【画家必見】絵が売れるセールストーク3パターン

 

こんにちは画家の黒沼です。

今回は絵が売れるセールストーク
というテーマでお話していこうと思います。

目次

絵が売れる画家は作品の魅力を把握している

 

画家を目指す方から
こんな質問をよく頂きます。

自分の作品の魅力を的確に把握して
それを、お客様に伝え

絵を手元におきたいと思ってもらうコツ
が知りたいです。

という質問を頂きました。

まず初めに、
自分の作品の魅力を的確に把握する方法
についてお答えしていきます。

自分の絵の魅力を探す

これはとても難しいですよね…
難しい上に恥ずかしさもあると思います。

自分の絵の魅力を探す方法として
オススメなのは

周りの人から聞く
ということです。

自分の絵の魅力って
何だとおもいますか?

みたいな感じでコチラから
グイグイ聞いたりしなくても

展示の期間中、会場にいると
自然といろいろなコメントを
いろいろな人から聞くことが出来ます。

 

展示に参加したときに、会場スタッフや
お客様、作家仲間から話を聞いて、

「自分を再発見」するような形で
見つけると良いと思います。

 

絵が売れる画家は作品バリエーションが豊富

他の方法としては
自分なりに自信のある作風を3つ用意して

最も反応が良かったものを探す
という方法で見つけるのも良いでしょう。

実際にリアルの場で展示をして
いろんな人から感想をきくことで、

自然と自分の作品の魅力
というのは見えてくると思います。

 

どうしても部屋にこもって、
自分の頭だけで考えていては
見つからないと思いますね。

 

絵が売れるセールストークとは

さて、ここからは、絵が売れる
セールストークについてです。

自分の絵の魅力がわかり、強みを
生かした絵を用意できたとします。

もちろんこれだけでも
絵が売れていくことも多いですが

中には、「最後の一押し」が
必要なケースもあります。

 

絵の前でじーーっと悩んで
この絵を買おうか、やめておこうか

みたいに悩むお客様もいるのです。

あなたの絵に全く興味を持っていない
あなたの絵の前を素通りするような
お客様に絵を買ってもらうのは難しいです。

どんなセールストークをしても
聞いてもらえないと思います。

 

しかし、

絵の前でじーーっと悩んで
この絵を買おうか、やめておこうか迷う

こういうお客様はセールストーク次第で
売れることも多いです。

私も長い間、この
「最後の一押しの」セールストークで

どんなことを話せばよいのか
わからずにいました。

何を話せば、いやらしくなく、
お客様の背中を押せるのか?

わからずにいたのです。

 

 

絵を買うお客様は、優雅な時間を
過ごすために絵を見に来ています。

そんな場所でゴリゴリの売り込みを
するのはNGなわけです。

セールストークもあくまで
エレガントに行きたいわけですね。

ただこのエレガントな感じって
どんなものかわからなかったわけです。

 

いろいろな先輩作家や画商さんに
話を聞いたところ、良さそうな答えを
いくつか頂くことが出来ました。

 

絵が売れるセールストークの3つのパターン

絵を売るセールストークで意識したいのはこの3つです。

・制作中苦労したポイントを話す
・モチーフへのこだわりを話す
・技法へのこだわりを話す

などなど作品にまつわるストーリーを語って、
一点ものであることをアピールするのがポイントだと思います。

1つずつ具体的に解説していきます

 

制作中苦労したポイントを話す

これは例えば、

この作品は今までやったことのない
新しい描き方にチャレンジした
最初の一枚で

なかなか思い通りに進まず、
苦労したので、私にとっても
本当に思い出深い一枚に
なっております。

最終的に何とかここまで
仕上げることができたのですが

予想の3倍くらい時間が
かかってしまいました。

でもおかげで自分でも
気に入った作品にできました。

みたいな感じです。

 

制作に苦労したものの、最終的に
満足のいく作品にできた

という感じですね。

 

作家自身が気に入っている
作品である

というのもアピールしたい
ところです。

 

お客様の背中を押すうえで
作家自身のお墨付きは
重要なわけです。

 

お次はコチラ

 

モチーフへのこだわりを話す

これはお決まりのモチーフがある
画家さんは特に使えると思います。

そのモチーフを自分が
描き続ける意味や

そのモチーフが持っている象徴的な
意味合いなどを話すと良いと思います。

例えば、神様や仏様の絵を描く人なんかは

この神様は家族の安全を守る力を持った神様なので

家内安全のご利益がある
非常に縁起の良い作品と
なっています。

お家に飾ってみては
いかがでしょうか。

みたいな感じですね。

 

 

こういうモチーフのもっている象徴的な意味合いや
物語をコンセプトにする

という発想は美術の専門家は
嫌う人が多いですが

こういった
絵画にスピリチュアルな意味合いや
風水的な意味合いを持たせる

というのは日本の絵を買う人の間では
結構人気が高いんです。

お次はコチラ

 

技法へのこだわりを話す

 

これは私がよくやる作品説明ですね。

例えば

この絵は背景の部分に金箔を貼っていて
メノウで磨いて仕上げるという

1000年くらい前のヨーロッパの
宗教画の技法で描いているので

背景の部分が手をかざせば移るような
鏡のような仕上がりになっています。

見る角度によっても印象が変わる
絵になってますね。

といった感じです。

 

注意したいのは
説明がマニアックになりすぎないように
ということです。

そのこだわりの技法のおかげで、
絵の見た目がユニークになっている

というのが一目瞭然で
なければいけません。

よくこの絵の具の下にはこの色が
塗ってあって、さらにその下には~

みたいな説明を聞くことがありますが

これはちょっとわかりずらいですね。

その技法の効果が絵の見た目から
わからないことが多いのです。

 

また、技法が特殊な場合、その技法に
使う道具や画像付きの資料なんかを
会場においておき

説明の時に小道具として使うのも
良いと思います。

 

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