海外でアートイベントや個展を開く方法と費用について解説 

海外のアート市場について知りたいです。
今回はそんな質問にお答えします。

実際にメルマガ読者の方からこんな
質問をいただいています。

夢は海外でも活動することです!

自分の絵は、とても日本ぽいので、
海外に販路を見つけたいと思います。

アブダビ、チェルシー、パリ、
ニューヨークなどの海外出展に
チャンスはあるのでしょうか?

世界中で個展を開きたいです。

海外の画商に目を付けてもらい
海外展開し、号単価がトントン拍子に
上がっている状態、運があれば 笑

 

こんな感じで結構
「海外で展示を成功させたい。」
というものが多かったので、

 

今回は海外で個展を開く方法について
まとめてみたいと思います。

以前私がNYに一週間ほど滞在した時の
面白エピソードもお話するので
是非最後まで読んでみてくださいね。

 

 

海外でアートイベントや個展開催を支援してくれる団体やギャラリー

海外のアート市場について知りたい。
海外で個展を開きたい!

そう思ってもなかなか上手く
いかない理由として、

言語の壁とビジネススキルの不足
挙げられるでしょう。

 

海外のギャラリーのホームページを
読んでもよくわからん。

展示の準備の進め方、正しいお金の
使い方もよくわからん。

 

そんな方が多いと思います。

 

これは無理もありません。美大ですら
このあたりのことは
何も教えてくれません。

 

なので、わからなくて当然です。

そんな障壁を取っ払ってくれるのが
海外出展団体でしょう。

 

日本語しか話せないアーティストの
海外進出をサポートしてくれる団体や
ギャラリーをピックアップしてみました。

アートコンペや絵画の公募、貸し画廊の裏側をプロの画家が解説

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海外のアートイベントやコンペで日本人が有名になる方法

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JAPAN DAY

JAPAN DAYは毎年5月にニューヨークの
セントラルパークで開催される日本人
コミュニティーによるイベントです。

アートコンテストなどのイベントを
行っているようです。

 

Artrates

アートレイツは海外でのアートフェア
やギャラリーでの展示をサポート
してくれる団体で

・ニューヨークアートエキスポ

・ニューヨークロングアイランド
シティグループ展

・Jaidte galleriesグループ展

・Artrates London galleryグループ展

といった、ニューヨークやロンドンの
グループ展参加への支援を
しているようです。

 

日本人アーティストの展覧会の設営、
搬出、輸送代行など、展覧会を全面的に
サポートしてくれる団体のようです。

 

JCAT

JCATはニューヨークの日本人
現代アーティストチームで、

日本人スタッフによる日本語での案内で
、ブルックリンでの個展やグループ展
への出展をサポートしているようです。

 

もともとこういった活動をしていた
ようですが最近名称を変え

新たに事業を始めたようで、

最近声がかかった日本人アーティスト
も多いはず。

 

ジャパンプロモーション

ジャパンプロモーションは
ニューヨーク、パリ、ロンドン、
アラブ首長国連邦などの国々で

年間を通して日本文化を紹介する
イベントを企画している団体です。

 

文化交流を主な目的としているため、

各国の美術関係者やメディア関係の
VIPを呼んだオープニングパーティー
行い日本人アーティストを
紹介しているようです。

アート作品のみならず、浮世絵や
伝統工芸、着物なども幅広く世界
へ発信しているようです。

 

Agora Gallery

こちらは毎年国際的なアートコンペ
も行っているギャラリーです。

実際に現場を見てきましたが、
ニューヨークのギャラリーにしては
珍しく、

日本の百貨店美術画廊のような、
絵を飾る人の目線に立ったような
華やかな雰囲気のギャラリーでした。

また、これもまたニューヨークの
ギャラリーにしては珍しく、

10号以下の小さい作品や、
具象絵画も結構ラインナップ

されていて、日本人と相性が
良いのでは?と思いました。

 

毎年コンペの入賞作品の展覧会も
やっているようで、

なかなかよさそうなギャラリーです。
スタッフさんもとても親切でしたよ。

 

