画家の仕事ってどんな感じなんでしょうか?
こんな質問を頂くことが増えてきたので、
今回は画家の仕事の全貌をお話します。
「画家になる!」
子どもたちが素直にそう言える場所に
いつか日本が変わったらなぁ~
美大の4年生で就職課での面接を終えた私は
そんなことを考えていました。
在学中からプロとして活動を続けていた私は、
就職課でこんな相談をしました。
「今のような活動を続けながら、
週2か3日で働ける場所ってありますか?」
すると、答えは残念なものでした。
「うーん 私学の非常勤講師くらいしか
ないね。でもそれも、かなりレアな求人だよ。」
どうやら日本では制作時間をとりながら
働くのは無理なようです。
今回は「画家」を仕事にしてしまう方法
プロの画家になる方法を紹介します。
私がこれまで100枚以上絵を売ってきて
気づいたことも紹介するので
是非最後まで読んでくださいね!
目次
画家の仕事の全貌
画家の仕事とはどんなもの
なんでしょうか?
私はこれまでに100枚以上もの
絵を売ってきました。
根気よく作家活動を続けていると
自分にとっての売れる絵の型
のようなものが見えてきます。
同時に日本人が好む絵の型も見えてきて、
現代日本人の集合的無意識、心象風景
のような深~いビジョンも見えてきます。
また展覧会を黒字にするという明確な目的
をもって制作すると
必然的に描く枚数も増え、描くスピードも
上がっていきます。
絵が売れるのを目標のひとつにすることで
結果的に絵のクオリティー、画家としての
レベルも上がるということも起きるんです。
これは、美大生時代、月に一回の講評だけを
制作の目的にして絵を描いていた時には
得られなかった成長の実感なんです。
画家としての成長とマーケットの要請は
ある程度のレベルになるまでは矛盾しません。
画家の仕事は作家仲間も大切
画家の仕事は自分一人で描いた作品を
ギャラリーで販売して売る
だけではありません。
壁画やライブペインティングといった
大規模な仕事では、他の作家と協力して
行う必要があります。
実際に私も、動物を描く画家の友達と共に
動物病院の壁画を受注したことがあります。
作家仲間が多ければ多いほど、このような
大規模な予算の仕事が舞い込むチャンスも増え
プロの画家になるのにも役立ちます。
画家の仕事をメディアにアピール
画家の仕事では壁画制作の時も
そうでしたが、作家活動を
新聞社や雑誌社にアピールすると
取材に来てくれて記事を書いてくれる
なんてこともあります。
実際にこれまで私は何度も記事を書いて
頂きました。
メディアへの出演は
作家としてのブランディングにも役立つので
積極的にメディアに向けて発信してみましょう。
画家の仕事をするまでの3つのフェーズ
画家の仕事に就くには
どんな努力をすべきなんでしょうか?
「画家になりたいけど、
何をしたら良いかわからない…」
そんな悩みを持つ人は本当に多いんです。
やる気も才能もあるのに、「正しい努力」
の仕方がわからず芽が出ないというのは
本当に惜しいことだと思います。
そんな方が、着実にステップアップして
「描いた絵がほぼ必ず売れる!」
そんな自信を持った売れっ子作家
になるまでの流れを3つのフェーズに分けて
解説していきます。
フェーズ1:初心者脱出
売れっ子作家になるための
正しい下準備方法をする段階です。
売れる会場の探す
人脈の広げる
アクセスの集まるブログの作る
売れる絵の特徴を知る
などなど、売れっ子作家になる
のに必須の下準備をしていきます。
これらを実践していけば
遅くとも、6か月で
初心者を脱出し、次のフェーズへ
成長できるでしょう。
フェーズ2:駆け出し作家
絵を何枚か売ったことのある
駆け出しの作家のフェーズです。
自分の望むの売上を出すための展覧会準備方法
あなたにとっての「売れる絵」を見つける方法
絵を買うお客様を会場に呼ぶ方法
などなど、売り上げを安定させる
のに必須のスキルを身に着けていきます。
これらを実践していけば
1年ほどで次のフェーズへ
成長できるでしょう。
フェーズ3:売れっ子作家
「描いた絵がほぼ必ず売れる」
そんな売れっ子作家の
仲間入りをするフェーズです。
3年間作家活動を続け100枚以上
絵を売ってきた私は確かに
そう実感できるようになりました。
必要なノウハウや下準備を
面倒くさがらず、忠実に実践できれば
誰もがこのフェーズに入り、売れっ子作家に
なれるでしょう。
このレベルになると、企業や施設から
のスケールの大きい仕事も
来るようになります。
絵が売れすぎて、展覧会に出せる絵がない!
絵がすぐ売れてしまい値上げせざるを得ない!
