絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんな質問を頂きました。
「黒沼さんと違って、私には
人に語れることも、教えられる
こともないんです。」
「有名百貨店で展示をする
実績のある画家さんのブログ
だから黒沼さんは
上手くいったんだと思います。
私にはできません。」
こんな声を時々、メルマガ読者
の方から頂きます。
気持ちは良くわかるのですが、
本当にそうなんでしょうか?
あなただから、語れること、
あなたみたいな生き方を
してみたい人、
存在するとは思いませんか?
卑屈になりすぎてはいませんか?
今回の記事では現代の画家の
ためのオンラインでのPR方法
や販売方法について
紹介していきますが、
まず初めに
「あなただからこそ語れる
ことがきっとある」
そんな前提をもってこの記事
の続きを読んでみてください。
目次
絵のサイトを機械音痴で無名な私が作れたわけ
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についての説明の前に一つだけ
エピソードを紹介させて
ください。
というか少しだけ
自慢をさせてください笑。
美術系の大学を卒業したが、
そういう絵を売るための戦略
は全く学ぶ機会がなかった
ので、目から鱗でした。
孤独になりがちな作家活動を
一緒に頑張れる状況を作って
くださり有難うございます。
自分でネット上で調べようと
思っていた内容が、
一つに凝縮されている
動画講義でした!(メルマガで
公開中の動画講義)凝縮され
すぎて、
一度では吸収しきれません
でした。笑
何度も繰り返し見直す必要が
ありそうです。
これを一から調べ、実践し、
トライアンドエラーを
繰り返していたら、あっという
間に時間が過ぎてしまいます。
そういった意味では、今回の
動画は凄まじい時短に
繋がるはずです。
本当にありがたいです。
黒沼さんの苦労が、こうして
メディアを通して皆さんの
役に立っているのですね。
とても素敵なことだと思います。
これらはメルマガ読者の方から
頂いた声です。
こういった励ましの声を
頂けると、明日を生きる活力に
なるので本当に助かります。
さて、今回これらの声を紹介
させていただいたわけを
お話しします。
私は学生の頃から幸運にも
プロの画家として全国の
有名百貨店美術画廊で
展示させていただくことが
できました。
美大に通いながら、そんな経験
をできたわけですが、
アート市場の現場では、
有名美大では学ぶことの
できない非常に貴重なノウハウ
や事実を経験を通して
学ぶことができました。
そして、それらのノウハウは
有名美大でも教えてもらえない
上に、
ネットで調べてもほとんど
載っていないのです。
理由は簡単で、現役のプロの
画家で情報発信のスキルを
持っている者が
ほとんどいなかったからです。
なので、私は正直
「これはねらい目だ。」と
思いました。
私は知る限りの知識や経験を
ブログで公開し続けました。
正直、私は自分が積んできた
経験のユニークさには
自信がありました。
私の年齢でそんな経験を
している人がほぼ皆無
だったからです。
私の自慢話はここまでで、
ここからが役に立つお話しです。
しかし、そんな自信満々の私
にも最大のわかりやすい
アキレス腱がありました。
私は本当に機械音痴でした。
古いものが大好きで1000年前の
技法で絵を描いているような私
は
高校生の妹にパワーポイントの
使い方を教わるほどの
機械音痴でした。
そんな私も今では月間50000PV
の上位1%の影響力のある
オウンドメディアを運営
しているわけですが、
それには理由があります。
それは、私よりも少しだけ先を
行っていたブロガーにブログの
作り方を教えてもらったからです。
少し先を行く彼は、私にわかる
言葉遣いで、私が経験する全て
の困難の解決方法を
すぐに教えてくれました。
そして、私はそれを聞いて、
実践するとすぐに結果を
確認することができました。
教えてくれた彼にとって、
私のかかえる困難は、
ついこの間自分がクリアした
困難なので解決方法を
すぐに思いつくわけです。
彼の他にも、私のはるか先を
行くネットビジネスの専門家に
も教えてもらっていましたが、
私は彼らのペースについて
いけず、振り落とされて
しまいました。
私にとって、彼らのやりかたは
レベルが高すぎて理解できませ
んでしたし、
彼らにとっても、ビギナーの私
は見ていてもどかしい教え子
だったでしょう。
この経験を通して
「誰だって、少し先をいく人
に教えて欲しい。」
ということに気が付きました。
正直に白状しますが、私が教え
る生徒の中にも
「私にはこのスクールで学ぶ
のは早すぎたかもしれません。」
そう漏らす生徒さんも
いらっしゃいます。
(そんな場合はもちろん、
手とり足とり教えるわけですが)
今回私がお伝えしたいことが
見えてきたでしょうか?
