度でいいから描いて
ほしいとのことでした。

相手が父ということもあり、
しぶしぶ落書き程度の
絵を描くことにしました。

ところが、父が先方に
私の絵を見せたところ、

想定していたより
私の絵が上手だった

 

ようで、もっとこうしてほしい、
こんなイラストを追加で

描いて欲しいという
要望が増えました。

 

私は、父に、これ以上は
無料ではできない、

他をあたってほしいと
言ったのですが、

先方は目上の方で、父が
断れないようだったので、

丸3日ほどかけて要望の
イラストを完成させました。

当然先方からは、報酬は
もらえませんでした。

身内だから、または友人だから
タダでやってくれよぉという話は、

知り合いの作家さんでも
よくある話のようですね。

この件は、「悔しい体験をする教科書代」
として報酬分を支払った、という解釈で
私の中でまとめています。

 

自分が描いた絵を見て
人が喜んでくれるのは

本当に嬉しいことなのですが
タダで描いてしまうと

このような悲劇が起きる
こともあるのです。

家族や親族相手にお金を頂くのは

「申し訳ないなぁ~」
思ってしまうのはよくわかりますが、

私も家族や親族が絵を買ってくれた時には
申し訳ないと思う代わりに

「応援してくれた人のために
プロの画家として絶対に成功する。」

と決意を新たにすることにしています。

 

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会場に確認すること

 

展覧会の準備には様々な形で
お金がかかります。

画家が会場側に確認しておきたいことを
ここで紹介しておきます。

 

搬入、搬出費用

画家の自宅から会場に
絵を送る時の費用です。

会場によっては「持ち持ち」
と言って、行きは画家負担、
帰りは会場負担

 

という場合もありますが
多くは往復画家負担です。

 

 

会場顧客用DM代

会場(ギャラリーや百貨店)が持っている
顧客へ送る展覧会DMの切手代です。

多くは画家負担です。

お客様への配送費

絵が売れた時、お客様の自宅への
配送費用です。

多くは会場負担です。

 

オープニングパーティー準備代

 

展覧会初日にオープニングパーティ
がある場合があります。

紙皿におつまみセットを並べた
ホームパーティーのようなものから

シャンパンタワーが出るものまで
いろいろあります。

 

 

 

多くは画家負担です。

 

 

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画家の確定申告の話

今回は確定申告の説明を
おおまかにします。

具体的な方法や詳しい作業手順
は今回は置いておいて

画家にとって確定申告が
必要な理由や考え方について

知り合いの税理士さんから聞いた
話をまとめます。

確定申告の詳しい作業手順を説明した
サイトは数多くありますが

画家にとって、お得な確定申告の
考え方や損しないコツ

について簡単にまとめたサイトは
少なかったので、きっと
役立つと思います。

是非最後まで読んでくださいね。

 

画家が確定申告でやるべき準備

あなたも売れっ子画家になってくると、
確定申告が必要になります。

画家は個人事業主
だからです。

年間108万円以上稼いで
申告しないと脱税
なってしまうわけです。

 

やることは3つです。

レシート集め

画家には、絵の具代、額代、
切手代、DM印刷代、接待代、
アトリエ代

などなど、展覧会以前の準備、
仕入れがあります。

そこで、何のためにいくらかかったので、
可処分所得はいくらなのか
出す必要があります。

確定申告は1月から12月
(4月~3月ではない)

の間の必要経費を申告するものです。

なので、準備にかかったレシートを
とっておく必要があります

 

 

 

必要経費の理由の説明

他の多くの個人事業主もそうらしいですが、
とりわけ画家の仕事は

「公」と「私」の境界が曖昧です。

 

例えば、作家仲間と
飲みに行った先で、
次の仕事が決まったりします。

 

友達と飲みに行ったのか、
仕事先の相手と打ち合わせを
しにいったのか
微妙です。


他にも、友達の作家仲間の絵を
応援で買ったとします。

 

生活を豊かにするために
絵画を買ったのか

自らの画業のための研究材料
(研究費扱い)を仕入れたのか

微妙です。

 

