個展で絵が売れない理由とは?天才画家も苦しんだ作家性の罠を解説





こんにちは!画家の黒沼です。

「自信のある作風の絵ばかり用意したのに
お客さんに見向きもされない…」

そんな悩みを持つ画家さんは多いようです。

 

今回はこの才能ある画家ほど陥りやすい
作家性の罠についてお話しします。

 

目次

【プロの画家が解説】絵画販売を阻む作家性の罠とは

作家性の罠とは簡単に説明すると、

「作風のはっきりした作家性の強い
画家の展示ほど、同じような絵ばかり
がならんだ、見ていてつまらない展示空間
になりやすい」

ということです。

これは知らないと陥りがちなミスで、
私もこれを知らなかったせいで、

絵が一枚も売れないという
悪夢の展覧会を経験したことがあります。

実際に多くのメルマガ読者さんが
この罠にはまっているようで、
たくさんのコメントを頂いています。

今回はその一部をご紹介します。

 

今の私が、まさに同じ色みの絵ばかりに
なっています。

色に統一性を出している方が良いと
判断してだったのですが、

絵をご覧になる方からしたら、色んな絵
が見たいはず、大変勉強になりました。
ありがとうございました。

 

このように作品の色みが似てくる
というのは1番多いケースだと思います。

作風が洗練されてくるとどうしても、
使いやすい色というのが出てくるものです。

絵画の販売は天才画家にも難しかった?

アメリカ、抽象表現主義の巨匠
ジャクソン・ポロックもこの作家性の罠
が原因で失墜してしまったらしいです。

ジャクソン・ポロックは世間に広く認められた、
このころの作風を死ぬまで守り続けた結果、

市場に飽きられてしまい、
絵が売れなくなってしまったようです。

 

ジャクソン・ポロックほどの天才画家でも
作家性の罠にはまってしまったんですね。

 

安定的に絵画を販売する方法とは

この問題は、【自分にとっての売れる絵】
の型を3つほどもっていると解決できます。

3つのスタイルをローテーションさせながら
制作する感じです。

 

 

市場の要請にこたえつつ、あなたの作家性の出た
作品が3種類ほどあれば、展示空間が豊かになり、

お客様の目を楽しませることもできますし、
同じような絵ばかりを描き続ける悲劇もなくなり、

作風進化の袋小路に迷い込むこともなくなります。

これを知っているだけで、多くの制作における
悩みから解放されると思います。

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