目次
自分の絵を売るための現代的な方法
今の美術の指導者層が青春を謳歌した
景気の良い時代
絵は勝手に売れていきました。
画商も画家も今ほど工夫しなくても
食っていけたようです。
なので、美大の指導者は絵を売る方法は
知りません。当然教えられません。
残念ながら絵は生活必需品ではありません。
なので、良いものを作りしっかり
PRしない限り、まず売れません。
物が売れない時代ので尚更です。
今回は絵を売るための方法とコツを
私の現場での経験を踏まえ解説します。
絵画の販売の基本的な考え方
これはあらゆるビジネスに言えること
なんですが
売上=顧客数×売上単価×成約率
で決まります。
絵画の販売場合、この顧客数の部分が
とても少ないです。
個展で1週間の展示で絵が売れる枚数は
多くても10枚とかでしょう。
絵を売って稼ぐことは本当にできるのか?
小売り実店舗で、一週間で売れる商品が
10個なんてところはほとんどないですよね。
そこで、思い浮かぶ素朴な疑問として
絵を売って稼ぐことは本当にできるのか?
という疑問だと思います。
絵の販売をビジネスとしてうまく回していく
ためにはやはり、売上単価を上げるのが
最適な戦略でしょう。
そういった、ビジネス上での工夫をしていけば
絵を売って稼ぐ(展覧会を黒字化する)のは
不可能ではありません。
会場に在廊して、作品説明などをすれば
成約率アップも見込めますが、
お客様が気に入ったものしか売れないので
大幅な売り上げアップは見込めません。
なので、最高の作品をつくって、安くない
お値段で提供するという考え方で行きましょう。
絵画は消しゴムを売るような感覚で売ることは
出来ないんです。薄利多売は絶対NGなんです。
絵画を販売する罪悪感のある方へ
罪悪感、遠慮、安売りをしてしまいました。
絵の販売が趣味の延長でしかなかったのです。
後悔しか残りませんでした。
値段しかつけられない・・・」というのは、
今まさに自分が直面していることです。
今までは値段の付け方を
テキトーにしていました。
値段をテキトーにすると、
どうしても甘えが生じ、作品の仕上がりもつめが
甘いものになる気がします。
プロの画家、になるには、
金額を頂く責任をもって作品を
仕上げる必要がありますね。
メールなのですが、結構多くの方が
絵画の販売に対し、余計な罪悪感や遠慮
があり、不要な安売りをしてしまって
いるようです。
買う方は少ないです。
余裕のある方で、
多少高くても買います。
値段で売るという発想で売らないと
まわらないんです。
絵を売りたいという思いは恥ずべきものではない
絵を売りたい。
そんなまっすぐな思いを
なかなか表に出せない方は
実際多いものです。
絵を描いている方は繊細で
良い人が本当に多いため
セールスに対して罪悪感を
持っている方が多いのです。
画家がなかなか職業として
成り立たない理由の一つに
絵を描くのが好きな方は
優しくて良い人が多く
セールスに消極的だから
という側面があると思います。
しかし、値段以上の価値を
生み出し、それを求めてくれる
人に届けるということは
決して悪いことではありません。
むしろ、良いことでしょう。
そして、それができる画家が増え
画家が職業として認められるように
なり、世にその事実が認知されれば
次の世代の子どもたちは、きっと
何のためらいもなく素直に
「絵を売りたい。」
「画家になりたい。」
と言えるようになるんだと思います。
絵を描いて売るということ
絵を描くのには時間がかかります。つまり、絵を描いて売るということは
材料費と技術料に加えて、
莫大な時給を回収するということなのです。
いくら売れても、常にお金も時間もない
という苦しい状態でした。
描かないようにしています。
私は百貨店での活動が多いので、
こんな価格帯ですが、ギャラリーでも
2万円以下の絵は出さなくてよいと
思っています
絵画の販売にはネットでのPRが重要
ほぼ全ての人がスマホを持ち歩き
インターネットに常時接続できる昨今
ネットでのPRはとても重要です。
(このブログもスマホで見やすい
構成しています。)
ネットの発達で学生でも、ビジネス素人でも
