メルマガ運用術

「メルマガって何のためにやるの?」
「メルマガって何書けば
良いか思いつかない…」

そんな素朴な疑問を解消し、効果的な
メルマガを配信できるように
なっていきましょう。

個展の告知や、オンラインでの
セールスプロモーション
効果的な方法を解説していくので、

是非実践してみてください。

 

メルマガの目的

メルマガの目的は「ファン化」です。

ブログやSNSであなたのメルマガ登録ページ
を発見し、メルマガ登録してくれた段階で

多くの読者さんは、あなたの人物像や
考え方をほぼ何も知りません。

そしておそらく、

あなたに興味もありません。

 

「あなたの発信する情報」
少し興味がある段階です。

そんな方にいきなり、
「個展を見に来てください!」

と告知しても上手くいきませんよね。

 

以下の4つの項目を意識して、

できれば毎日メルマガを配信すると、
次第に熱心なファンは増えていきます。

①憧れ、尊敬
②信頼、信用
③価値観の共有
④注意、興味喚起

これらの4つを日常の投稿の中で
高めていきファン化させることが
重要です。

 

これらの4つのゲージがMAXになった
状態で、個展の告知をしたり、

メルマガ内でセールスプロモーションを
かけると、読者さんは

個展を身に来たり、サービスを購入したり
といった「行動」をとってくれます。

 

人を行動させるのは簡単なことでは
ないですが、メルマガのように
段階的に情報を発信していくと、

あなたの言葉が「生活の一部」
なっている読者さんも増え、

行動してくれるのです。

メルマガの始め方

メルマガスタンドの設置方法は少々複雑
ですが、下記のページでスモールステップで
解説しています。

今すぐメルマガをやってみたい人は
是非チェックしてみてください。

メルマガスタンドの設置方法と初期設定

メルマガの件名と開封率

「メルマガを配信したのに、
全く反応がない。」

そんな場合はだいたい、開封すら
されていないことが多いです。

 

メルマガというのは、メルマガ登録した
全ての人が丁寧に読んでくれるわけ
ではありません。

 

およそ30%の開封率があれば、
優秀だといわれています。

この場合でも7割の読者が
開封すらしないのです。

 

「はじめに」のコピーライティングの
パートでも解説しましたが、

「これ私のことだ!」と思わせる
件名でなければ、

どんなに良いメルマガでも
開封されることはありません。

「私には関係ないな~」
思われたらおわりなのです。

 

読者さんが自分に関係することだと
一瞬で思えるタイトルをつけましょう。

参考に私のメルマガのタイトルのうち、
開封率が高かったもの(開封率40%以上)を
一覧にしておきます。

是非参考にしてみてください。

ネタだしテンプレート

メルマガやLINE@を始めたい!
でも、何を発信したら良いのか
わからない…

そんな方も多いでしょう。
以下の10個の質問に答え
る内容の投稿をすると

あなたの「価値観」が伝わる
投稿ができ、ファンが増えて
いくでしょう。

ネタだしの際にご活用くださいね。

①あなたがビジネスを始めた理由
②あなたが収入を得て最も良かったこと
③老後はどんな生活を送りたいか
④何をしている時が最も幸せか
⑤最も贅沢だと思う瞬間
⑥一番ストレスを感じること
⑦最も許せないこと
⑧友達の数は多い、少ないどちらが
良いか?(理由も含め)

⑨家族との関係はどんな感じで、
今後どうしていきたいか

⑩ビジネスにおけるポリシー

これらの問いに、あなたの独断と偏見で
こたえ、主観的な主義主張を語って
見せましょう。

SNSよりも【濃いファン】ばかりなので、
エッジの効いた【あなたの主観】を
発信していっても問題ありません。

嫌われるのを恐れて、無難なことばかり
言っていると、誰もファン化しません。

基本的にアンチが湧くことは
ほとんどないので、ファン化のために

【あなたの主観】をどんどん
発信していきましょう。

 

ただし、愚痴っぽくなったり、
人を傷つけたりバカにしたり
するような文章はNGです。

敵と戦う場合は、「仲間」を
いたわるような切り口で表現しましょう。

 

ネタは使いまわせる

毎日メルマガも書いて、
ブログも構築していたら、

絵なんか描いている時間がない!

