どうも黒沼です。
今回は東京郊外の
美術館情報を紹介します。
目次
ポーラ美術館
ポーラ美術館の見どころ
ポーラ美術館はコレクターで
ポーラ創業者の鈴木常司の
40年にもわたるコレクション
から創立されました。
1万点を超えるコレクションの中心は
モネ、ピカソ、ルノワール
といった印象派~20世紀の西洋絵画です。
他にも、黒田清輝、岡田三郎助、
横山大観、杉山寧といった
日本人画家の作品も充実しています。
工芸品のコレクションも数多くあり、
ルネ・ラリックやエミール・ガレの
ガラス工芸品、
日本や中国、韓国といった
東洋の陶磁器も見られます。
ポーラ美術館の見どころの一つは
ポーラらしい化粧道具のコレクションです。
江戸時代に嫁入り道具であった、
化粧道具やヨーロッパの化粧セットなどを
幅広く展示しています。
ポーラ美術館の代表的なコレクションはコチラ
『レースの帽子の少女』ピエール・オーギュスト・ルノワール
『アザミの花』フィンセント・ファン・ゴッホ
箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館の見どころ
箱根ガラスの森美術館は
ヴェネチアン・グラス
を数多く展示しています。
館内はヨーロッパ貴族の館を
イメージした庭園があり、
クリスタルガラスのアーチなどが
展示されています。
ヴェネチアン・グラスの黄金時代
である16~17世紀のゴブレットや
現代のガラスアートまで
幅広くガラス作品を展示しています。
箱根ガラスの森美術館の代表的なコレクションはコチラ
『点彩花文蓋付ゴブレット』
箱根ラリック美術館
箱根ラリック美術館の見どころ
箱根ラリック美術館はフランスを
代表する工芸作家の
ルネ・ラリックの軌跡を
たどる美術館となっています。
ルネ・ラリックは宝飾デザイナー
として活躍したのち、
ガラス工芸家に転身し
数多くの作品を残しました。
アール・ヌーヴォー、
アール・デコの代表的作家
として取り上げられることも
多い作家です。
またオリエント急行の内装を
手掛けたこともあり、
館内にはルネ・ラリックの
手掛けたオリエント急行が
展示されています。
箱根ラリック美術館の代表的なコレクションはコチラ
ブローチ『シルフィード』
花器『つむじ風』
彫刻の森美術館
彫刻の森美術館の見どころ
彫刻の森美術館では
広大な庭園に巨大な彫刻が
数多く展示されています。
ヘンリー・ムーアや
ロダン、岡本太郎、ピカソ
などの多彩な立体作品から、
子供が登って遊べる
「プレイスカルプチャー」まで
様々な彫刻作品が楽しめます。
彫刻の森美術館の代表的なコレクションはコチラ
『弓を引くヘラクレス』エミール・アントワーヌ・ブールデル
横浜美術館
横浜美術館の見どころ
横浜美術館は横浜開港以来、
数多くの近現代美術を
コレクションしてきました。
ポール・セザンヌの絵画や
岸田劉生、藤田嗣治といった
日本人画家の作品まで、
幅広いジャンルの作品が
展示されています。
横浜美術館は東京都庁の設計
でも有名な建築家の丹下健三
によりデザインされました。
重厚なシンメトリーの外観と
吹き抜けのギャラリーが特徴
の建築です。
有名建築家のデザインしたインテリア、
外観もコレクションと並んで
見どころの美術館です。
DIC川村記念美術館
DIC川村記念美術館の見どころ
DIC川村記念美術館の見どころは
何といっても、
「ロスコルーム」を始めとする、
コレクションのための展示空間でしょう。
DIC川村記念美術館は
「美術館の主体はあくまで
コレクションにあり、
企画展や特別展はそこから派生する」
というポリシーを掲げています。
このため、常設展示の後に企画展、
特別展を見せる導線が
常に組まれているようです。
コレクションにはモネやルノワール
といった印象派の作品から、
シャガールや藤田嗣治といった
エコール・ド・パリの作品、
マーク・ロスコやサイ・トゥオンブリ―
といったアメリカ美術にわたっています。
DIC川村記念美術館の代表的なコレクションはコチラ
『広つば帽を被った男』レンブラント・ファン・レイン
ホキ美術館
ホキ美術館の見どころ
ホキ美術館は実業家の保木将夫
がコレクションした写実絵画を
展開しています。
建築もとてもユニークな構造で、
3層に連なる長い回廊のギャラリー
となっています。
入館当日は何度でも出入りできるので、
緻密な作品をじっくり鑑賞できる
美術館となっています。
ホキ美術館の代表的なコレクションはコチラ
『白デルフトと染付の焼物の静物』青木敏郎
市川市東山魁夷記念館
市川市東山魁夷記念館の見どころ
市川市東山魁夷記念館は20世紀を
代表する日本画家の東山魁夷が
多くの時間を過ごした市川市
に創立されました。
「人間・東山魁夷」をコンセプトに、
作品のみならず、
愛用品や直筆の書なども展示されています。
東山魁夷の人となりが見えてくるような
展示を展開しています。
埼玉県立近代美術館
埼玉県立近代美術館の見どころ
埼玉県立近代美術館は印象派の作品や
埼玉ゆかりの作家の作品など、
幅広い収蔵作品を様々なテーマで
紹介しています。
埼玉県立近代美術館は
イームズやマッキントッシュ、
などの優れたデザインの椅子を展示しており、
実際に座ってみることもできるようです。
埼玉県立近代美術館の代表的なコレクションはコチラ
『エラ二ーの牛を追う娘』カミーユ・ピサロ
群馬県立近代美術館
群馬県立近代美術館の見どころ
群馬県立近代美術館は
日本と中国の古美術からなる
「戸方庵井上コレクション」や
西洋近代絵画、日本の近現代美術、
染織作品と,幅広い分野のコレクションを
展示しています。
湯浅一郎や山口薫など、
群馬にゆかりのある作家の作品も
充実しています。
群馬県立近代美術館は世界的にも
有名な建築家の磯崎新により
デザインされました。
有名建築家のデザインした
インテリア、外観もコレクションと
並んで見どころの美術館です。
群馬県立近代美術館の代表的コレクションはコチラ
『読書するふたり』ピエール・オーギュスト・ルノワール
宇都宮美術館
宇都宮美術館の見どころ
宇都宮美術館は宇都宮市制100周年
を記念に整備された
「うつのみや文化の森」に
1997年に開館されました。
「地域と美術」、「生活と美術」、
「環境と美術」の3つのテーマで
マグリットやシャガール、
カンディンスキーといった
20世紀の画家の作品を展示しています。
他にも宇都宮市ゆかりの美術作品、
グラフィックデザインやプロダクトデザイン
も充実しています。
宇都宮美術館の代表的コレクションはコチラ
『鎮められたコントラスト』ワシリー・カンディンスキー
笠間日動美術館
笠間日動美術館の見どころ
笠間日動美術館は
日動画廊の創業者の長谷川仁
により創立されました。
館内は3つの展示室と
野外彫刻庭園からなっています。
コレクションには、ルノワール、
モネ、ドガといった
近代フランス絵画やアメリカ、日本
の現代美術などがあります。
鴨居玲、梅原龍三郎、東郷青児
といった日本人画家のパレットの展示
もあり、
画家の個性が垣間見える
興味深い展示となっています。
まとめ
今回は東京近郊の有名な
美術館を紹介しました。
気になる美術館は見つかりましたか?
それでは今日はこの辺で
コチラの美術館もおすすめです。