勉強次第で情報を自由に発信できるように
なりました。
展覧会に人を呼ぶことも、ネットで絵を
売ることも個人で出来るようになったわけです。
これからはひょっとしたらギャラリーや
イベント企画者にマージンを払う必要も
なくなるかもしれません。
イベントで人を集めて絵画を販売してみよう
展覧会に人を集めるには様々な工夫が必要です。
お客様の似顔絵を即興で描くイベント
お客様と一緒に絵を描くワークショップ
絵の描き方を教えながら
描いて見せるライブペインティング
などなど開催すれば人が集まってくる
イベントを開くことは重要です。
グッズも販売してみよう
ポストカードやスマホケース、カレンダー
などなど
手軽に買えるグッズを展開することも重要です。
在庫になってしまうリスクもありますが
その場合お得様にプレゼントしましょう。
「あなたの絵とても気に入ったんだけど、
ちょっと手が出ないわ。
ポストカードとかあります?」
というお客さんは結構いらっしゃいます。
世界に一点の絵を描いて販売しよう
「これが私の作品だ。」
と言える作品を作りましょう。
プロの画家として活動し始めると
時間に追われ、枚数を用意することで
精一杯になることがあります。
しかし、どの作品も展覧会の主役をはれる
レベルでなくてはいけません。
脇役、引き立て役の作品は
ほとんど売れないものです。
逆に本当に良い作品は強気な価格設定でも
すぐに売れていくものです。
自分の絵を売る時のキラーフレーズ
絵の購入に迷うお客様の背中を押す
キラーフレーズがいくつかあります。
「私も気に入っている自信作の1枚です。」
「世界で1点しかない原画なので是非…」
「本気でプロの画家として活動しております。」
これらは、先輩の売れっ子作家や
ベテランの画商さんから聞いたフレーズ
の一例ですが、どれも効果的なものなんです。
このセリフの全てが嘘にならない
画家になる必要があるわけです。
絵を解説して販売してみよう
ピカソは素晴らしい絵画を数多く残しましたが、
もう生きていません。
今を生きているあなたが世界で1点の原画
実物をあなたの言葉で語ることで
伝わることがあります。
一人でも多くのお客様と知り合うためにも
会場で自ら作品を解説しましょう。
私の仲間うちでも、会場に来れない作家の
作品はなかなか売れないんです。
しかし時間には限りがありますし
自由時間は制作に費やしたいですよね。
なので、メルマガやTwitterのbotなどの
仕組みも活用し画家の言葉を
発信していきましょう。
絵を売るには作家仲間を増やそう
「知り合いに、絵画に詳しい方が居ない。」
「美術のことを語り合ったり共に切磋琢磨
できる仲間がいないため、
どうしたら良いのか分かりませんでした。」
こんな声をよくメルマガ読者の方から
頂きます。
自分と同じ夢を持つ作家仲間を持つことは
とても大切です。
絵を売るにはグループ展から始めるべし
幅広い方と情報共有できれば
チャンスもアイデアも広がっていきます。
作家活動を進める上で、情報共有できる
作家仲間の集め方としておすすめなのが
グループ展に参加することです。
グループ展を開けば、情報共有できる
作家仲間が増えるだけでなく、
展示会場の料金や、在廊時間、展示PR
などを分担することもできます。
仕事をしながら、作品制作もこなす
兼業画家は金銭的にも時間的にも
厳しく、作品枚数を十分に用意するのも
大変かもしれません。
また、とかくプロの作家は孤独な仕事に
なりやすいため、励ましあえる
関係を持つのは重要なんです。
そういった意味でも親しい作家
がいることは重要なのです。
また、親しい作家仲間が多ければ
多いほど、良い仕事がもらえることも
多くなります。
実際、私も様々な作家仲間に百貨店での
2人展に誘ってもらうことができました。
自分の絵を売るにはまず絵のニーズを想像しよう
原画を飾る
どんな場所にどんな額縁で飾るのか
絵の内容はもちろん、実際に絵を飾るとなると
日本では多くの場合額縁に入れて飾ります。
同じ絵でも額縁を変えた途端売れることも多く
作り手としても額装は重要です。
額装は華やかで明るいものが飾りやすく
良いようです。
売れる絵の条件とは
赤い絵