そう感じる方も多いかもしれません。

確かに、慣れないうちは時間がかかり、
パソコン作業が嫌になってしまう
かもしれません。

しかし、一番大変なのは最初です。
いずれ慣れてきます。

それに楽して集客できる方法などないのです。
まあ有料の広告を使えば、手間を減らすことは
できますが。

 

そして、ブログの記事に書いた文章を
一部切り取って、メルマガに載せる。

などの工夫をすることで、
作業を効率化できます。

「同じ文章を使いまわしたら、
手抜きだと思われるかも…」

そんな心配をする方も
いるかもしれません。

 

しかし、あなたの全てのブログ記事
を読み、メルマガ登録して見る。

そんな方はほぼいません。

そして、そんな方がもしいれば、
その方はあなたの大ファンです。

なので、いずれにせよ問題は
起こらないのです。

 

メルマガでのプロモーション

メルマガ読者さんはSNSやブログの読者さん
に比べ【濃いファン】の方が多いため、

個展の告知をすると
結構見に来てくださいます。

実際、つい最近開催した新宿伊勢丹での
個展でも多くのメルマガ読者さんが
告知を見て見に来てくれました。

そして、そのうち4人もの方が、
私のオンラインスクールに
参加してくださいました。

 

また、メルマガ読者さんが
絵を買ってくださることも多いです。

 

このように、オンラインでの集客手段や
サービスを持っている画家の個展は

絵画だけでなく、オンラインサービスの
売り上げも上がるのです。

 

ここでは、具体的にどのようなメールで
プロモーションをすれば良いのかを
解説していきます。

 

個展のプロモーションの場合

「〇月〇日~○月○日、○○画廊で
個展やります。土日は在廊するので、
是非来てください。」

こんな感じの一方的で雑な告知を
している画家さんは本当に多いです。

これではやはり、

「私には関係ないなぁ~」
思われスルーされます。

 

いきなり個展の情報を羅列するのではなく、
読みたいと思わせる工夫をすべきです。

メルマガ読者さんのためになる
教訓や情報が含まれている

・画家ならではのストーリー
・画家ならではの考え方
・画家ならではの制作環境

などを、アピールしたい個展と
絡めてお知らせしましょう。

 

画家の生活を覗き見てみたい!

そんな感情が湧く件名や内容
にするのがポイントです。

 

前回の個展で実際に行った
一連の告知メールを貼っておくので、

件名、内容ともに是非
参考にしてみてください。

 

1日目(個展4日前)

件名:日本一の百貨店で個展をやります!

こんにちは!画家の黒沼です。

「わっ本物の黒沼さんだ!
黒沼さん本当にいたんですね!」

時々読者の方に会うと
こういわれることがあります。

黒沼は実在しますよ~笑

今日は近々開催の個展のお知らせです。

日本一の百貨店である新宿伊勢丹で、
去年に引き続き個展を開かせて頂きます。

個展ではもちろん、本物の黒沼が本物の
黒沼の作品を会場で解説いたします笑

ご都合の合う方は
是非見に来てくださいませ~

↓個展について詳しくはコチラ↓

展覧会の案内

 

2日目(個展3日前)

件名:画廊にホールケーキが
吸い込まれていきました

こんにちは!画家の黒沼です。

今日は日本一の百貨店、新宿伊勢丹での
去年の展示の思い出をご紹介します。

「画廊にホールケーキが
吸い込まれていきました。」

展示会場で接客のために立っていた私は
一流のパティシエっぽい格好のおじさんが

特大のホールケーキを片手に持って、
画廊の奥へと吸い込まれていく

そんなシュールな瞬間に遭遇しました。

気になって、近寄っていくと奥で
パーティーが開かれているようでした。

 

「なんかおもしろそう!」

そんな軽い気持ちで、ニヤニヤして
その場にいると、会場スタッフから
手招きをされました。

中に入ると、お得意様の誕生日パーティー
が開かれていました。

私の個展の会期中にこの会場のお得意様の
誕生日があたっていたようなのです。

しかも、そのお客様は、つい昨日
私の絵を買ってくれたお客様でした。

そのお客様にも手招きをされ、
中へ入り非常にハートウォーミングな
時間を過ごさせて頂きました。

ちゃっかり、ケーキも頂き
文字通りおいしい思いを
させて頂きました笑

今年もこの方来てくれると良いなぁ~

以上が百貨店美術画廊での
驚くべき体験談でした。

今回の個展ではもちろん、
本物の黒沼が本物の黒沼の作品を
会場で解説いたします笑

ご都合の合う方は是非
見に来てくださいませ~

↓個展について詳しくはコチラ↓

展覧会の案内

 

3日目(個展2日前)

件名:えっ100万円!?

