上巻 第1章第4節

プロとは

 

「プロの画家の条件とは何ですか?」
こんな質問をよく聞かれます。

具体的な抑えるべきポイントは

納期を守るとか、顧客を盗まないとか、
盗作をしないとか、固定のファンが一定数いる
とか

と説明して見せることもできるのですが

今回は考え方、マインドセットの側面から
プロの画家の条件について解説しようと思います。
是非チェックしてみてください。

プロとは何かを考えるには、
学生との違いを考えるとわかりやすいです。

学生は常に合格最低点さえ
取っていれば良い人たちです。

用意された課題を支持された通りにこなし、
最低限の成果を出せば、次に進めます。

 

しかし、プロは事情が違います。

プロは常に自分が出せる
最大の成果を出す必要があります。

それができないと、チャンスを失い
ライバルとの競争に敗れてしまいます。

ライバルの想像しえない
高いパフォーマンスを期待されるわけです。

また、お客様も、
「成長しないつまらない作家だな」
と思い離れていってしまいます。

 

実際に私が経験した例で説明しましょう。

お得意様に作品をオーダーして頂き
お客様の期待に沿うオーダー通りの
間違いのない作品を私は描いて行きました。

もちろん、その作品は無事、
ご購入いただきましたが

 

私は、もう一枚お客様の好みそうな
別の作品も持参して見せました。

その時はご予算の関係上、
2枚目の購入はありませんでしたが

お客様はとても満足そうで、
「また次も頼むよ」といってくださいました。

このように、常にお客様の満足を満たしたうえで、

それを上回るオファーもできると、
リピーターを増やしていけます。

このように作品を何度も購入してくださる
ファンを増やすことが
プロの画家にとっては非常に重要です。

リピーターを増やす方法について詳しくは
画家になる 下巻の
第5章 成功する展覧会のフローで解説します。

気になる方は是非チェックしてみてください。

まとめ

・学生は必要最低限、
プロは最高の結果を期待される

・ライバルやお客様の想像を
上回るパフォーマンスを心がける

 

次回予告

 

自分で描いた絵を売るためにはどうしたら良いか…

これから作家活動を始める人には
全く見当もつかないかもしれません。

私もプロとして活動を始めるまでは
空回りばかりしていました。

実際、絵を売るためにこなすタスクは
たくさんあります。

次回は必要なタスクを見つけるための
個人事業主の考え方を解説します。

 

メールでのご相談もお待ちしております。

画家を目指す多くの方が

営業方法、接客ノウハウ
仕事の取り方、値段の決め方

などがわからず
不安を抱えているのを
私は数多く見てきました。

そこで、絵画をたしなむでは
私が現場で得た経験を生かした
メール相談を承っております。

もし、あなたが作家活動をされていて、
以下の悩みに一つでも当てはまるなら、
私は解決策をお伝えできます。

・プロの画家になり、絵を仕事にしたいが
努力の仕方がわからない

・展示を開いても知り合いしか見に来ない
・集客方法がわからず、展示を開くほど
赤字が膨らむ

・ブログやSNSによる集客方法が
よくわからない

・展覧会を集客、収益の両面で
成功させるための準備がわからない。

・作家としてのブランディングの仕方
がわからない

 

他にも画家を目指すうえでの悩みや
質問などありましたら

下記アドレスにメールしてください。

どんな些細なことでも良いので
気軽に相談してくださいね。

kuronumaart@gmail.com

今すぐ役立つ6つの実践ノウハウ動画

プロの画家なら知っておきたい
SNS運用術仕事の取り方など

必見のノウハウ動画集です。
是非チェックしてみてくださいね。

 

会員特典プレゼント動画 アート業界のリアル

 

プロの画家の1日巨大壁画プロジェクト
アート業界のリアルな事情など

プロの画家なら知っておきたい情報満載
の動画です。

是非チェックしてみてくださいね。

 

画家になるための12の準備

展覧会を成功させ
売れっ子作家になるために

必要な準備を12のステップ
に分けて解説しました。

是非チェックしてみてください。