家賃はさらに微妙です。

生活空間とアトリエを
同じ家の中できっちり区別している
という者はあまりいないでしょう

 

水道費の場合、何割を絵に使って、
何割をその他に使ったのか

微妙です。

 

要するに、経費の説明は
うまいことやるべき
なんですね(笑)

 

詳しくは税務署へ

各都道府県には、税務署で、
無料相談を行っています。

初めての確定申告の時、
訪ねてみると良いでしょう。

ただ、基本的に税務署は
税金を納めてほしい側の人たちなので

あまり、親切に教えて
くれることはないです笑

白色申告の場合はそこまで、
複雑ではないため

調べれば自分でもできるでしょう。

 

ですが青色申告をしたい場合や
収入の形が複数あり、申告が
難しい場合は、税務署ではなく

税理士事務所に相談したほうが
良いでしょう。

税理士事務所は2月、3月に
なるとお客が殺到して

受けてもらえないなんてことも
よくあります。

できれば1月中に信用できる
親切な税理士のいる税理士事務所を
見つけて置いて、頼むのが良いでしょう。

 

画家が確定申告から逃げないほうが良い理由

これは画家に限らず、個人事業主
全般に言えることですが、

確定申告から逃げて
税金をごまかすべきではありません。

確定申告から逃げていると
将来あなたが高い買い物をしようと

思った時に、銀行が
ローンを組ませてくれなくなります。

毎年の確定申告を積み重ねることで
信用も積み重ねなければいけないんですね。

基本的には税務署の説明は
あまり、親切なものではなく

確定申告の流れは
自分で調べて行うしかないです。

白色申告の場合は簡単なので
おそらく、少し調べれば誰でもできる
ので、面倒くさがらず、やってみましょう。

 

画家は青色申告で税金を納めるべし

しかし、青色申告は節税上
かなり有利です。

複式簿記の知識が必要になりますが
65万円分の控除が受けられます。

この控除はかなり大きいです。

私も自分の知識で白色申告するよりも
税理士に費用を払って、頼んで

青色申告する方が、トータルで
出費が少ないことが判明したため

初年度は税理士に頼んで
青色申告にしました。

 

税理士さんは税務署の方と違って
個人事業主の利益を考慮した
アドバイスをしてくれます。

節税のアドバイスや、申告方法に
問題がないか、経費で落とせる範囲
はどれくらいか

などなど、税務署では聞けないアドバイス
をくれるのです。

最近では税理士事務所
などが5万円くらいで、

帳簿から申告まで全てを
やってくれる場所もあります。

 

中には、申告後に来年度以降の
申告のしかたのおすすめ方法まで

レクチャーしてくれる方もいる
ので

自分のフィーリングにあった
税理士さんを早めに見つけられると
良いです。

 

会計ソフトを使って確定申告を済ませる方法

 

最近ではクラウドにスマホでとった
レシートの画像データを保存して

そのデータを使って電子申告が
できる会計ソフトも増えてきています。

freeeや弥生会計などが有名ですが
税理士の方の話によると、弥生会計
がおすすめのようです。

 

税務署で予め、電子申告(E-TAX)用の
個人コードを発行しておけば

会計ソフトの機能をつかうことで
家から一歩も出ずに申告を済ませる
こともできます。

 

2018年度からは、スマホ用の
申告ページもでき、

スマホ一台で電子申告もできるように
なりました。

 

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まとめ

 

 

 

今回はプロの画家なら知っておきたい、
お金の話を、解説しました。

絵の値段の決め方、確定申告の話、
売れやすい絵の値段など、

実際役立つ話を書いたので、
是非活用してくださいね

 

次回はついに、初心者画家の
最難関である

「仕事のとりかた」
についてお話します。

 

↓詳しい内容はコチラ↓

[画家の仕事]自分で描いた絵を売る仕事のもらいかた

2017.10.18

 

お楽しみに

 

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【無料講座】絵の売り方教えます

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