あなたが小学6年生レベルの
ノウハウしかもっていなければ、
小学5年生以下を教えれば
良いのです。
小学5年生は高校生や大学生
から教わったら、
萎縮してしまうかも
しれませんよね。
あなただからこそ、
語れることがあり、
あなたからこそ
学びたい人はいます。
なので、臆さずに積極的に
情報発信をしていきましょう。
その先に効果的なネットでの
PRやセールスというのが
あるのです。
絵のサイトで無名な画家は絵画を売るのは難しいのか?
絵のサイトの作り方や作品のネット販売を
学んでいると、こう思うことがあります。
「有名人は楽で良いなぁー羨ましいなぁ。」
画家志望の方はきっと有名人が
個展を開いてニュースになるたびに
そう思うかもしれません。
大野智さん、香取慎吾さん、片岡鶴太郎さん
などなど、有名人で絵を描いて個展を開く
方は昔から多いですよね。
彼らの個展が人気を博すのは
なぜでしょうか?
それは、人気のある人が
【良い場所】で展示しているからです。
「○○さんの展示だから見に行きたい。」
そう思う方がたくさんいれば、会場を
賑わせることができます。
そして、会場をにぎわせることができる
画家が【良い場所】は展示できるでしょう。
【良い場所】は【良い顧客】を抱えており
そんな場所が賑わえば、当然絵が売れます。
この構造は何も芸能人に限りません。
世界を舞台に活躍する現代アーティストの
村上隆が森美術館で展示ができるのは
「村上隆さんの展示だから見に行きたい。」
そう思う方がたくさんいるからです。
(彼の場合はもちろん作品も超一級品ですが)
この構造は幸いなことに今の時代、ネットの力で
個人でも工夫次第で作りだすことができます。
絵のサイトなら無名画家でもネットで絵が売れる?
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんな質問を頂きました。
「ギャラリーでの絵の販売は
あまり上手くいかずネットで
販売してはどうかと夢みたいな
ことを考えています。」
こんな意見を頂くことが
時々あります。
もちろんネットで絵を売ること
は不可能ではありません。
成功例もいくつも知っています。
しかし、いくつか超えなくては
いけないハードルがあります。
結論から言うと、リアルの場で
絵を売る方が簡単なので、
そっちを達成してからネットで
の販売に挑戦したほうが
良いでしょう。
今回はリアルでの絵の販売の
経験がある人がネットで
絵を売る方法について
解説していきます。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その1:継続的に売れない
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
まずはじめに、なぜネットで
絵を売るのが簡単ではないのか
説明していきます。
アートメーターには10年前に
登録して最初はちょこっと
売れましたが、
その後は鳴かず飛ばずです。
しっかりとした手ごたえを
感じて、継続して絵が売れる
という状況を作りたいですね。
メルマガ読者の方から
こんなコメントを頂きました。
おっしゃる通りネットショップ
に登録して、売れ続けるのは
簡単ではありません。
一度絵を買ったお客様と作家
の間にはリアルほど親密な関係
は芽生えませんし、
ネットショップ内では
無数のライバルがいます。
正直リアルの場でも、同じ会場
にいる作家が多ければ多いほど
絵を売るのは大変です。
なので、アートフェアとかは
かなり単価が高くないと
成功は難しいと思います。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その2:安売りに巻き込まれる
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんな質問を頂きました。
アートメーターですごく
安い値段で数百枚売る画家が
いて、
それはそれで宣伝効果を狙って
のことなんでしょうが、
なんだか値付けがめちゃくちゃ
だなと引いてしまいましたね。
これもまた、おっしゃる通りで、
ネットショップでの絵の販売