「赤い絵からは元気をもらえる。」
そう話すお客様は多いんです。
実際様々な色の花の絵を描く私も
赤い花の絵は売りやすいと感じます。
アメリカ大統領選でも赤の魅力効果を使い
赤いネクタイで演説をする候補も多いようです。
美人画
日本人が飾りやすいと思う絵は
花、動物、風景が基本ですが
最近は美人画も人気です。
人物画は売れない が基本ですが
美人画は例外のようです。
高級感漂う絵
やはり、絵を飾りたいお客様は鑑賞を通した
上質な時間を期待しています。
バラなど高級感あるモチーフや
金箔など高級感ある素材、額装であることは
効果的です。
水辺の絵
印象派好きな日本人はやはり
水辺の風景画が好きな方が多いです。
私の尊敬する先輩画家も水辺の風景画家として
大活躍されています。
また、水辺の風景画は風水的にも
良いらしく、贈り物にも向いている
でしょう。
明るい絵
せっかく部屋に絵を飾るのだから
きれいな絵が欲しいですよね。
ムンクの叫びのような絵画は
美術館で見てこそ、感動するのかもしれません。
動物の絵
円山応挙の子犬の絵は
見ているだけでなごみますね。
こういう可愛らしい絵は
いつまでも見ていられるので人気が高いです。
私も動物病院の壁画の仕事では子犬の絵を
描きました。
また今はちょうど飼い猫の肖像画のオーダーを
制作途中です。
横長の絵
どんなに素晴らしい絵でも、飾る場所が
イメージできない物は売れません。
丸形や楕円型の絵は飾りづらいようで
なかなか売れません。
横長の絵画は飾れる場所が多いためか
売りやすいんです。
ウェブデザインに使う
ウェブデザインの素材として
個人、企業が作品データを買うことがあります。
原画が手元に残り、収入も得られるので
なかなか良い仕事と言えます。
知人でも占いサイトのイラストを1年分(12枚)
や、印刷会社のカレンダーの原画1年分(12枚)
を作品データ提供という形で売った画家がいます。
展覧会の時に印刷会社へ企画をDMと共に
送ると良いでしょう。
グッズに使う
マグカップやスマホケース、カレンダーや
ジッポライターなどなど
様々なグッズに作品データを提供する
という仕事もあります。
展覧会の時に印刷会社へ企画を
DMと共に送ると良いでしょう。
自分の絵を売るにはお客様と直に知り合うのが王道
絵を売る方法として
王道かつ最高のやりかたがこれです。
絵の販売では多くの仲介サイトや会場が
マージンをとります。
しかし、お客様と直で知り合ってしまえば
絵の売り上げの100%を
画家が受け取れるわけです。
プロの画家として長く活動する
ベテラン専業画家の方々は直で
絵を買ってくださるお客様を
何人も抱えているものです。
私もつい最近、ようやくそんなお客様が
増え始めました。
そんな大切なお客様と
出会う方法について紹介します。
個展を開いて絵を販売する
最も基本的なやり方です。
重要なのは会場で来たお客様を
作家自身が直に接客します。
気になる方とは連絡先を交換しましょう。
会場のスタッフやお客様のご意見、評価は
プロを目指すうえで必ず役立ちます。
また、最近は展覧会巡りをされている
コレクターさんも多く、SNSで
拡散して貰えることもあります。
準備にはお金と手間がかかるので
赤字が続かないよう頑張りましょう。
始めの内は作家仲間を誘いグループ展を
やるのも効果的です。
イベントでお客様と出会う
デザインフェスのようなマーケットや
露店へ出品する方法です。
出品者も多いので、コネクションや
刺激を得られます。
ギャラリーに来ない層のお客様と
出会えるのもメリットです。
原画のみならず、ポストカードや雑貨
や冊子などの買いやすいグッズ展開を
すると知名度アップにもなり良いでしょう。
場所代や出店料がかかる場合もあるので
要確認です。
(出店場所の場所取りは重要なようです。)
海外に出る
日本と比べ海外は路上パフォーマンスの規制も
ゆるく、アートに関する理解もあるようです。
日本よりも気軽に絵を買う方も多いようです。
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自分の絵を売る方法としては公募展は微妙?
