上巻 第1章第7節

アーティストに求められる資質 -クリエイティビティーー

 

「うまいけど、ありきたりで
つまらない絵だね」

こう言われてしまう絵しか描けない
作家は生き残っていけないでしょう。

綺麗で、飾りやすいけど、記憶に残らない
絵では、アーティストとしては
埋もれてしまいます。

ここまでは、個人事業主や職人としての
資質について解説してきました。

しかし、これらの資質は
最低限の資質なんです。

 

アーティストとして、
頭一つ抜きんでるには

やはり、クリエイター性も不可欠です。

今回は、独自の作家性、
クリエイティビティについてお話しします。

 

 

クリエイター性とは

前の節で説明した
職人性と比較して説明しましょう。

同じ品質の作品を安定して作る
職人性にはルーティンワークを速く
正確にこなすスキルが求められます。

すでに持っているスキルだけを使って、
クオリティが高いものを
素早く生みだす仕事です。

しかし、アーティストにはやはり、
今までにないものを生み出す
クリエイティビティも必要です。

 

今までの自分の作品にはない、
新しい味を常に探っていく

クリエイティブな仕事が必要です。

 

ちなみに、優れたアーティストの
仕事内容はルーティンワーク7割、
クリエイティブな仕事3割
といわれています。

 

クリエイティビティ-が必要だと
痛感したエピソードを紹介します。

 

クリエイティビティーを今回は

今より良い作品を作る能力と
言い換えて説明していきます。

これは、ある目の肥えたコレクターの
方から伺ったお話しです。

「出品作品の絵柄が毎回あまり
変わらない作家は見ていてつまらない。」

「毎回、新作で新しい挑戦をしている
作家の展覧会は毎回見に行きたくなる。」

何枚も絵を見てきて、所有する
コレクターの方々を展覧会に呼んで、
満足させるには

やはり、一貫した作風を保ちながらも、

常に今より良い作品を作る
ための試みが重要なようです。

クリエイティビティというと
「私にはそんな才能はない」

と思う方もいるかもしれませんが、

常に今よりも作品がよくなるような制作
をしていれば、

独創的で作家性を感じる
作品は生み出せます。

今すぐできること

・ルーティンワークは7割にとどめ、
3割はクリエイティブな制作をする

・展覧会には必ず新作を出す
・今より良い作品、作風をイメージして制作を続ける

 

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