どうも黒沼です。
今回は東京都内の美術館情報を紹介します。
今回は恵比寿、目黒エリアの
美術館を取り上げます。
目次
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―原美術館
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/01-1-300x206.jpg?resize=706%2C485)
原美術館の見どころ
原美術館は実業家の原邦造の邸宅を
孫の俊夫が美術館にしたものです。
欧米では社交の場で現代アートが
話題となるのは一般的ですが、
これを知った俊夫が
「作品の価値を自分で決められる」
現代アートに惹かれたのが
オープンの理由のようです。
原美術館の代表的なコレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/a773ec7c6bd99d0acfa9348eea55eab11-300x200.jpg?resize=645%2C430)
「My Drawing Room」奈良美智
世界的に有名な現代アート作家
奈良美智の作品です。
自身のアトリエをイメージした作品で、
2004年に開催した個展での展示が
そのまま常設展示となった作品です。
時々未だに奈良美智自身が訪ね、
小物を足したりするらしく
何度訪ねても楽しめる作品となっています。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/thLOZ73MYK.jpg?resize=468%2C468)
「時の連鎖」宮島達男
真っ暗な展示空間の中に数字を刻む
LEDデジタルカウンターを見せた作品です。
「それは変化し続ける」
「それはあらゆるものと関係を結ぶ」
「それは永遠に続く」
という宮島達男のコンセプトを
反映した作品となっています。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/940d149a88298e285d30c3d69b0017111-300x225.jpg?resize=627%2C470)
森村泰昌「輪舞」
このように原美術館には数多くの
インスタレーション作品が
展示されています。
インスタレーション作品とは
場所や空間を作品として
鑑賞者にまるごと体験させる作品です。
インスタレーションは元々は
ミニマルアートの彫刻から
生まれた流れです。
それまで彫刻作品は
台座の上に飾られることが多かったんです。
しかしミニマルアートのように、
作品の造形をシンプルにしていき
台座もなくなると、彫刻作品それ自体よりも
彫刻の展示空間全体が印象的な
展示状態になります。
ここから生まれたのが、展示空間全体を
鑑賞させるインスタレーション
というわけですね。
原美術館は銀座・和光本館や
東京国立博物館本館なども手掛けた
有名な建築家の渡辺仁
によりデザインされました。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/s_955_sub002-200x300.jpg?resize=459%2C689)
白を基調とした昭和モダンな雰囲気
漂う建築も魅力的です。
コレクションのみならず、有名建築家の
デザインしたインテリアも
魅力的な美術館です。
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―東京都写真美術館
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/607-011-225x300.jpg?resize=431%2C575)
東京都写真美術館の見どころ
東京都写真美術館は
「記録」「報道」「作品」
とあらゆる目的で撮られた写真を
コレクションしており、
写真の歴史を展示しています。
19世紀以降、写真は紙に
やきつけられるようになります。
コンパクトカメラの普及と相まって
「報道」や「芸術」の現場で
活躍するようになります。
東京都写真美術館には、歴史資料として
重要なものから、新進作家の作品まで
幅広いジャンルのコレクションを
展開しています。
東京都写真美術館の
代表的なコレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/Original_10787_11-199x300.jpg?resize=420%2C633)
「サン・ラザール駅裏、パリ」
アンリ・カルティエ・ブレッソン
少年が画面左から右へ走り抜ける一瞬を
とらえた作品です。
コチラの作品は
当時とても斬新なものでした。
当時は写真といえば、ポーズをとる
静止したんモデルを撮影する
というスタイルが一般的だったからです。
この作品は一瞬をとらえたスナップショット
が作品になった最初の例なんですね。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/写真:ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット 《植物の葉》「自然の鉛筆」より 1844年1-245x300.jpg?resize=447%2C547)
「植物の葉」写真集「自然の鉛筆」より
ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット
世界最初の写真集が
この「自然の鉛筆」といわれています。
現存するものは15冊で、そのうちの1冊が
東京都写真美術館に
コレクションされています。
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―松岡美術館
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/dcf_04795b45d1-300x225.jpg?resize=588%2C441)
松岡美術館の見どころ
松岡美術館は実業家の松岡清次郎の
古代美術品のコレクションを
公開するために創設されました。
古代エジプト、メソポタミア、
ガンダーラ美術、中世ヒンドゥー教彫刻
などの遺物
書画や陶磁器、シャガールやルノワール
といった近代絵画まで
豊富なジャンルのコレクションが
展示されています。
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―東京都庭園美術館
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東京都庭園美術館の見どころ
東京都庭園美術館は旧皇族の
朝香宮夫妻の元邸宅を
公開したものです。
建設当時フランスで流行した
アールデコ様式を取り入れた
壮麗な雰囲気のインテリアが特徴です。
アールデコ様式は1910年~1930年に
流行した装飾スタイルです。
絵画、ファッション、建設、家具と
様々なジャンルに取り入れられました。
それ以前には、花や蔦といったモチーフの
曲線的な美を取り入れた
アール・ヌーヴォー様式
が流行っていました。
これに対し、アールデコ様式は直線的で、
幾何学模様からなっています。
このため、アール・ヌーヴォーには
できなかった、工場での大量生産が可能
になり、急速に浸透していったようです。
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―山種美術館
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山種美術館の見どころ
山種美術館は山種証券(現SMBCフレンド証券)
の創業者の山崎種二
が画家たちと交流を経て、創立しました。
この美術館創立には横山大観の
「世の中のためになることをやったらどうか」
という一言がきっかけとなっているようです。
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/5_山種美術館-044-○企画展示室-202_HP1-300x200.jpg?resize=714%2C476)
山種美術館は明治以降の日本画を中心に
1800ものコレクションを誇っています。
山種美術館の代表的なコレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/thUCVYR7WW-132x300.jpg?resize=266%2C604)
「炎舞」速水御舟
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「蛍」上村松園
東京のおすすめ美術館:恵比寿、目黒エリア―郷さくら美術館 東京
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郷さくら美術館 東京の見どころ
郷さくら美術館は昭和生まれの日本画家の
作品を中心にコレクションしています。
本館は「三春滝桜」の近くの
福島県郡山市にあります。
東京館も桜の名所の目黒につくられ、
いつでも桜を楽しめるよう、
桜を描いた屏風絵を多く展示しています。
郷さくら美術館の
代表的なコレクションはこちら
![](https://i0.wp.com/kurohaku.com/wp-content/uploads/2017/09/16_museums_in_spring1-300x152.jpg?resize=695%2C352)
「櫻雲の目黒川」中島千波
まとめ
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今回は恵比寿、目黒エリアの
有名な美術館を紹介しました。
気になる美術館は見つかりましたか?
それでは今日はこの辺で
コチラの美術館もおすすめです。