多くの美大生や若手画家が通る道が公募展です。
公募展に出品して絵を売るメリット
公募展のメリットは何より敷居が低いことです。
物によっては世界中の審査員に
絵を観てもらえます。
賞をとるとギャラリーで個展を開いてもらえる
ことも多く、自信のある方はおすすめです。
賞をとると賞金がもらえることもあります。
賞をとれば作家略歴が華やかになります。
参加費がかからないものもあり
送料のみで挑戦できるものもあります。
公募展に出品して絵を売るデメリット
大きいサイズ指定のものが多く
大作が苦手な作家にはむかない
方法ではあります。
公募展によっては、会場の集金装置に
なっていることも多く、審査料と引き換えに
賞状をもらって終わりということも多いです。
実際、数多くの賞をとった知り合いも
ほぼプロの画家にはなれていません。
公募展やコンペは一時的に知名度を
上げるためのお立ち台として活用
するのが良いようです。
公募やコンペをきっかけに飛躍した
作家は受賞による知名度アップを
生かして、別の何かを始めている
方ばかりです。
自分の絵をネットで売る方法
「実際のギャラリーで絵が
売れなかったからネットなら売れるはず。」
そんな幻想は持たないほうが良さそうです。
ネットで絵を売るのは
そんなに簡単ではありません。
絵を集めている方々はやはり実物の存在感で
選ぶというところがあります。
リアルの場で絵を売る方が
圧倒的に楽なのです。
画像だけではわからない素材感やスケール、
額装された時の全体感などが大事なわけです。
ですが、ある程度活動実績のある方には
この売り方は向いているかもしれません。
1度見たことがある画家の絵の場合
実物の雰囲気が想像できるからです。
実際、ブログに絵をアップするとすぐに
売約がつき、展覧会初日にほぼ完売でスタート
という強者も私の周りにはいます。
ブログで絵を売る方法
ブログの強みは検索エンジンから
人が来てくれる
つまり買う意志を持った人を集めやすい
という点です。
SNSと違い記事が流れていかず
ストックされていくため、努力次第で
一歩ずつ前に進めるんです。
はてなブログかwordpressで作るのが
おすすめです。
ブログで絵を売るメリット
・出費0で始められる。
・家にいながら絵を売れる
・100%の画料がもらえる。
ブログで絵を売るデメリット
・ブログづくりのノウハウが必要。
・ドメイン代やサーバー代の固定費がかかる。
絵を動画で紹介してみる
「絵 描き方」で検索すると制作風景が
早回しで流れる動画が出てきますね。
タイムラプス動画というそうですが、
この動画にテロップやスライドを足して
絵画をプレゼンする動画を作ってみましょう。
SNSで絵を売る方法
SNSで絵を売る時気をつけること
SNS上では膨大な情報や広告が毎日、
流れています。
SNSを眺める人もアヤシイ情報には
敏感なものです。
商品を売り込まれたい人はいないということ
を忘れてはいけません。
そして、SNSの基本的な役割は
「楽しい交流の場」です。
なので、SNS上でセールスすると
スルーされるのが関の山です。
SNSではブログ記事のシェア
などをして、ブログへの導線として
活用しましょう。
SNSの特性を生かして絵を売る
ある有名な社会学者によれば、SNSの実態は
「世界中の人をつなぐネットワーク」ではなく
「会ったことがある人同士の周辺のネットワ
ーク」なんだそうです。
この話に私はとても共感します。
これは絵を売ることにも通じているんです。
会ったこともない人の絵を画像だけで買う
というのはほぼないということです。
実際にあったり、何度も連絡を取り合ううちに
信頼を醸成し「この人の絵を買いたい」
と思うわけです。
実際、世界中に顧客を持ちSNSで絵を売る
先輩作家の方は顧客は前にあったことが
ある方がほとんどのようです。
TwitterやインスタグラムなどSNSで絵を売る方法
Twitterのハッシュタグ検索で
絵に興味がある人をフォローやいいねをしたり
メッセージを送れば
仲間を増やしたりもできます。
Twitterのbot(自動でつぶやく機能)を使えば、
ブログの記事やツイートを拡散できます。
Twitterやインスタグラムといった
SNSはあくまでも
「会話を楽しむ交流の場」としての
性格が強いので、SNS経由で絵を売る場合は
一度、メルマガやライン@へ誘導して
からの方が上手くいくでしょう。
メルマガやLINE@で絵を売る方法
メルマガやLINE@はプッシュ型のメディア
と言われています。
SNSとは異なり、セールスや展覧会告知、
オーダーメイド作品受注といった
売り込みにも向いているのです。
いきなり売り込んだりせずに
日常的に読者に向けて価値ある情報を
発信していって、信頼関係を築いておく
のがポイントです。
実際にブログを始めてみると、
「ブログを読んで来ました。」
というお客様が展覧会に来てくれます。
メルマガではブログ読者以上に
「濃いお客様」と繋がることができます。
LINE@はメルマガよりも手軽に発信できる
のがポイントです。
(メルマガは開封してもらい始めて読めるので)
メルマガ読者を数千人抱え、読者の中から
希望する方にオーダーメイド作品を制作して
生活している画家さんもいるので
メルマガはかなりおすすめです。
委託サービスで絵を売る
ART-METER
描いた絵画を測り売りで販売してくれる
オンラインショップです。
レベルによって単価が上がっていきます。
画家登録は無料で、売れた場合は画料の55%を
もらえるようです。
ここで知名度をあげ、売り出す
知名度を上げてからここで売る
どちらにも使えるサイトです。
ココナラ
ちょっとしたデザインなどをワンコインから
販売できるサイトです。
絵をオーダーで描くという感じですね。
オプションやコメントなどでお客様のニーズに
応えることをアピールできるので
活用してみましょう。
品ぞろえ豊富な方のほうが有利なようなので
意識してみましょう。
イラストや漫画が得意な方はSNSアイコン制作
などが人気なのでおすすめですよ。
ちなみに販売手数料は20~30%のようです。
SKIMA
ココナラが、あらゆる得意技を商品として
売っているのに対し、SKIMAはイラストに
特化したサイトです。
レベルはとても高いですが、イラスト上級者
はこちらの方が売りやすいでしょう。
メルカリ
こちらはかなり手軽に始められます。
フリマアプリのイメージが強いですが、
イラストやウェルカムボードの販売なども
人気のようです。
UT me!