良い仕事が来過ぎて、仕事を選ばざるを得ない
信じられないかもしれませんが
私は毎日そんなことを考えています。
売れっ子になるために必要な準備を
コツコツ続けていけば、このような
結果を出すのも夢ではありません。
画家の仕事にするには自信が大事!?
画家の仕事では自信や実績が
重要なんです。
また、実際に絵を売った経験があると、
絵の相場や絵を売る時のフローを理解できます。
すると、「自分は絵を売れる人だ」と
思えるようになり絵が売れていくようになる
という不思議な好循環が起きます。
また、プロとして周りも認めてくれるように
なるので
良いお客様、良いビジネスパートナーと
出会いやすくなります。
画家の仕事には資格が必要?
画家を仕事にするのに必要な
資格はありません。
日本では画家=個人事業主なので、
完全に実力と人脈での勝負になります。
絵を描く技術はもちろん、
営業や企画、経理など様々な経営スキルでの
総力戦になります。
現場で体感したリアルな話をすると、
画家としての才能と絵の売り上げは
関係ありません。
売れっ子作家は絵が売れるのに必要な準備
をしていれば誰でもなれると私は思います。
あなたの絵がもし売れないのだとしたら
それは
あなたの絵の技術が低いからでも
あなたに芸術家としての才能がないからでも
あなたの展覧会経験数が足りないからでも
ありません。(断言します。)
画家を仕事にするには美大を出ないとダメ?
画家を仕事にするのに学歴は
必要なんでしょうか?
「俺は美大出てないからさぁ」
と美大卒ではないことを負い目に感じている
画家志望の子をたまに見かけますが
美大卒でなくても全く問題ありません。
美大卒でなくプロの画家として活躍する人を
私は何人も知っています。
逆に有名美大卒でも学歴に甘んじて
情報をとりにいかない画家の絵が売れる
ことはないでしょう。
画家の仕事には美大卒でなくとも就ける
画家の仕事には美大卒でなくても
就けると思います。
「プロの作家を育てるつもりはない」
こんな衝撃の一言を個人面談で教授に言われ、
画家志望の友達ががっかりして
アトリエに帰ってきたことがあります。
また、某有名美術雑誌の社長は
「美大は永遠に実験を繰り返す不思議な場所」
と話していました。
美大は実験の場であり、
実践の場ではないんです。
ブログではこの辺でとどめておきますが
美大とはそんな場所です。
ただ、有名な画家は確かに
有名美大卒の人が多いです。
これは美大に行くと、美大卒の人脈ができる
からといえるでしょう。
(当たり前ではありますが)
また、美大に入る前、ほとんどの学生が
美術予備校でデッサンの技術を身に着けます。
これは制作の礎になることは間違いないです。
しかし、美大を出ていなくても美大生よりも
画力が高い人はいくらでもいますし、
画力がなくても売れっ子作家(しかも具象画家)
になっている人もいるので、気にすることは
ないでしょう。
画家の仕事をするには目標設定が重要
画家を仕事にするという最終目標を叶えるためには
画家になった自分を強く
イメージできる必要があります。
「この人みたいな画家になりたいな」
そう思える画家がいるのがベストです。
もしそんな画家がいるなら
会いに行きましょう。
画家になった自分をイメージできたら、
そのゴールへ向かうための
中間目標をたてましょう。
中間目標も達成が難しそうなら、
さらに小さい目標を立ててみましょう。
このように小刻みに階段状に目標を用意する
ことで、夢に向かって自分を走り続けさせる
ことができます。
画家を仕事にするには準備が大切
画家を仕事にするための考え方を
紹介していきます。
例えば、あなたは1回の個展で200万円も
絵を売ってしまう売れっ子作家だとします。
そして、あなたは出品した絵の半分が
売れてしまう作家だとします。
(この状態を稼働率50%といいます。)
そんなプロとして大活躍する画家に
なりきってみましょう。
すると、200万円売れる作家で絵の半分が
売れるなら、400万円分の絵が手元にあって、
1号2万円だとしたら、〇〇枚、〇〇号の作品
が必要で、そのためには…
という風に実際に売れっ子になるために
必要な準備が見えてきます。
「大活躍する準備ができているか
どうかが重要なんですね。」
画家を仕事にするにはあなたにとっての売れる絵を見つけるべし
画家を仕事にするには
【あなたにとっての売れる絵】
を見つけ出す必要があります。
何度も展覧会を経験していくと
お客様が気に入る絵で尚且つ
あなたの個性を生かした絵
というのが見つかります。
それがあなたにとっての売れる絵です。
その絵の制作工程を思い出し、
強く自覚し、量産できるようになりましょう。
①制作工程を人に説明できるレベルで自覚
↓
②制作工程別にかかる時間を計測
↓
③時間を縮める意識とクオリティを上げる意識
をもって、何枚も描く
これを繰り返すと、あなたにとっての売れる絵
を大量に展覧会で出品でき、売り上げが安定
します。
また、制作工程を自覚していると
「同じ構図でもう一回この絵描いてよ。」
という過去作品のオーダー制作にもこたえる
ことができます。
制作工程の例(黒沼の場合)
①下絵と下地の準備
②下絵の転写
③図像部分マスキング
④金箔を貼って3時間乾燥
⑤金箔をメノウで磨く
⑥図像部分を不透明の絵具で描く
⑦半透明な絵の具でグレーズ、仕上げ
私は伝統的な技法のアレンジで
制作しているため、上のように
工程が多いです。
・2,3枚同時に描き進める
・1日合計2工程以上進める
・作業工程を守り、機械的に進めることで
クオリティを保つ
などのルールを決めておくことで
職人のように安定した品質の作品を
展覧会までに用意できるようにしています。
アーティストというと、
今までにない作品を生み出す
独創的な制作が必要とイメージする方が多い
かもしれませんが
プロの画家として活動を続けていくうえでは
売り上げやクオリティを安定させる必要も
あるので、
制作時間の70%ほどは
このようなレベルの高いルーティンワーク
をこなす必要があります。
画家の仕事では週に何枚絵を描く?