では、
無数のライバルとの
安売り競争に巻き込まれます。
すると、顧客数と単価が必然的
に低くなるため、
濃いお客様に「高くても売れる
最高の絵」をお届けする
というやり方でしか成功
できません。
ネットショップで安売り競争に
巻き込まれず結果を出せるのは、
熱心なファンの多い作家
だけでしょう。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その3:SNSの特性を知らない
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんなコメントを頂きました。
今はInstagramに絵を
簡単に並べているだけです。
あと20枚位描いたら、HP、
ブログ、SUZURI、Zazzle、
Twitter等しないといけない
と思っていますが自信は無く、
どうしたものかと悩んでいます。
SNSの基本的は特性は
「楽しい交流の場」です。
楽しい交流の場でセールス
するものはいくらフォロワーが
いても無視されてしまいます。
SNSはブログへ誘導する
一つの入り口として
活用しましょう。
投稿内容は絵の仕事を通して
学んだためになる話や、
お得情報、思わずシェア
したくなる良い話、
ブログ記事のシェア投稿など
がおすすめです。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その4:情報発信のネタ切れ
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんなコメントを頂きました。
情報発信のネタがなくて
困ってしまっています。
こんなお悩みも頂くこと
があります。
確かに、記事投稿をしばらく
していくと、書くことが
なくなることがありますね。
ひょっとしたら、自分には
価値あるノウハウやエピソード
なんてない。
だから自分は情報発信に
むいていない。
そう思ってしまうかたも
いるかもしれません。
しかし、それは誤解です。
ただ、ネタが枯渇しただけ
なので、また刺激を与えれば、
アイデアは湧いてきます。
アマゾンで気になるジャンル
で検索し、気になる本を買えば、
きっと10記事は書けるでしょうし
作家仲間に絵の話を
ふっかければ、面白い意見を
もらえるかもしれません。
美の巨人たちや日曜美術館の
感想をまとめるだけで
1記事は書けるでしょう。
ネタの調達はいくらでも
やり方があり、
ネタさえあれば、感想を書く
だけで、
「あなただけの情報発信」が
できるものなんですよ。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その5:オンライン恐怖症
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんなコメントを頂きました。
オンライン集客、PRで不安な
ことは、本名や、顔を出し営業
するのが怖くて、
未だにチャレンジできていない。
こんなコメントも頂きました。
メルマガ読者の方と交流して
いて思うのですが
アートが好きな人は本当に
穏やかで善良な方が多く、
私自身感心させられます。
あなたのブログ記事や投稿を
時間をかけて、読んでコメント
をくれるような方は
ほとんどがあなたに関心の
ある方なので、
基本的に心配はいりません。
ごくまれに噛みついてくる人や
問題を起こす人はいるかも
しれませんが、
そんな人はどこへいっても
同じことをやっている困った人
である場合がほとんどです。
あなたのせいではないので、
そんな人は忘れて良いのです。
ノイジーマイノリティ、
サイレントマジョリティー
という言葉がありますが、
あなたに噛みついてくる
ノイジーな方は全体の
ごくごく一部です。
ごくごく一部の方を
気にするあまり、
あなたの情報発信で救われる人
が救われなくなるのは
もったいないですよね。
気にするのはやめましょう。
絵のサイトで無名画家がネットで絵を売るのが難しい理由その6:機械が苦手
絵のサイトの作り方や作品のネット販売
についてこんな質問を頂きました。
機械に弱い私
でもできるだろうか?