こんにちは!画家の黒沼です。

今日も日本一の百貨店、新宿伊勢丹で
の去年の展示の思い出をご紹介します。

「えっ100万円!?」

新宿伊勢丹の廊下に面したギャラリー
には、椅子がないのです。

1週間会期中、会場で立ち通しだと、
なかなかしんどいのです。

そこで、向かいの家具売り場にある、
1人掛けソファで時々休んでいたのですが、

ふと値札を見ると

「100万円」と書いてありました。

この画面左下の黄色いのが
100万円ソファです。

新宿伊勢丹の廊下前ギャラリーの
向かいの家具売り場はそんな感じで、

社長の部屋にありそうなもの
しかないのです。

 

面白いのが、そんな高級家具売り場
のすました顔のスタッフも暇なときには

真顔でトレーニング器具で
遊んだりしているんです笑

 

真顔でバランスボールに乗る
美人スタッフはなかなかシュールで
最初は笑いをこらえるので必死でした笑

今回の個展ではもちろん、

本物の黒沼が本物の黒沼の作品を会場で
解説いたします笑

ご都合の合う方は
是非見に来てくださいませ~

↓個展について詳しくはコチラ↓

展覧会の案内

 

4日目(個展前日)

件名:【反省】はしゃぎすぎました。

こんにちは!画家の黒沼です。

「ブログを見て来ました!」

そんなお客様に会うと私もかなり
はしゃいでしまいます。

前に府中伊勢丹で展示をしたときには、
仕事の合間を縫って、

私の展示を見に来てくれた読者さん
もいらっしゃいました。

 

私は、はしゃいでしまって、
その読者さんに【私の知る全てを】
授けて、

おいしい思いをして帰ってもらおう!
と思い、しゃべりまくってしまいました。

その読者さんは言葉少なだったので、

 

後から黒沼はそれを思い出して、
「やばい、マイペースに語りすぎた。」

と後悔したのですが、あとできいたら、
嬉しくて言葉がでなかったそうで、一安心

なんて一幕もありました。

 

こんな感じで、見に来てくれた読者さん
とはお客様がいない限り、お話しできるので

是非ご都合の合う方は見に来てくださいね~

 

今回の個展ではもちろん、

本物の黒沼が本物の黒沼の作品を
会場で解説いたします笑

ご都合の合う方は
是非見に来てくださいませ~

↓個展について詳しくはコチラ↓

展覧会の案内

 

5日目(個展初日)

件名:今から会場に向かいます~

おはようございます。
画家の黒沼です。

昨日はたくさんの読者の方から
お返事を頂きました。

「○○日に伺います~。」

「○○日の〇時はいらっしゃいますか?」

などなど、

多くの方に個展を見に来て
貰えそうでとても嬉しいです。

本当にありがとうございます。

私は毎日会場におりますので、
もし見当たらなければ、

トイレかご飯なので
すぐもどってきます笑

それでは会場でお待ちしております。

(詳しい展覧会情報は動画を動画をご覧ください。)

↓個展について詳しくはコチラ↓

展覧会の案内

 

オンラインサービスのプロモーションの場合

私は画家を目指す人へ向けたオンラインスクール
をいくつか運営していますが、このオンラインサービス
の販売に用いるプロモーションについて紹介します。

メルマガでオンラインサービスを販売するときの
プロモーションはいくつかの「型」があり、これを
厳密に守ることで、成果がでます。

今回は私が採用している「」をご紹介します。

1~7通目7日間無料講座で、それぞれの
回にプレゼント付きアンケートが
設置されていて、

読者と会話できる仕組みになっています。

8~13通目のメールでは、3本の顔出し動画
を見せていて、伝えている内容は
以下の通りです。

①今が始める最高のタイミングだ!
でも現状○○という問題があります。
これはほんとにヤバいです。

②このような3ステップのメソッドで、
初心者でも結果を出すことができるでしょう。

(ベネフィットが初心者でも手に入る
ロジックをわかりやすく説明できれば、
3ステップでなくても良い。)

③実際に、実践した生徒さんからは
こんな喜びの声が届いています。

今回は早期購入者限定で7個も
特典がついています。(一個ずつ説明)

そして、今回限りこのお値段で、
30日間の返金保証付きでご案内致します。

 

販売開始は○日後です。
それまで考えておいてくださいね。

このあと1日置いて、
セールス期間開始です。

セールス期間中の流れはこんな感じです。

募集開始!

参加者への感謝

参加した人の熱い意気込みを公開
(スクール参加直後に生徒に
提出してもらいます。)

分割3回、5回、10回払いの
導入をアピール

早期購入者特典削除間近

早期購入者特典削除

限定価格でのご案内も残りわずか

販売終了ありがとうございました。

 

まとめ

皆さんがメルマガやブログといった
形で所有すべき、集客メディアは
このような感じです。

 

皆さんが得意技を生かして、
ペルソナ(見込み客)の悩みを解決

オンラインサービスを販売する

集客メディアを持った
コンテンツホルダーになれば

個展の集客も、生活費の心配も
なくなるのは時間の問題です。

なんで個展集客のために、ブログ
書いたり、オンラインスクール
作らなきゃいけないの?

こんな素朴な疑問を持った方も
いらっしゃるかもしれませんが、

これが、日本一の百貨店で個展を開き
100枚以上絵を売ってきた私が見つけた

「現代日本の画家の最適解」なのです。

是非実践していただければと
思います。