Catinca Tabacaru Gallery

Catinca Tabacaru Gallery
元国際弁護士の

Catinca Tabacaruさんが
運営するギャラリーです。

 

ニューヨークのローワーイーストサイド
にあるギャラリーで、

無名のアーティストや
海外のアーティストでも、
積極的に引き抜くようです。

 

海外の作家がニューヨークのギャラリー
で展示するうえで障壁になるのは、

言葉やビジネススキルだけではなく、
法的な問題も大きいようです。

 

そもそも合法的な滞在なのか、
市民権もアーティストビザも

持っていない作家が作品を売って
ビジネスをやっても良いのか

 

などなどの法的な問題が
海外アーティストには
降りかかってくるようです。

 

元国際弁護士のキャリアを生かし、
これらの不安から海外アーティストを

守り、無名作家でも短期間のうちに
メディアへ露出させ認知度を上げる。

 

そんな敏腕プロデューサーのような
ギャラリストのようです。

ローワーイーストサイドはニューヨーク
の中でもチェルシーなどに比べると

やや実験的な展示が多く認知度も劣る
場所も多いようですが

 

このギャラリーは2014年にオープン
したばかりにもかかわらず、

ギャラリストの敏腕っぷりから
知名度も高まっているようです。

 

海外でアートイベントや個展を開くには海外サービスを使うのもアリ?

海外のアート市場について知りたい!
そんなあなたにおすすめのサービスが
あります。

トラベロコなどの海外サービスを
ご存知ですか?

海外サービスとは、現地のサービス
登録者と旅行者をマッチングし、
現地ガイドを頼む

というAirbnbやUberのツアーガイド版
のようなサービスです。

 

このサービスを海外での個展の際の
通訳や交渉の手伝いとして
活用する者もいるようです。

ただ、このサービスははじまったばかり
で現状、賛否両論のようで、

被害にあった旅行者もいるようです。

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海外でアートイベントや個展を開くまでの流れ

 

海外でのアートイベントや個展を開くまでの
流れについて紹介していきます。

支援団体への振り込み

ギャラリー使用料、作品輸送費、
プロモーション料などなど、

個展開催の費用をまず初めに払います。

支援団体や、作品サイズにもよりますが、
数十万円はかかります。

 

クレジットカードを用意

日本ではいまだに現金派が多いですが、
海外ではカード社会の場所が多いです。

また、ESTAの手数料支払いは
クレジットカード決済でしか
支払えないため、

いずれにせよ作るべきです。

 

もし、あなたが今、学生なら
学生のうちにカードを作って
おくべきでしょう。

アーティストは社会人になると、
会社勤めの場合は別ですが、

所属がなくなることが多いので、
カードの審査に通らなかったりします。

 

海外での活動を視野に入れている方は
masterカードがおすすめです。

他のカードだと国によって使えない場所
が結構あったりします。

 

パスポートを用意

パスポート取得は申請から取得まで
結構時間がかかるので、

早めに準備しましょう。

 

学生の場合、このタイミングで
国際学生証もとっておきましょう。

もうすでにパスポート取得が済んでいる
場合は有効期限が3か月以上あることを
確認しましょうね。

 

ESTAを用意

アメリカの場合、
ESTAの取得が必要です。

これは同時多発テロ以降つくられた
仕組みのようです。

 

この時支払う手数料はクレジットカード
のみで払えるので、

クレジットカードが必須なんです。

 

海外旅行保険に加入

これはクレジットカード付帯の
海外旅行保険の場合には
必須ではないです。

 

航空券を予約

これも早めの準備を心がけましょう。

ホテルを予約

海外は欧米の都会の場合は特に
物価が高いので、複数人で行って
ドミトリーを借りるのが
おすすめのようです。

ポケットWIFIをレンタル

日本のキャリアで契約したスマホで
海外で通信すると、通信できなかったり、
すごい料金を請求されたりします。

ポケットWIFIをレンタルしましょう。

これは予め予約しておいて、
空港で受け取りという
パターンが多いです。

ちなみにニューヨークの地下鉄では
圏外になるので、

紙の地図も持っていきましょうね。

 

英語版のポートフォリオの用意

最近ではGoogle翻訳がかなり
レベルアップしているので、

これを使うだけでもそれなりの
ポートフォリオを作れると思います。

自己紹介、営業用の英文を暗記

Can I left my information about my work?