これもよく頂くコメントです。
私自身、本当に極度の機械音痴
だったので、よくわかります。
最近はYouTubeへの動画投稿者
が増えたこともあり、
あらゆるツールの操作方法
解説動画がたくさんあります。
そんな動画を作って投稿する
ような人たちはもちろん、
めちゃくちゃそのツールに
詳しい人たちなので、
動画のレベル、わかりやすさも
抜群です。
逆に、油絵の描き方解説動画
なんかは日本の場合、
動画投稿者が少なく、
まだまだブルーオーシャンなので、
動画で方法を学ぶのは
難しいかもしれません。
皆さんが作ってやりましょう笑。
絵のサイトで絵を売った画家の成功例その1:Instagram広告を海外向けに出す
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
日本ではあまり知られて
いませんが、
海外(英語圏)ではInstagram広告
による絵画の販売事例が
結構あるようです。
日本人でInstagram広告を
英語版で作って、絵画を販売
して成功している例も
あるようなので、
一考の価値ありです。
絵のサイトで絵を売った画家の成功例その2:メルマガ読者からの注文
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
ここまでの説明でも
触れてきましたが、
ネットで絵を売るコツは
濃いファンをいかに増やし
リーチするかで
勝負が決まります。
メルマガ登録フォームを設置
したオウンドメディア(ブログ)
を用意して、
そのブログ記事を
SNSでシェアする。
すると、あなたの情報発信に
興味を持った人だけが、
メルマガ登録してくれます。
メルマガ内ではあらゆる
オフレコで価値のある話を
していきましょう。
そして、定期的に
有料版サービスをセールスを
することで、収益化します。
この方法は
リストマーケティングという
手法で
準備に手間暇がかかりますが
手堅い方法です。
この方法でメルマガ読者の
ファンに向けてオーダーメイド
絵画を販売して成功した例を
知っています。
(ついこの間、
私も1件成約しました。)
絵のサイトで絵を売った画家の成功例その3:百貨店のオンラインショップで販売
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
百貨店美術画廊で展示を
繰り返し行っている
人気作家ともなると、百貨店側
からオンラインショップでの
作品販売を提案される
ことがあります。
オンラインショップに出ている
作家でも、知名度の高い、
濃いファンの多い作家の作品は
良く売れるようです。
一度、リアルの場で絵を見て
買った方が買うパターンが多い
らしく、
やはりリアルの場での
展示経験が重要なようです。
絵のサイトで無名画家が絵を売る時の考え方
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
ここからは、より深く
絵のサイト作りの考え方について
解説していきます。
知名度アップ
「私の絵は100人中1人が
気に入ってくれればよい。」
そんなことを言っている方を
時々見かけます。
確か人気取りに走るのは
良くないでしょう。
しかし、知名度をあげるための
PRや作品作りも考えなければ、
100人中の1人に出会うことが
できません。
オンラインでも、オフライン
でもいえることですが、
知名度が高ければ高いほど
濃いファンが多ければ
多いほど絵は良く売れます。
作品の良しあしも
もちろん重要なのですが、
「あなたの絵だから買いたい!」
そう言ってくれるお客様が
どれだけいるのかというのが
とても重要なのです。
そんなお客様に出会うためにも
露出は重要なのです。
