どうも黒沼です。
今回は東京都内の美術館情報を
紹介します。
今回は六本木、虎ノ門エリアの
美術館を取り上げます。
目次
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアーサントリー美術館
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/thX01KN2GY.jpg?resize=548%2C733)
サントリー美術館の見どころ
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/thEP1OJGN1.jpg?resize=728%2C546)
サントリー美術館では、「生活の中の美」を
テーマにコレクション、展示がなされています。
近代化以前の日本では美術は
生活の道具の一部分でした。
屏風や襖絵は部屋の間仕切りでした。
棗や茶碗は茶道具でした。
絵巻は物語や事件、歴史の説明に
用いられました。
掛け軸は床の間に飾られ
客をもてなすためのものでした。
根付は印籠(薬入れ)などの提げものが
帯から滑り落ちないための
すべり止めでした。
(このため必ず、紐を通す穴のある造形です。)
このように日本の美は常
に機能、用途をもっていたわけです。
工芸の世界でよく言われる「用の美」
即ち、道具が用途を十分に満たすため
作られた結果、美しい造形になる
というものです。
これは西洋近代以降の「純粋芸術」の価値観
即ち、芸術作品それ自体が自律的に価値を
持つので、芸術の造形に機能は要らない
という価値観とは対照的ですね。
サントリー美術館ではこのような
日本人が長らく大切にしてきた価値観
つまり、生活の文脈と一体となった
造形物の美を重宝しているようです。
サントリー美術館の
代表的なコレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/top_img011-300x225.png?resize=531%2C398)
国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」
手箱は平安時代より作られました。
元々は文具や化粧道具の入れ物でしたが、
時代が下ると、神への奉納物となりました。
したがって華やかな装飾が
施されるようになります。
本作には梅や桜などの30種類を超える
植物が描かれているようです。
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『鼠草紙絵巻』
鼠が人間の娘と結婚するが、本当の姿がばれて、
娘に逃げられてしまう物語。
室町時代当時の家財道具などの調度が
描かれているため、当時の生活が窺える一品。
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サントリー美術館は、五輪競技場のデザイン
でも有名な隈研吾氏により
デザインされました。
コレクションのみならず
有名建築家のデザインした
インテリアも見どころの美術館です。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/img_chashitsu1-300x189.jpg?resize=575%2C362)
併設されている茶室、玄鳥庵では
定期的に茶会も開かれるようです。
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー国立新美術館
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国立新美術館の見どころ
国立新美術館は国立美術館で初の
コレクションを持たない美術館
として誕生しました。
このような美術館は世界的にも珍しく、
国内外から注目されているようです。
国立新美術館は、世界的にも有名な
建築家の黒川紀章により
デザインされました。
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有名建築家のデザインしたインテリア、
外観も見どころの美術館です。
宙に浮くようなデザインのカフェや、
充実したミュージアムショップなど
おしゃれな空間も魅力のひとつです。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/img_national-art-center0021.jpg?resize=674%2C507)
また、アートライブラリーでは
全国の展覧会情報を検索できる
「アートコモンズ」も
利用でき、好評のようです。
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー21_21DESIGN SIGHT
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21_21DESIGN SIGHTの見どころ
21_21DESIGN SIGHTは三宅一生
の提唱によりオープンした
デザインに特化した美術館です。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/x8895.jpg.pagespeed.ic_.sgYmuKyaKa1-300x200.jpg?resize=561%2C374)
衣服、家具、家電、パッケージ、
雑貨などなど、日常生活に溢れる
デザインを考える美術館となっています。
21_21DESIGN SIGHTは、
世界的にも有名な建築家の
安藤忠雄によりデザインされました。
傾斜する巨大な一枚の鉄板が特徴の建築です。
これはディレクターのひとりの三宅一生
の提唱した「一枚の布」という
服作りのコンセプトを表現しているようです。
有名建築家のデザインした
インテリア、外観も見どころの美術館です。
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー森美術館
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森美術館の見どころ
森美術館は現代アートを中心とした
美術館で国際的にも評価の高い美術館です。
過去には村上隆の個展もここで開かれました。
「アート&ライフ」をモットーとする
森美術館では
現代アートのユニークな企画展が展開されています。
企画展と併せて、アーティストと
実験的プロジェクトを行う
「MAMプロジェクト」
映像作品を鑑賞できる
「MAMスクリーン」
日本をふくむアジアの現代アート作品の
コレクションをテーマに沿って
順次公開する「MAMコレクション」
などなど、どれも現代アートファン
には注目のイベントです。
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー森アーツセンターギャラリー
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森アーツセンターギャラリーの見どころ
森アーツセンターギャラリーは世界の有名な
美術館の展覧会から
漫画、アニメ、ファッションやデザイン
の展覧会など幅広い企画を展開しています。
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六本木ヒルズ森タワー52階の
広大なフロアを利用した
展示空間も見どころです。
森アーツセンターギャラリーは、
世界的にも有名な建築家の
リチャード・グラッグマン
によりデザインされました。
リチャード・グラッグマンは他にも
ニューヨークのホイットニー美術館や
ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館
などのデザインも手掛けています。
有名建築家のデザインした
インテリア、外観も見どころの美術館です。
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー泉屋博古館 分館
泉屋博古館 分館の見どころ
泉屋博古館 分館は京都にある
泉屋博古館の分館として誕生しました。
泉屋博古館は住友家の
美術コレクションを展示しています。
コレクションのジャンルは
浅井忠やモネなどの近代洋画、
木島櫻谷の日本画、
江戸時代の能面や能装束、茶道具など
多岐にわたります。
泉屋博古館 分館の代表的な
コレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/木島桜谷_柳桜図1-300x73.jpg?resize=728%2C177)
木島櫻谷 「柳桜図屏風」
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアー菊池寛実記念 智美術館
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菊池寛実記念 智美術館の見どころ
菊池寛実記念 智美術館は
現代陶芸のコレクターの菊池智の
コレクションをもとに誕生しました。
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藤本能道、富本憲吉などの陶芸家
の作品とともに
ユニークな展示空間も楽しめる
美術館となっています。
菊池寛実記念 智美術館の
代表的なコレクションはこちら
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藤本能道
『霜白釉釉描色絵金彩花と虫図六角大筥 』
東京のおすすめ美術館:六本木、虎ノ門エリアーパナソニック汐留ミュージアム
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パナソニック汐留ミュージアムの見どころ
パナソニック汐留ミュージアムは
20世紀フランスの画家
ジョルジュ・ルオー
専門の美術館です。
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ジョルジュ・ルオーの作品を常設展示する
ルオーギャラリーはもちろん
ルオーの親族が手掛けたグッズも並ぶ
ミュージアムショップ
も見どころです。
ジョルジュ・ルオーの展示のみならず、
パナソニック汐留ミュージアムでは
パナソニックにちなんだ「建築・住まい」、
「工芸、デザイン」をテーマとした
展示も展開しています。
まとめ
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/getty-centre-2371720_1920-300x200.jpg?resize=677%2C451)
今回は六本木、虎ノ門エリアの
有名な美術館を紹介しました。
気になる美術館は見つかりましたか?
それでは今日はこの辺で
コチラの美術館もおすすめです。