下巻　第6章第4節

絵を売るための小技集

 

「納得のいく良い絵が描けたのに売れない」
そんなことも多いかと思います。

今回はあと一歩のところで、
絵が売れない人のための小技集を紹介します。

是非チェックしてみてください。

作家の魂をこめた絵を描いて売る
が基本ですが

より売りやすくするための
テクニックを紹介していきます。

お客さんが絵を買う理由を増やす技ですね。

 

絵を売るための小技集

 

色紙プレゼント

展示場所に小さなイーゼルを置いて置き、
プレゼントようの豆色紙を
飾っておきましょう。

絵に興味があるお客様は
「これは売っているの？」
と質問されるので

「これはお買い上げいただいたお客様への
プレゼント用の色紙です。」
と説明しましょう。

絵を買う理由が増えますし、
絵を買った場面を想像して頂けるので、
効果的です。

ポストカードセット

購入を迷っているお客様に
最後のクロージングの一言として

「今ならポストカードセットも
お付けしております。」

とお伝えしてみましょう。

作家が頑張っていることがお客様に伝わり、
購入を決断してくださることも多いです。

 

複数購入の方には～

こちらはとてもめでたいお話です。

大きな会場だと、一人で何枚も絵を買って
くださるお客様もいらっしゃいます。

 

そんな方が2点目の購入を悩んでいたら、

「複数購入してくださったお客様には、
作家負担で1割まで負けさせて
いただいております。」

とお伝えしましょう。

手取りは減ってしまいますが、
絵が売れ残ってしまうよりは良いです。

 

作家負担で1割引きとは

10万円の絵が売れて、本来なら作家が4万、
会場が6万もらう　　とします。

作家負担で1割引きすると、
9万円で売って、会場には6万、
作家は3万もらう

 

という形で売ることです。

本来、会場がもらうはずだった金額を
会場に払って、残りを作家が受け取る

という売り方が作家負担での割引です。

 

まとめ

・色紙やポストカードセットをおまけとして用意
・作家の頑張りが伝わるトークを心がける
・複数購入の方には作家負担で割引を提案する

 

最終回予告

最後までご視聴頂き
ありがとうございました。

次回は、これまでご紹介したノウハウを
どのように実践していくかを解説します。