人とのつながりを大切にする
きれいごとに聞こえるかも
しれませんが、
私は絵を売るたびに、
この教えの大切さを
実感させられます。
あなたの展示をまた見に行きたい。
あなたからまた絵を注文したい。
そんなお客様に画家は
支えられているのです。
売れっ子作家はそれだけ
多くの絵を買ったお客様が
いるわけで
どんな売れっ子作家でもそんな
お客様がいて初めて
神輿に乗れるわけです。
飾りやすい絵について考える
自分が表現したいものを
追いかけていると
これまでの自分よりも良い作品
を作ろうと熱くなっていると
ついつい、その絵がどんな空間
に飾られるのかイメージする
ことを忘れてしまいがちです。
その絵を飾りたい人は
果たしているのか。
その絵はどんな場所に
似合うのか
時々思い返してみましょう。
あなたにとっての売れる絵を見つける
・知名度
・人とのつながり
・飾りやすさ
ここまで、このあたりを
解説してきましたが、
もちろん「作家性」は重要です。
買うのが「あなたの絵で
なければいけない」
そう思ってもらうためには、
「あなたにとっての売れる絵」
を見つけ出す必要があります。
絵のサイトで無名画家が絵を売る方法
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
ネットや販売サイトで
絵を売る時にも
「あなたにとっての売れる絵」
をわかっていることは重要です。
あなたにとっての売れる絵を
見つけ出す方法を
まずは解説していきます。
売れっ子の作品を分析
いきなり、あなたにとっての
売れる絵、と言われても、
イメージできないでしょう。
まずは「良く売れる絵」とは
何かを知りましょう。
もう既に売れている作家の絵
のうち、自分と似たジャンル
の絵をリサーチしましょう。
売れっ子の投稿も分析
そして、その絵の作家が
どのような投稿をオンライン
でしているかを分析しましょう。
リアルの場でも展示をする
実際にリアルの場で、
展示することで、
お客様の反応を直接
見ることも重要です。
どんな絵の前で立ち止まるのか、
目をくぎ付けにされるのか
観察して、自分なりに原因
を考えてみましょう。
あなたにとっての売れる絵を描く
ここまで紹介したことを
実践していくと、
あなたにとっての売れる絵が
ぼんやり見えてきます。
そうしたら、あとはひたすら
描きまくって展示して
みましょう。
全く同じような絵を描くの
ではなく、
色彩やサイズ、キャンバスの
比率、額装、モチーフの種類
などの
バリエーションをある程度
持たせて描いてみましょう。
ワードプレスでブログを作る
黒沼さんのメディアは
「プロの画家を目指す人」
が集まるように出来ていて、
凄いなと思いました。
「絵を買いたい人」が集まる
ように出来ているオウンド
メディアはどのようなものか?
と興味を持ちまして、
検索してみましたが
見つかりません。
これは検索の仕方がおかしい
のかも知れません。
それで、もしそのような
メディアをご存知でしたら、
教えて頂く事は可能でしょうか。
こんな質問を頂きました。
この方は実際にリアルの場での
絵の販売経験があるようなので、
簡単ではないですが可能性の
ある試みだと思いました。
ちなみに、こんな回答を
返しました。
絵を買う人を集める
オウンドメディア作り
これはとても難しい問題です。
多くのECサイトがこれに
挑戦していますが、
あまり成果はあがって
いないようです。
難しい理由としては、
①絵は実物を見て買いたい人が
多い。
(高級品は実物を見て
買いたい人が大半であり、
絵画はその代表ですね。)
②多くのECサイトがアイコン
になる人を立てていない
(現代において絵は誰から買うか
がかなり重要なのです。
あなたの絵だから買いたい!