画家を仕事にするにはどのくらいの
ペースで制作するのでしょうか?
「今よりも良い作品」を常に目指して
成長する作家であることも重要ですが
あなたにとっての「売れる絵」が
わかってきたら、それを
素早く上手く量産する職人性も必要です。
最低でも週に〇枚描くという目標を
もって制作することも重要です。
ちなみに私は現状、週2枚程度なので、
週4枚描ける画家になるように精進しています。
画家の仕事では額装にもこだわるべし
画家の仕事では額装を考える必要が
あります。
美大の講評では絵画作品を額縁に入れず
展示しますね。
日本の多くの貸し画廊でも、同様に額縁を
つかわないことも多いですが
これはちょっとした誤解から生まれた習慣
なんだそうです。
欧米の画廊や美術館では確かに額縁なしで展示
することも多いですが、
それは絵を買ったお客様が自分で
額縁を選べるようにするためなんだそうです。
お客様は絵を飾る時は額に入れるんですね。
自分の作風にあった額縁を見つけ額装すると
自分の作品が何倍も良く見えたりするもの
なんです。
今回は、最近流行しているボックスフレーム
に作品をセットする方法を動画で紹介します。
こちらの、額縁の紐の結び方の動画も
是非ご覧ください。
画家の仕事をするには働くべき?
働きながら作家活動を続ける美大生も多い
ですが、これも簡単な道ではないようです。
プロの画家として成果を上げるにはやはり
魂のこもった作品を何点も飾った
個展を定期的に開く必要があります。
魂のこもった作品はやはり、
時間と神経を注ぎ込まなければ生まれません。
画家の仕事は続けることが大事
画家の仕事は描き続けることが重要です。
当たり前ですが、今活躍する有名な作家は、
描き続けた人の中から出ています。
描き続けることは簡単なことではありません。
しかし、やめるのはとても簡単です。
周りの人が何と言おうと、それを
辞める理由として採用するか決めるのは
あなたです。
辞める理由ではなく、描き続ける理由を
探して制作を続けていきましょう。
必要経費を回収し、制作時間を確保しつつ
作家活動を続けられる
これさえクリアできる画家は
ライバルが脱落していく中で
作品のレベルが上がり続け、売れっ子作家
に近づいていきます。
画家になるチャンスは一度きり?
画家になるチャンスは一度きり
なんてことはないですが
作家活動を続けていると
自分の実力以上の機会に恵まれることが、
稀にあります。
チャンスを生かせば、
あなたの現状は大きく変わります。
変化を恐れず、1度きりのチャンスだと思って
チャレンジしましょう。
「人生は複利運用だ。」
という言葉を聞いたことがあります。
複利運用とは、長期投資の用語です。
年利5%で複利運用すると
1年後 元手の1,05倍
2年後 元手の1,05倍の1,05倍
3年後 元手の1,05倍の1,05倍の1,05倍
というように加速度的に利益は増えていきます。
つまり投資を始めるのが早ければ早いほど有利
なわけです。
これは画家をはじめとする個人事業主の人生
にも言えることだと思います。
つまり、チャレンジが早ければ早いほど
チャンスに飛びつくのが早ければ早いほど
上手くいったときの飛躍が早まるということ
です。
これは壁画の仕事の依頼が来た時に
強く感じました。
動物病院での壁画の依頼は
うまくこなせるかどうか不安でしたが
チャレンジしたおかげで
次の仕事がやってきました。
完成した壁画を見た動物病院のお客様が
自宅にも描いてほしい!と仕事をくれたんです。
チャンスに飛びつくのは早ければ早いほど
良いんですね。
画家を仕事にするには
画家の仕事について
こんな質問を頂きました。
「プロの画家の定義とは何でしょうか」
有名な美術賞を取れば、
有名なギャラリーでの展示歴があれば
プロなのか?