作品データを入稿するとTシャツ、バッグ、
ポロシャツが作れ、販売までできます。
売れれば、発注から配送までユニクロが
やってくれるので在庫を抱えるリスクも
ありません。
1枚売れると300円のデザイン費がもらえる
サービスで副業として、かなりオススメです。
SUZURI
特に雑貨の販売に向いているようです。
在庫なし、登録料なしです。
UT me!と基本は同じですが、スマホケース
や雑貨などグッズの種類が豊富です。
またトリブン(売れた時貰える金額割合)
を自分で設定できるのも特徴です。
minne
ハンドメイドグッズ全般のショップです。
他にもBASEやイージーマイショップなど無料
で始められるネットショップもあります。
スマホアプリで絵を売る方法
こちらはとても手軽に始められる方法です。
スマホアプリで絵を売るメリット
・お金がかからない
・お客様候補が決まっていて手軽に売買できる
・支払いはアプリ会社がやってくれるので安心
では早速おすすめアプリを紹介していきます。
Creema(クリーマ)
似顔絵やイラストのオーダーが人気のようです。
プレゼントとしてのニーズも高まっている
ようです。
クラウドソーシングサービスで絵を売る方法
クラウドソーシングサービスとは、
仕事の依頼と請負を仲介するサービスです。
クラウドワークスが特におすすめです。
こちらは規模がとにかくおおきいため
すぐに仕事が決まるのがポイントです。
イラスト受注の仕事が特に人気なので
イラストが得意な人にはお勧めです。
最近ではラインスタンプやホームページ
制作用イラスト等の依頼も
増えているようです。
ネットオークションで絵を売る方法
プロの作家でも中にはネットオークションで
高額な作品を売り生計を立てる者もいます。
ネットオークションでは思いのほか
作品が充実していて驚きますよ。
自分の絵をネットで売りたい人におすすめの販売サイト
ネットで自分の絵を売りたい人に
おすすめの販売サイトを
まとめておきます。
ネットショップで絵を販売するコツは
できるだけ多くの人に見てもらうこと
なんです。
そこで、人気のサイトに複数登録しておく
というのが販売のコツなのです。
BASE
誰でも気軽に始められる
デジタルポートフォリオ兼
オンラインショップのようなサイトです。
最近ではインスタグラムとの連携も
しており、人気のサイトになっています。
カラーミーショップ
こちらは、BASEでは物足りない
本格的にネットショップを始めたい人に
おすすめのサイトです。
minne(ミンネ)
こちらも、最近テレビcmで有名な
人気サイトです。
絵画やポストカードの販売のみならず、
手作り品、ハンドメイド小物全般を
扱っています。
販売のコツのセミナーや
ハンドメイド教室を実店舗でも
展開しています。
Creema
こちらも、最近テレビcmで有名な
人気サイトです。
minne同様、絵画やポストカードの
販売のみならず、手作り品、
ハンドメイド小物全般を扱っています。
Bizseek
コチラはクラウドソーシングサービス
のサイトです。
Lancers・Crowdworks・ココナラ
などの他のクラウドソーシングサービス
と比べ
案件が多く、手数料が安いのが
特徴です。
Crowdworks
コチラもクラウドソーシングサービス
のサイトです。
スマホアプリ版も出ているので
誰でも手軽に始められるサイトです。
イラストAC
こちらはイラストの無料素材サイト
です。
1ダウンロードあたり、2.5円ほどの
収益があり、人気のイラストレーターは
月に10万円ほど稼ぐ者もいるようです。
自分の絵を海外向けに売るサイトEtsyとは
Etsyは世界中で最も使われている
ハンドメイドサイトで、
アートの販売にも向いています。
Etsyは自作の絵画を売りたい人にもおすすめ
Etsyという販売サイトは
初めて耳にする方も多いかもしれません。
Etsyはつい最近まで、登録作業が
全て英語で日本語に対応していなかったので
日本ではあまり注目されていなかったのです。
Etsyについては最近、メルマガ読者さんからも
話題にされることが多く、
今、自作の絵を海外に向けて売りたい画家
の間で注目のサイトのようです。
Etsyで絵を売るメリット
SNSから集客し絵を販売できる
TwitterやInstagramなどのSNSから
自分のショップに誘導できるため
影響力のあるSNSアカウントを
持っている人は有利に
絵を販売できるでしょう。
絵の販売価格を自由に決められる
絵は描くのに時間がかかります。
その上、しょっちゅう売れません。
そこで、「安くない値段で」
「濃いファンに」売る必要があります。
そういった意味で、
「自由に絵の値段を決められる」
というのは大きなメリットなんです。
販売する絵の審査がない
こういった販売サイトの場合、