(私の作品に関する情報を置いて頂けますか?)

私はこの一言から
会話を始めていました。

 

コマーシャルギャラリーは別ですが、
結構置かせてくれますよ。

大学時代、ネイティブの英語の先生に
いろいろとおすすめのフレーズを

教えて頂きましたが、
これが一番よく使いました。

 

あとは

How can Ⅰ get to this place?
(ここにいくにはどうすればいですか?)
もよく使いましたね。

 

作品を輸送

巨大な作品では難しいですが、
レンタルスーツケースなどの
サービスも活用して、

作品を手持ちで搬入するのも
安上がりでおすすめのようです。

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海外アートイベントの出展支援団体の実情

海外のアート市場について知りたいです。
そんな方々の多くが一度は海外出展団体
から声をかけられたことがあると思います。

SNSやブログに作品をアップしていると、
時々来るのが、海外出展を
支援してくれる団体からのメールです。

 

果たして、これらの支援団体から
出展してアーティストデビューできる
可能性はどれほどあるのでしょうか?

支援団体の出費費用は妥当なもの
なのでしょうか。デビュー後の
フォローはどの程度充実しているの
でしょうか?

実際に参加したことのある友人作家
から、その内情を聞くことができたので、
シェアさせていただきます。

 

海外出展団体の内容はピンキリ

これまで数多くの海外出展団体の
サポートで海外で展示したことのある
作家さんの話によれば、

このサポートを通して、海外デビュー
というのは簡単ではないようです。

 

初回で経費回収はおそらく無理

実際に私の元にもこのような団体の
誘いの電話が来たことが何度かあります。

電話でいろいろと、現地での作品の
売れゆきや、平均的な販売単価、
画家の取り分、参加する作家の数、
展示スペースのサイズなどなどを

細かく聞いてみましたが、
おそらく経費回収は無理でしょう。

 

これまで、日本で100枚以上絵を
売ってきた私の感覚での予想に
すぎませんが、

1回目の展示で必要経費を回収できる
作家はほぼいないと思われます。

 

詳しい数字は伏せますが、
かなり楽観的に分析しても
黒字にするのは難しそうでした。

 

実態がパック旅行の所もある

これは実際に参加した友人作家から
聞いた話ですが、団体によっては

参加者のほとんどが引退した趣味で
絵を描くお爺さん、おばあさんで、

海外のパック旅行に+αで展示の機会が
ついてくるという感じのツアーも
あったようです。

現地のギャラリストやお客様と話す
機会もほとんどなく、

思い出作りとしてのツアーで
がっかりしたそうです。

 

お立ち台として活用できるならオススメ

まあ、このようになかなかビジネス的に
は上手くいかないようで、

お金は出る一方のようですが、

何事も始めたばかりの段階では
黒字にできないものなので、

当たり前といえば当たり前
かもしれません。

 

よく事業家ははじめの3年間は
赤字かトントンの方がほとんど

という話もききますしね。

 

それに、公募展の受賞と同じで、
海外出展をきっかけに知名度があがり、

誰かの目に留まってプロデビュー
なんてこともあるでしょう。

初めのうちはお金が
かかるものなんですね。

 

【海外アート市場レポ】ーシンガポールの場合

海外のアート市場について知りたいです。
今回はそんな質問にお答えします。

ここではシンガポールの百貨店で
展示を開いた友人作家のお話を紹介します。

彼は日本の百貨店美術画廊での
アートフェアに出展していたところ、

海外の百貨店にコネを持つ画廊に
目をとめられ、その画廊経由で

シンガポールでの展示参加を
実現したようです。

 

大きい絵ほど売れる?

