こんにちは!画家の黒沼です。

先日、生徒の皆さんに今知りたいこと
についてアンケートとった結果

いろんなタイプの画家さんの
アートビジネスの事例について知りたい!

という声を頂いたので、

 

私がこれまでお会いした様々な画家さん
のアートビジネスの成功例について

今回も紹介していこうと思います。

 

ファンはいるのに1枚も絵が売れない

ある日、私のもとにこんな内容の
質問メールが届きました。

 

これまで、私は同じ会場で何度も
展示をしてきましたが、

1枚も絵が売れたことはありません。

毎年展示を見に来てくださるファンの方は
たくさんいるのですが、

ポストカードやグッズが売れる
ことはあっても

絵は売れないのです。

 

こんな状態なので、展覧会は
常に赤字で今後、続けようか
迷っています。

今後の作家活動について、
今考えているのですが、

どうしたら良いでしょうか?

 

この質問に対し、以下のような
アドバイスを出しました。

 

〇明確に絵の値段を表記した
キャプション(値札)を絵の下に貼る

〇絵の技法やモチーフ、制作テーマ
について解説したボードを絵の下に貼る

〇少なくとも会期中の、土日は
会場で作品を解説する

〇ポストカードやグッズ販売をやめる

 

これらのアドバイスを聞いて、

私がメルマガで紹介したノウハウや
考え方をフル活用し、

彼は素晴らしい結果を
出してくれたようです。

 

早川希さんインタビュー

これまで1枚も絵が売れたことが
なかったのに、

1回の個展で4枚も絵が売れた

そんな素晴らしい実績を
出してくれた読者さん

 

早川希さんに今回はインタビュー
をさせて頂きました。

 

Q:私のメルマガやスクールで学ぶ前、どんなことに困っていましたか?

 

・とにかく個展会場では1枚も絵が売れない。

・価格の提示に罪悪感や遠慮があり、
 提示することが出来ない。

・SNSの発信からファンになって下さる方が

少しづつ増えてきて、遠方からもご来場は
頂けるのですが、グッズ類のご購入をして下さる
場合はありますが、

絵画購入までは至らない状態でした。

・いつも使っている会場は金額面では良いのですが、
場所が目立ず広報的なことは全部自分でやるしかなく
集客が難しい状態でした。

・しっかりした美術教育は受けておらず、
あらゆる知識が無いので絵も展示も全てが手探りで、
どこか自信が持てないでいました。

 

Q:私のメルマガで学んでどう変わりましたか?どんな成果が出ましたか?

新聞への掲載依頼が出来ることすら
知らなかったので、

今回黒沼さんの丁寧な説明を参考にして、
慣れない資料作りに挑戦し、
思い切って送ってみました

結果、一社だけですが掲載して
頂くことが出来ました。

 

実際に新聞を見てご来場下さった方々もいて、
行動する事の大切さを体験しました。

以前少し通っていた絵画教室で、
展覧会では小さな絵はダメで、

とにかく大きなものを…
と言われていました。

 

その為、その後も何の疑いも無く、
自分の出来る範囲ではありますが、

展示作品全てを大きめなもの
にしていましたが

黒沼さんのお話から、飾りやすい
小さな作品を多く並べ、大・中・小と
変化のある展示にした結果、

4枚も絵が売れるという
嬉しい結果に繋がりました。

 

絵の内容も、前回までは自分が
挑戦や冒険した作品が殆どでしたが

今回は黒沼さんが伝えて
下さっているように、それらの数を抑えて

飾りやすいタイプの物を
意識して増やしたのも

ご購入へと繋がったのだと感じています。

 

Q:このページを見ている方へ一言お願いします。

私自身は本来全く社交的でも無く、
積極的でもありませんし、

おそらく自己肯定感も
低いタイプだと思います。

ですので、何事に関しても何か行動を
起こすことについては、

かなり大きな勇気が必要でした。

 

黒沼さんの事を知ったのが個展開催の
3週間ほど前だったでしょうか・・・

これまでの結果に満足していなかった
私は、続く挫折感に今回の個展をやる
意味があるのだろうか、

今後も続ける意味があるのだろうかと
悩みと不安を拭いきれずにいたところでした。

 

そんな時目にした内容では、展覧会開催
までの準備や展示に関するあらゆる知識を
出し惜しみせずに公開して下さっていました。

崖っぷち感でいっぱいだった私は、
良い結果が出ようと出まいと、

とにかくその時点で出来る事を思い切って
取り入れてみようと、決心してやってみました。

 

行動を起こすというのは、

勇気はもちろんですが、
エネルギーも相当使います。

そして必ずしもすぐに結果が
出る保証はありません。

 

でも全くやらなければ0%だったものが、
行動することによってその可能性は0では
無くなるということは確かです。

よく目にするトライ&エラーという言葉。
経験から得られるものは、

その先へ繋がるはずだと
私自身も信じています。

 

「絵」で生きていくというと、

大抵の人からは夢物語だと
思われてしまいますが、

それを現実にするには、
自分には無理とか、

可能性は低い…などと考えている
時間があったら

「まずは何かやってみる」事が
大切だと感じています。

 