ほとんど審査があるものですが、
Etsyには審査がなく描いた絵を
すぐに販売し始めることができます。
海外に向けて絵を売れる
やはり、絵を飾る習慣は日本よりも
海外の方が根付いています。
商圏が世界中に広がるというのは、
そういった意味でも、
大きなメリットなんです。
Etsyで絵を売るデメリット
絵の説明を英語でする必要がある
厳密には日本語での入力でもokなんですが、
英語で書いた方が
世界中の人に読んでもらえるため、
有利になるようです。
最近のgoogle翻訳はレベルが高いので、
日本語の説明をgoogle翻訳したものを
コピペでも問題ないとは思います。
ライバルが多い
絵は描くのに時間がかかります。
その上、しょっちゅう売れません。
そこで、「安くない値段で」
「濃いファンに」売る必要があります。
そんな話をしましたが、
そういった意味では、
「ライバルが多い」というのは
大きなデメリットです。
ライバルが多いとサイトの中で
目移りしてしまうので、
「濃いファン」になってくれる確率
も減ってしまうのです。
自分の絵を売りたい時注意すること
自分で描いた絵を売る場合は
その絵が色褪せや剥落、黄変などの
変化をしないか確認してから
販売しましょう。
水彩、油絵、日本画の各技法の
注意すべきポイントについて
まとめてみました。
水彩画を売る場合
水彩画の販売の際に注意したいのは
色褪せしないかです。
水彩画は他の技法の絵画に比べ
紫外線に弱いのです。
対策としては、紫外線カット機能
のついたアクリル板の額を使うのが
おすすめです。
油絵を売る場合
油絵の販売の際に注意したいのは
黄変しないかどうかです。
油絵の場合、コーパル樹脂や
リンシードオイルを使って描くと
時間が経つと黄色くなってきたりします。
黒っぽい絵の場合はあまり目立ちませんが
白っぽい絵、青っぽい絵の場合は
黄変が目立つので、コーパル樹脂や
リンシードオイルの代わりに、
ダンマル樹脂やポピーオイルを
使って描いてみましょう。
日本画を売る場合
日本画の販売の際に注意したいのは
剥落しないかどうかです。
日本画は岩絵の具を膠水で練り上げて
描きますが、作業工程が進むごとに
膠の濃度を薄めていく必要があります。
膠の成分は上の層に向かって浮かび上がって
くる性質があるので、
下の層ほど、濃く、上の層ほど薄くすると
絵の具層の中の膠の濃度が
ちょうどよくなるのです。
これを守らないと、表面の膠の濃度が
上がりすぎて、絵の具層が割れて
剥落してしまいます。
逆に絵の具に練りこまれた膠が薄すぎると
さらさらと、絵具が剥落してしまいます。
↓無料メルマガ読者から成功者がでました。↓
絵が売れない理由
独創性がたりない
どこかで見たことがあるような絵
誰にでも描けそうな絵
こういった絵を売るのは難しいんです。
テーマ、技法、モチーフ何でも良いですが
自分だけにしかない何かを持ちましょう。
因みに私は黒箔という銀を焼いた箔を
使っています。
このマイナーな箔を背景に張ってメノウ棒で
磨くという中世ヨーロッパの祭壇画で
用いられた技法のアレンジで制作しています。
伝統技法を参照しつつオリジナリティーを
追求しているんです。
絵をみたらすぐに誰の絵かわかる
というのは大事なんですね。
知名度が足りない
大野智さん、ジミー大西さん、西野亮廣さん
といった絵を描く有名人は多いですが
彼らの個展は絵も売りやすいことでしょう。
しかし彼らのような知名度のない
私たちは工夫が必要です。
有名人でも一般人でも同じことですが
いくらメディアに出ようが、実績を上げようが
人柄が好まれなければ、良い意味での知名度は
上がっていきません。
作品とそれを描いた作者が魅力的だから
作品は売れるのです。
展覧会会場でも、ネットで情報発信する時にも
この事実を覚えておきましょう。
作品自体のクオリティーももちろん重要ですが、
「あなたから買いたい!」
そう思われるような作家を目指すべきなんですね。
コレクター心を知らない
コレクターという絵を集める方々は作品は
もちろん、作者にも大きな興味を持っています。
作者が日々何を考え、生き、どんないきさつで
絵を描いているのか
という制作活動の全体に興味があり
絵を買うのだそうです。
あなたを知ってもらうことこそ
絵が売れていく近道と言えるのかもしれません。
コレクターさんのハートをわしづかみできる
作家さんは強いです。
コレクターさんは気に入った作家の絵は定期的に
買い求めてくださることも多く
画家から直接オーダーメイド作品を
注文してくださることも多いんです。
プロの画家として長く活躍されている
作家さんは例外なく、そのような
定期的に絵を注文してくれる
目の肥えたコレクターさんを
抱えているものなんです。
絵画の販売方法を初心者向けに解説
〇海外でも活動することです!