「もっと大きい作品はないの?」

そんなことを言われつつ、出品した中で
最も大きな作品が売れたそうです。

 

そのお客様は、息子の入学祝のために
絵画をプレゼントするため、
購入を決めたそうです。

 

シンガポールやマレーシアは金融業で
現在大きく成長しているうえに、

税率の低さから、世界中から富豪が
移り住んできているようで、

絵もかなり売れるようです。

 

サイズ表記が違う

日本では㎝、㎜、F15などの表記で
絵のサイズを表現しますが、

シンガポールの場合はインチだそうです。

しかも、割とおおざっぱな人が多く、
注文した額の寸法がいいかげん
なんてことも多いようです。

 

入金期日がルーズ

これは実際にシンガポールでの
展示に参加した作家からきいたのですが

シンガポールのお客様や画商さんは
結構時間にルーズな方がいるようで、

日本のように予定の期日までに
入金が済まないこともあるようです。

海外アート旅行記ーニューヨーク編

海外のアート市場について知りたいです。
そんな疑問の解消にも役立つエピソード
をご紹介します。

ここからは私が大学生時代、1週間ほど
ニューヨークに滞在し、

ギャラリーや画材屋、美術館を
見て回った時の面白エピソードを
お話ししていきます。

 

海外の画家のキャリアアップシステム

ニューヨークのマンハッタン島では、
村上隆さんらが活躍するチェルシーを
頂点とし、

少し離れた倉庫街のソーホー、
そこから少し離れた
ローワーイーストサイド、

そしてマンハッタン島の反対岸にある
学生や、アーティストランのギャラリー
の多いブルックリン

といった配置で画家の
キャリアアップシステムが
機能しているようです。

 

学生のアーティストはまず、
ブルックリンでアーティストランの
アトリエの助手などからスタートして
作家としてのいろはを学ぶようです。

 

そして、頂点であるチェルシーを
目指すんですね。

 

ニューヨークのギャラリーには世界中
から有力なギャラリストが見に来るので

ニューヨークのギャラリーで成功すれば、
どこでもやっていける

という感じなんだそうです。

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海外のギャラリー

ニューヨークのギャラリーでは
私が行ったころは

結構タブローが多くて驚きました。

インスタレーションや立体、映像なども
もちろんありましたが、

意外にも作りこみのすごいアートが
多かったです。

しかし、ニューヨークのギャラリーの
トレンドは約半年で変わるようなので、

今はまた違う感じになっていると
思います。

海外の画材屋

 

海外の画材屋にもいってきました。

印象的だったのが、全ての画材の
サイズがでかいということ。

 

そして、結構日本の画材屋も
イケてるということです。

海外の画材屋にしかない画材は
ほとんどなく、これにも驚きました。

 

日本では見かけない画材は
トーンペーパーのスケッチブックと、
水彩チョークくらいでした。

 

これらはもちろん買いました。

 

そして、一番驚いたのはやはり、
アーティストを応援する仕組みが
整っていることでした。

海外の画材屋さんの出入り口には
その店のスタッフの作家活動をPRする
看板がありました。

 

画材屋さんのスタッフは作家兼店員
という方が多いようでした。

この店員さんは最高にユニークで
面白い接客をしてくれました。

 

海外のグラフィティアート

落書きもアメリカンサイズで驚きました。
そしてクオリティーが高い!

 

 

これはグラフィティではないですが、
面白かったので、撮りました。

 

 

寿司屋も面白いもの見たさで
行ったのですが、店長が日本人
だったので、普通でした笑。

 

海外の美術の授業

たまたま私がMOMAを見て回った時
には複数の中学校、高校の美術の授業を
やっていました。

MOMAで世界中の巨匠の本物の名画を
みながら芸術鑑賞の授業とは

羨ましいですね~

ディスカッション形式の授業でしたが、
聞いていると、結構みんな鋭い意見を
言っていて感心させられました。

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