駆け出し画家のよくある失敗

今回、彼は以下のアドバイスを聞き、
結果を出してくれたようですが

それぞれの内容について
詳しく解説していきます。

 

〇明確に絵の値段を表記した
キャプション(値札)を絵の下に貼る

〇少なくとも会期中の、土日は
会場で作品を解説する

〇絵の技法やモチーフ、制作テーマ
について解説したボードを絵の下に貼る

〇ポストカードやグッズ販売をやめる

 

値段を表記していない

画家の中には、絵を売ることへの罪悪感から、
全く値段を表記しなかったり

会場の隅っこに、まとめて表記した紙
を貼っておくだけの方が多いのですが

これでは売れるものも売れません。

 

なぜなら、日本ではまだまだ

「絵を買って、飾って、楽しむ」
という習慣が根付いていないので

ほとんどのお客様が

「絵は買うことができる」
ことすら知らないのです。

 

気に入った絵が飾ってあり、
お金に余裕があっても

「絵を買う」という発想
にならないのです。

 

実際、彼はこれまでずっと、

値段を表記したキャプションを
用意していなかったそうですが

値段を表記した結果、これまでと
同じ会場で4枚も絵が売れたそうです。

 

ひょっとしたら、あなたの絵を
「買えるものなら買いたい」お客様が
既に何人もいるかもしれませんよ。

作家が会場にいない

お客様が絵を買わない理由で
最大のものはおそらく、

「絵がよくわからないから」です。

 

無人の密室に、ポツンと貼ってある
絵画は

いかに魅力的であったとしても

「これください。」
とは言いづらいものなのです。

よくわからないものに
人はお金を払いません。

 

しかし、作家がその場にいて
作品解説してくれたらどうでしょう。

これ以上にわかりやすい作品解説
はないかもしれません。

 

また、作品を生み出した、
作家本人から解説を聞いて絵を買う

という経験は、とても貴重な思い出
になります。

 

誰かが0から生み出した製品を、
作り手本人の解説を聞いて買う

という買い物の体験をしたことが
ある方は少ないはずです。

 

作品説明がない

純粋に作品だけを見てほしい。
言葉で説明するのはカッコ悪い。

こんな考え方の方もいますが
絵の販売を前提に展示をするなら、
言葉による説明は必須です。

 

日本ではまだまだ
「絵を買って、飾って、楽しむ」
という習慣が根付いていないので

絵を深く味わい、理解するための語彙が
お客様の頭の中にない場合が多いのです。

 

なので、作家自身が作品を言葉で解説し、
鑑賞を助ける必要があります。

実際、「良い作品解説」は作品を
見たときの感動を増幅します。

 

花についた水滴を描く作家さんの
解説を良い例として、ここで紹介します。

私は花と水滴をモチーフに制作しています。

黒い背景にスポットライトのような
光の設定で花と水滴を描くことで

水滴が持つ、宝石のような輝きを
表現した絵画となっております。

 

この解説は、難しい技法の説明や
美術史の説明などしていませんが

絵を見たときに感じる美しさや
感動を増幅する解説であり

絵を買うお客様のハートに
突き刺さる良い解説だと思います。

 

逆に「下手な作品解説」は作品を
見たときの感動を薄れさせてしまいます。

ポエミーで一人よがりなものは
感動が冷めるので止めておきましょう。

絵画作品の鑑賞を助けるはずの解説で
余計にお客様を混乱させてしまいます。

理想は作家が毎日会場で作品解説を
することですが、

それもなかなか難しいと思うので

紹介したような作品解説文を書いた
ボードを用意して、

絵の下に貼っておくと良いでしょう。

 

ポストカードを売っている

基本的に初めて出会ったお客様がいきなり
高額の絵を買うということは少ないです。

そのため、ポストカードや
小さい作品などを

初めて出会ったお客様のために
用意するのですが

 

今回の彼のように、何度も同じ会場で
個展を開いており、ファンが数多くいる

それなのに絵が売れない
(ポストカードは売れるけど)

 

そんな状況の場合、あえてポストカードや
小さい作品を用意しないというのも手です。

「彼の作品を気に入ったから、
何か買いたい…」

 

そんなお客様が多くいる場合、
ポストカードが売っていたら、

それを買って満足してしまうのです。

 

これを防ぐためにポストカードや小品を
用意しないという戦略をとるわけです。

実際、私も初めての会場では、

「小さい作品ほど多く、
大きい作品ほど少なく」

という在庫ピラミッドの原則を
守って出品しますが

 

何年も繰り返しやっている会場では

SM以上のサイズしか出さない
といった戦略をとることも多いのです。

 

まとめ

今回は、私がメルマガや
オンラインスクールで紹介した方法を
フル活用して

貸し画廊で、結果を出してくれた
生徒さんの事例を分析しました。

 

彼の作品は決してリアリズム作品
ではありませんし、

売れ筋の花鳥風月や美人画でもありません。

本当に自由でファンタジックな作風です。

 

そんなオリジナリティあふれる作品で
このような結果を出しているのは
本当に素晴らしいことだと思います。

 

次回は同じく

私がメルマガやオンラインスクールで
紹介した方法をフル活用して

ネットで10万円以上の絵を売った
読者さんの成功事例を分析したいと思います。

是非お見逃しなく!

 

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