〇自分の絵は、とても日本ぽいので、
海外に販路を見つけたいと思います。
〇世界中で個展を開きたいです。
〇海外の画商に目を付けてもらい
海外展開し、号単価がトントン拍子に
上がっている状態になりたい。
〇ギャラリーで定期的に展示していますが
買う方は居られません。ネットで販売しては
どうかと夢みたいなことを考えています。
〇今は絵をインスタに簡単に並べています。
あと20枚位描いたら、HP、ブログ、SUZURI、
Zazzle、Twitter等しないといけないと思っています。
〇複製画の販売についてはどう思いますか?
これらは、絵画の販売方法について、
メルマガ読者の方から寄せられた声や質問
なんです。
みなさんの気持ちは本当に良くわかる
のですが、はっきり申し上げて
日本のギャラリーなどのリアルの場で
絵が売れないから海外やネットで絵を売りたい!
という発想にはかなり無理があります。
海外で絵画を販売したい方へ
海外で絵を売ることを夢見る
画家さんも多いようです。
確かに海外の方が大きい絵が売れやすい
ですし絵に興味のあるお客様も多いです。
「君の作品の中で一番大きいのをくれ。
なんだ~もっと大きいのはないのか?」
という縁起の良いエピソードも聞きます。
しかし、海外出展を斡旋する団体は
数多くありますが、いずれも高額な料金
をとるわりに、
現地の画商と話し合うなどの
ビジネスチャンスはほとんどなく、観光の
延長であることが多いと聞きます。
なので、日本のギャラリーで展示を開き、
しっかり自分で展覧会をPRしたり
絵の仕事を取ったりするようなビジネススキル
がない状態で
斡旋団体の力で海外にいっても
カモにされるだけでしょう。
もちろん、運よく良心的な画商さんと出会うことが
できればよいですが、良心的な画商さんを見抜く
ためにも、ビジネスセンスが必要です。
日本では絵が全く売れないけど、海外に行けば
私は売れっ子作家になれる。
というのはある種のユートピア思想みたいな
もので、現実逃避に私には見えてしまいます。
実際に今、海外でもアートマーケットがしっかり
機能しているのは、アメリカやイギリス、中国
などなど作家とマネジメントチームが協力して
うまく絵を売れている、ビジネス的に強い国
ばかりです。
以外にも、芸術の国、フランスではこのあたりが
弱いために、画家が絵を売って食べていくのは
ほとんど無理なようです。
ネットで絵画を販売したい人へ
ネットで絵を売る方法について
こんな形の質問を受けることがあります。
ギャラリーなどのリアルの場で絵が売れない
からネットで売りたい。
しかしこれは簡単ではないです。
ネットでの絵の販売は成功例を
いくつか知っていますが
全ての成功例に共通しているのが
【濃いファンがたくさんいる作家】
という点です。
絵画のネット販売の成功例①
百貨店美術画廊での展示経験が豊富で
百貨店の顧客の中にファンがたくさんいる
人気の画家さんは
百貨店のオンラインショップで複製画が
飛ぶように売れています。
絵画のネット販売の成功例②
他にもメルマガ読者が数千人いる
画家さんも、メルマガ読者の中の
「濃いファン」へ向けて、
オーダーメイド作品を販売して成功
されています。
絵画のネット販売の成功例③
他にも、既に圧倒的な知名度と
大量のファンをかかえる画家さんで
BASEなどのハンクラショップで
200万円近い値段の絵を
売ったりしています。
インスタで絵を売る方法
インスタで絵を売る方法を知りたい。
そんな方は結構多いようです。
ただひたすら、インスタに
絵をアップし続け絵が売れない…
絵の仕事が来ない…
そんな悩みがメルマガ読者の方から
寄せられることも多いのですが、
残念ながら私はあまり、インスタが
好きではなく、ブログでの集客に
集中しているため、
そんな方々に効果的なアドバイスが
できないでいました。
そんなわけでしばらくの間
歯がゆい思いをしていました。
ところが、ある日、
私が個展をやっていると
