絵の具に混ぜる水の量を絵の具の種類別に徹底解説 

こんにちは!画家の黒沼です。

今回は
絵の具に混ぜる水の量
について解説していきます。

絵を描く方には絶対に役に立つ内容なので
是非チェックしてみてください。

目次

絵の具に混ぜる水の量が問題

 

どうすれば細かくリアルな絵
を描けるようになるでしょう?

どうしても絵の具で
細い線が引けません。

こういうお悩み相談を頂く
ことはかなり多いのです。

 

こういったお悩みを持つ
画家さんはほとんど場合

・絵の具のコンディションが悪い
・筆のコンディションが悪い

このどちらかのせいで、
筆で細い線を引けない状態になっています。

そしてこの問題を解決する上で重要なのが
絵の具に混ぜる水の量なのです。

絵の具に混ぜる最適な水の量は
絵の具の種類によって変わってきます。

それぞれ解説していくので
是非チェックしてみてください。

 

絵の具のコンディションが悪い

絵具のコンディションとは

水の分量のことです。

細くて不透明な線を引きたい時には
絵の具の水の分量を微妙に
コントロールする必要があります。

水が少なすぎると筆先にボタっと
絵の具がついた状態になるので
細い線が引けません。

水が多すぎると、絵の具の透明度が
上がりすぎて下に塗った色が
透けて見えてしまいます。

絵具のチューブから出した
ままでは固すぎで

筆で水を加えると
透明度が上がりすぎ

になってしまうので

チューブから出した絵の具に
ちょっとだけ水を混ぜて

柔らかめのマヨネーズくらいの硬さ
の絵の具を作りたいわけです。

 

筆のコンディションが悪い

筆の先が割れていて
狙ったところに線が引けない

これが原因で細かいリアルな絵
を描けないと嘆いている画家さんも
結構います。

この筆が割れてしまう原因が

筆で絵具を混ぜている
ということです。

筆が悪くなり、毛先が割れる原因は
筆の根元に絵の具が貯まる

ということです。

 

筆で絵具を混ぜていると、筆の根元
まで絵の具が染み込み、

毛先が割れる原因になるわけです。

 

そこまで神経質になることはないですが

1本ウン万円もするような
高級の水彩筆で絵具を混ぜるのは
やめたほうが良いでしょう。

私は普段、パレットで絵具を混ぜるとき
筆はほとんど使いません。

 

筆は画面に絵具をのせる
ためにしか使わないのです。

じゃあ絵の具を混ぜる時、何を使うのか?
答えはペインティングナイフです。

この方法はこの記事の最後で
詳しく解説していきます。

ペインティングナイフで狙った色を
作る方法を動画でも解説しているので
是非チェックしてみてください。↓

透明水彩絵の具に混ぜる水の量

透明水彩絵の具は大量に水を混ぜて、
色水のような状態の絵の具にして
使う前提で作られています。

真っ白な紙の上に半透明な
色のセロファンを

何枚も張り付けていくような
使い方をするわけです。

また、完成間近の段階では、
やや固練りの状態で
使うこともできます。

このような透明水彩絵の具らしい
使い方を動画でも解説しているので
是非チェックしてみてください。

ポスターカラーに混ぜる水の量

ポスターカラーはマットな塗り
に向いている画材です。

ポスターやグラフィックデザインのような
マットでペタッとした
色面を塗るのに向いています。

基本的な性質はアクリル絵の具と
ほぼ同じなのですが、

大きな違いが乾燥後の耐水性です。

 

アクリル絵の具は乾くと耐水性になりますが
ポスターカラーは乾燥後も水溶性です。

なので、ポスターカラーで重ね塗りを
するときには下の絵の具層が
剥げないように

丁寧に塗っていく必要があります。

 

ポスターカラーはマットな塗りが
持ち味なので、

水は少しだけ混ぜましょう。

絵の具の硬さが、柔らかめの
マヨネーズくらいになるくらい
水を混ぜると良いでしょう。

アクリル絵の具に混ぜる水の量

 

アクリル絵の具は非常に様々な
使い方ができる画材です。

透明水彩絵の具のように
色水のような使い方もできます。

(透明水彩絵の具ほどの
透明度はないです。)

ポスターカラーのように
マットな色面を作ることもできます。

 

最もコントロールしやすい硬さは

柔らかめのマヨネーズくらいに
なるくらいの硬さなので

少しだけ水を混ぜると良いでしょう。

このようなアクリル絵の具らしい
使い方を動画でも解説しているので
是非チェックしてみてください。

 

水と絵の具を最適な分量で混ぜる方法

さて、ここからが重要なお話です。

ほとんどの画家さんが
絵の具を筆で混ぜているせいで

絵の具のコンディションを
コントロールできていないのです。

皆さんは絵の具を混ぜて使う時、

筆に水を含ませてパレット上で
色を混ぜると思います。

(透明水彩絵の具で描く場合は
こういった方法でも良いかもしれません。)

 

この方法だと、絵の具は色水のような
硬さになってしまうことが多いです。

絵の具に加える水の量を微妙に
コントロールできないわけです。

ここからは絵の具に加える水の量を
絶妙にコントロールし、

ベストコンディションの絵の具を
作る方法を解説していきます。

まずはこの方法に必要な道具
を紹介していきます。

 

水差し

ツル首型の水差しを用意しておきましょう。

ここに水を入れておけば
必要な時にいつでも

透明な汚れていない水をパレット
に出すことが出来ます。

 

どうしてもバケツに水を入れ
絵を描いていると

だんだん水の色が濁ってきます。

 

青色を塗った筆をバケツで洗って、
その水を使って白い絵の具を
混ぜたりしたら

白ではなく水色が出来てしまいます。

水差しがあるとそんなトラブルも
防げるわけです。

ペインティングナイフ

このペインティングナイフを
用意するのが最も重要です。

水差しで最適な量の水を
パレットに出したら

しっかり混ざりきるまで
ペインティングナイフで
混ぜていきましょう。

マーブル状の色ムラが
完全になくなるまで混ぜましょう。

 

そして、この時に混ぜる水の量で、
絵の具の硬さを微妙に
コントロールするわけです。

 

アクリル絵の具はもちろん
硬くなってしまった古い透明水彩絵の具に

水を混ぜて復活させるときにも
この方法は役に立ちます。

紙パレット

この方法で絵の具を混ぜるのに
オススメしたいのが紙パレットです。

プラスチックのパレットや絵皿だと

絵の具と水をペインティングナイフ
で混ぜている時

ペインティングナイフがパレットの
ヘリにカツカツ当たるのです。

混ぜづらいわけです。

 

紙パレットなら
そういったことは起きません。

また、紙パレットは使い終わったら
折りたたんで

そのまま捨てることができるので

 

パレットを水洗いする手間が省けます。

特にアクリル絵の具のような乾くと
パレットにこびりつく絵の具を
使う時は紙パレットが便利です。

 

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