そう思うお客様が集まる
オウンドメディアを作れれば
可能性はあります。)
③絵を買う人が価値を感じる
情報とは何か 想像が難しい
からでしょう。
逆にこれら全てをクリア
できれば可能性はあります。
これら①~③のポイントを
抑えて記事を書き、
ブログを作れば可能性は
あると思います。
絵は実物を見て買いたい人が多い
絵を買う、高所得者層が
贅沢品を買う時、
ほとんどの場合、リアル店舗
で実物を見て買いたいようです。
モノが欲しくて買うという
よりも、展示会場で絵を見て
作家と話し、気に入ったものを
見比べた上で買い、
家に作品を飾って
優雅な時間を思い出す。
という一連の優雅な時間を
体験するためのお買い物が
したいのです。
アマゾンでポチって買うのは
ほとんどが安い商品なわけです。
そこで、重要になってくるのが、
リアルの場でも定期的に展示を
して、
お客様と交流することなのです。
ネットでの絵の販売で成功して
いる多くの人は、リアルの場で
絵を売ったことがある相手が
たくさんいて、
その相手に2枚目、3枚目の絵を
ネットで売っているのです。
アイコンになる人を立てる
先程も書いたように絵を買う人は
モノが欲しくて買うという
よりも、展示会場で絵を見て
作家と話し、気に入ったものを
見比べた上で買い、
家に作品を飾って
優雅な時間を思い出す。
という一連の優雅な時間を
体験するためのお買い物が
したいのです。
モノを売る時代から、
物語を売る時代へ
そんな上手いフレーズを
きいたことがあります。
一昔前の車のテレビCMでは、
燃費の良さや走行距離、低重心、
低騒音、排気量といった、
自慢できるモノのスペックが
アピールされていましたね。
しかし、最近では
「家族4人で楽しくアウトドア
に出かけられる」広々スペース
といった感じで、
購入を通して得られる人間の
物語をアピールしたものが
多いですね。
これは絵の買い物にも言える
ことで、売れっ子作家は
絵の解説をする時に、
難解なデッサン理論や芸術批評
については語らず
モチーフについての私的な
思い入れや、その技法を選んだ
私的な理由などの
作家自身の物語を
語るものなんです。
これをネットショップに反映
するにはやはり、作家自身の
写真や動画といった
人となりを感じさせる
見せ方をしたページを作る
必要があるでしょう。
多くのECサイトで絵の販売が
上手くいかない理由は、
このあたりにあると思います。
無数の作家の登録する
絵画販売サイトでは、
言うまでなく、一人一人の
存在感は薄れ、作品画像だけが
見えるページが出来上がります。
絵を買う人が価値を感じる情報
これは実は私が今でも
苦戦していることです。
絵を買いたい人、絵を見たい人
が価値を感じる情報とは何なのか?
難問です。
実際に絵を買う人と
交流しているのに…
画家になりたい人、絵の描き方
を教わりたい人、彼らが
求める情報は想像できます。
しかし、絵を買いたい人、
絵を見たい人彼らが欲する情報…
しっかりリサーチすれば、
わかるんでしょうが、
今のところ、決定打を
見つけられていません。
そして、別の問題として、
絵を買う人の欲する情報
・絵の飾り方
・絵と風水の関係
・インテリアとしての絵の選び方
・額縁の選び方
・絵の相場
・東京の展覧会の予定
などなどは、既に企業の運営
する強力なECサイトが
Googleの検索ランキング上位に
居座っていて参入しづらい
ということもあります。
SEOの勉強をする
やみくもにブログ記事を
書いていても仕方ありません。
Googleが評価する形で記事を
かかないと、どんな魅力的な
記事でも
表示すらされないのです。
SEOとはサーチエンジン最適化
(オプティマイゼーション)です。
Googleの検索エンジンが最適
だと思う記事を書くのです。
コツは見込み客が検索しそうな
キーワードを記事タイトルや
見出しに盛り込んで、
書くこと。
そのキーワードで検索した時に
1ページ目に表示される
どの記事よりも多い文字数で
記事を書くことです。
ブログ記事、SNSの投稿をする
実際に記事を書くことが
できたら、その記事を
SNSで拡散します。
Facebookページの
予定投稿機能や、
Twitterのbotを活用すれば、
あなたが絵を描いている間に
自動で記事を投稿してくれます。
メルマガやLINE@でファンを増やす
ここまでの準備が正しく
進んでくると、
あなたのブログにある程度、
見込み客が集まってきています。
そこで、その中で
「もっと、あなたの発信する
情報を知りたい。」
そんな方に向けた
メルマガ登録ページを
作りましょう。
メルマガ登録のお礼として、
見込み客が喜ぶような
プレゼントを用意しておくと
効果的にメルマガ登録者を
増やせますよ。
オンラインショップで作品を販売
メルマガ登録者の中には、
あなたの濃いファンに
なってくれるかたもいます。
そんな方は有料でもあなたの
情報をもっと欲しいという方も
多いので、
そんな方には最高のコンテンツ
を提供しましょう。
見込み客が満足するもの
であれば、形式は動画でも、
PDFでも、オーダーメイド作品
でも何でもよいのです。
販売サイトで作品を販売
メルマガでは定期的にセールス
を行いますが、
このセールスで
オンラインショップへ誘導する
のも良いでしょう。
絵のサイトで無名画家が絵を売るコツ
絵のサイトの作り方や考え方が
見えてきたでしょうか?