プロの画家さんで、インスタで
安定的に高単価の絵を売っている逸材に
出会うことができました。
そこで、今回はその方から聞いた
インスタで絵を売る方法を
シェアしようと思います。
簡単にまとめると、以下の3stepで
絵を販売するようです。
①絵に興味がある方が絵画鑑賞に
求めている価値や体験を想像して決める
②①で決めた内容について投稿文を書き、
それにちなんだ作品画像を日常的に投稿する
③インスタのフォロワーをLINE@に誘導し、
LINE@内で絵をセールスする
やや抽象的でわかりづらいと思うので、
彼女の投稿の具体例を挙げておきます。
彼女の場合は、絵画鑑賞を通して
自己対話を深め、人間関係の問題を
解決したい人をターゲットにしています。
絵画鑑賞を通して得られる「落ち着いた時間」、
「落ち着いた自分」をフォロワーに
提供するという発想です。
そんな投稿をインスタで日常的に行い、
気に入ってくれた方にはLINE@の登録へ
誘導し
LINE@内で、より深い内容の投稿を
日常的に行って、
時々絵のセールスをするようです。
典型的なリストマーケティングの構造を
生かして、
絵画の販売をやっているみたいですね。
大変勉強になる素晴らしい実践例だと
思うので、是非参考にしてみてください。
絵画を販売できる画家になる方法
今回の記事では、様々な絵画を
販売する方法をご紹介しました。
どの方法にも言えることなのですが
まず初めにあなた自身が
【あなたにとっての売れる絵】を
自覚していることが重要だといえます。
そして、この
【あなたにとっての売れる絵】は
一朝一夕にみつかるものではありません。
百貨店美術画廊やコマーシャルギャラリー、
人の入りの良いギャラリーやカフェギャラリー
をめぐり、
赤札(売約済みの絵の値札に貼る赤いシール)
がついている作品を数多く見ることで
売れる絵の特徴や法則性を見つけ出し、
それを考慮してあなたの得意分野で勝負
という感じで見つけ出すしかないのです。
また、実際に展示に参加し、お客様の様子
や、購入してくれたお客様の声を分析
することも効果的でしょう。
初めのうちは、
・お客の入りも良く
・展示料金も安い
・絵もよく売れている
カフェギャラリーを見つけて
作家仲間と一緒にグループ展
をやってみるのがおすすめです。
お金や在廊時間を分担できますし、
知恵を出し合ったり、情報共有できる
作家仲間も増えるのでおすすめです。
それが難しい場合は、絵を売った実績の
ある先輩作家に聞いてみたり、
自信のある絵を知人にプレゼントしてみて
意見を聞いてみるというのも良いでしょう。
いずれにせよ、リサーチが重要なんですね。
長い道のりではありますが、
是非実践してみてくださいね。
自分の絵を売る人に大切にしてほしい考え
自分の絵を売る人に大切に
してほしいことはズバリ
画家としての活動を続ける
ということです。
私は日本全国でこれまでに
合計100枚以上絵を売ってきました。
そして、数多くのコレクターの
方々とお話してきたのですが
絵を買ってくださった彼らの多くが
こんなことを言ってくださるのです。
「将来どんな絵を描くようになるのか
楽しみにしているよ。」
つまり、コレクターさんは画家の成長
を楽しみにしてくれているのです。
彼らの応援にこたえるためにも
画家として日々精進し成長
し続けたいものですね。
自分の絵を売る方法はいろいろある
今回は様々な絵を売る方法について
紹介しました。
ネットの発達した現代では実に様々な方法で
絵が売れます。
しかし、成功している方はまだまだ少ない
ようですね。
ネットを通した顔の見えない方法であるから
こそ、実際にお客様と会うことも大事だ
ということなんですね。
どの方法で絵画を販売するとしても
「この人の絵だからこそ買いたい!」
という状況を作ることが重要なんですね。
絵を売る方法をまとめると
・ブログやSNSを併用し画家の言葉を発信する。
・販売委託サービスを利用する。
といった感じですね。
それではまた