私の答えはどちらでもありません。
プロの画家に求められる
ブランディングや資質は別にあると思います。
実際の所、現代において専業の画家というのは
ほとんどいません。
売れっ子作家と呼ばれるような画家でも
・美術の非常勤講師(自由時間が確保しやすく
条件も良いため、副業として人気です。)
・絵画教室の先生
・展覧会のプロデュース業
・美術系のアルバイト
・オンラインでの絵画教室運営
などなど、兼業の画家がほとんどです。
今の時代はパラレルキャリアといって
一人が複数の様々な業種の仕事に携わり
時代の変化に備えるという働き方も増えている
ようです。
なので、専業の画家でなければ
プロの画家ではないというのは時流に合わない
価値観だと思います。
私なりのプロの画家の条件とは
「新作できたら教えてよ~」
「展覧会やる時はDM送ってね~」
と言ってくれるような、常に新作の購入を
検討してくださるお得意様のコレクターさん
が複数人いること
だと思います。
こういう作家は
描いた絵が必ず売れる、無条件の完売作家
なわけです。
画家を仕事にするには模写をすべし
画家を仕事にするには模写をどんどん
やるべきだと思います。
「自分だけの作風なんて
どうやって見つけるんだろう」
「誰かのマネをするのは罪悪感がある…」
こんなことを、予備校生の頃の私は
考えていました。
自分だけの作家性や独創性を見つけ出すのは
簡単ではありません。
今回は、自分だけの作風を見つけ出す方法を
紹介しましょう。
完全にオリジナルな100%クリエイティブ
な作品は存在しない と私は考えています。
どんなにユニークな才能をもった作家も
「その人が生きてきた中で見た いいなぁ
と思った物の組み合わせ」でできています。
なので、いいなぁと思った絵を
貪欲に模写し続けていると
あなたのパターン、スタイルが見えてきます。
コツはいいなぁと思う作家を
複数見つけて、組み合わせることです。
マネする作風を選ぶ時の注意するポイントは
できるだけ近場で探さないことです。
作家仲間が増えてきて画家のコミュニティ
の中で活動を続けていると
コミュニティ内の作風が似てくる
ということが起きます。
すると、多くの劣化コピーが
生み出されていきます。
他人の作風をマネして勉強する場合は
古典絵画の模写など時代も国もできるだけ遠い
圧倒的にレベルが上の作品にすると
学べることも多いのでオススメです。
そういった意味でもプロの画家は
最低限の美術史の教養があると
有利といえるでしょう。
画家を仕事にするには個展を開こう
画家を仕事にするのは
百貨店や画廊で取扱作家となり、
定期的に個展を開く
というのが目標になるでしょう。
百貨店では、美術コレクターから、
野菜を買いに来た主婦まで
様々なお客様が絵を見に来ます。
さすがに、野菜を買いに来たのに
絵を買った方は見たことがありませんが
以前、眼鏡の調律にきたお客様が待ち時間に
ふらっと画廊を見に来て
絵を買ってくださったことがあります。
取扱い作家を目指すには、
公募で賞を取り注目される
というケースが多いようです。
画家を仕事にするにはお客様やライバルの想像を超えよう
画家を仕事にするには周囲の想像以上の
パフォーマンスを目指しましょう。
「毎回、同じような作風の絵ばかりの作家は
みていてつまらない」
と、ある知り合いのコレクターさんが
おっしゃっていました。
現状維持に甘んじずに、「今よりも良い作品」
を常に目指して成長する作家こそ
本物のプロの作家といえそうです。
画家を仕事にするにはSNS、ブログを運用しよう
画家の仕事では時流にあった方法で
PRが必要でしょう。
スマホが普及し、ほぼすべての人がいつでも
ネットに接続できるようになった今
「現代はこれまでで、最もクリエイターが
生きやすい時代だ。」という話も聞いたこと
があります。
制作を毎日続けるのと同じように、
SNSやブログでも毎日発信することが
表現者には求められます。
実際、私も絵画をたしなむを運営し始めてから
・ブログのファンが展覧会に来てくれる
・画家のコンサルティング依頼が来る
・海外での展示の誘いが企業からくる
・作品講評の依頼が来る
などなど、様々なチャンスがむこうから
やってくるようになりました。
ネットが発達した現代においては
オンラインでの発信も画家にとって
不可欠といえます。
画家の仕事はやることがいっぱい
画家の仕事ではやることがいっぱい
あります。
会社勤めの方はなかなか想像が
難しかったかもしれませんが
画家の仕事はこのように様々な
雑務があります。
なぜなら、日本においては
画家=個人事業主だからです。
大変ではありますが、
やりがいのある仕事なんですよ~
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