ここでは絵のサイトで絵を売るための
ちょっとした工夫を紹介します。
良い写真を用意
絵を買うお客様は写真を見て
購入を決めるわけなので、
最高の写真を用意しましょう。
買いたくなる商品名
「夕日の海の絵」、
「雪の山の風景画」
こんな感じでタイトルが
つけられた作品がたまに
見られます。
販売サイト内の検索で
ひっかかるために、
どうしてもこうなるのは
わかるのですが、
こういった検索キーワードの
盛り込みはタグ機能で
対策しましょう。
タグ
検索でひっかかるような、
タグをできるだけ多く
つけましょう。
見つけてもらえなければ、
売れることはもちろん
ありません。
自分と似たジャンルの作品で
売れているものについたタグを
参考に考えると良いでしょう。
投稿数
投稿数が少ないうちは、あなた
の作品が見込み客に表示される
可能性も少ないものです。
収入が発生するには、ある程度
の時間の登録枚数が必要に
なるので、
根気よく投稿を
続けていきましょう。
購入者の心理を考える
自分と似たジャンルの作品で
売れている作品の傾向を
分析しましょう。
そして、その商品をどんな
お客様が、どんな場所に
飾るために買ったのか
想像してみましょう。
はじめのうちは上手く想像
できず予想も外れるでしょうが、
この
予想→投稿→結果分析→修正
→予想
を繰り返すことであなたの
想像力の精度は
あがっていきます。
また、クリスマスの絵など、
季節物の商品は1か月前には
登録するようにしましょう。
ネットで絵が売れる販売サイト
ネットで創作物を販売できる
サイトは数多くありますが、
今回は1点物の絵画の販売に
向いたサービスを紹介して
いきます。
アートメーター
アートメーターは1点ものの
絵画の販売に特化した
サービスです。
販売実績を反映した画家の
点数のシステムがあり、
この点数とサイズで
販売価格が決まります。
販売実績を積めば積むほど
単価が上がっていくんですね。
ちなみに最高レベルのレベル5
になると自分で自由に
価格を決められるようです。
自動翻訳機能がついており、
英語表記サイトも自動で
表示されるため、
海外にも販売する
ことができます。
しかし、売り上げの45%を
アートメーターに支払う
というのがネックです。
(ネットショップにしては
やや高めです。)
BASE(ベイス)
BASE(ベイス)では無料で
ネットショップを作ることが
できます。
イラスト系も多いですが、
1点ものの絵画なども販売
されており初心者の画家向けの
ネットショップサービス
と言えます。
Instagramと連携する機能もあり、
利用するアーティストも
多いサービスです。
比較的新しいサービスですが、
中には1枚30万円以上の絵画を
売った者もいるらしく、
可能性のあるサービス
だと思います。
無料で商品撮影サービスや、
購入者へのメルマガ配信
サービスなどの
充実したサービスも特徴です。
minne(ミンネ)
minne(ミンネ)はハンドメイド
作品や雑貨のイメージが強い
かもしれませんが、
絵画や立体作品なども
扱っています。
世田谷にはミンネアトリエ
というスペースもあり、
価格設定や作品撮影方法、
販売のコツなどを教える
勉強会も開催されています。
テレビcmも放送され、
20万人以上が登録する
国内最大級の
手作り品販売サイトです。
作品広場
作品広場は絵画や版画、
立体作品など、幅広い
アート作品の販売を
行っているサイトです。
飾りたい場所別で
探せる作品販売ページや
初心者向けの作品撮影ガイドや
画像編集ガイドといった
充実した解説記事も
掲載されています。