下巻 第2章第2節

 

プロの画家のポートフォリオに
入れたい要素は以下の通りでした。

・略歴ページ(生年月日、展覧会歴、受賞歴)
・住所、名前、メールアドレス、HPのURL
・作家活動の紹介ページ
  (作品制作以外の画家の仕事)
・メディア掲載ページ
・作品集
・オーダー作品価格表

展示会場への営業に使う企画書の場合
ここに

・過去の展示の売り上げ記録
・展覧会の企画の提案

が加わります。

今回は
作品集、オーダー作品価格表の
具体的な作り方を紹介します。

 

作品集

作品集のパートはポートフォリオの
メインになります。

制作年が新しいものから
入れていくのが基本です。

 

このように、売約済みの作品には
赤いシールを貼っておくと
実績アピールにもなります。

 

 

必ず、タイトル、技法、制作年、サイズ
を記載しておきましょう。

 

 

作品撮影の仕方

ポートフォリオで綺麗な作品集を
作るためにも、作品画像は良いものを
撮影して置きましょう。

このように、作品の左右から同じ強さの光
を当てて撮影しましょう。

蛍光灯のような白い光ではなく、
黄色い電球色での撮影が基本です。

解像度は200~300dpi程度で
用意しましょう。

 

撮影スタジオでプロに撮ってもらう

大作の撮影はプロに任せるのも良いでしょう。

銀座の撮影スタジオ フラッグプラスは
撮影料が安く

仕上がりも良質でおすすめです。

 

大作の撮影や、ポストカード用の作品の撮影
はプロに任せるのも良いです。

 

テーマ、技法紹介ページ

作品集のパートの前に作品のテーマや
技法を紹介したページを作っておくのも
良いです。

特にテーマや技法が複雑で、言葉での説明
が難しい場合、画像付きで説明した
ページがあると、

会場でお客様に説明する時に
とても役立ちます。

 

オーダー作品価格表

作品集の最後にこのような、サイズごとの
値段を書いた価格表を用意しておきましょう。

作品集の売約済み作品のページを見て

「同じ構図でもう一枚描いて」
というオーダーが入った時

 

「このサイズなら、このお値段ですね」
スムーズにご案内できます。

予算オーバーの場合にも、価格表があれば

どのサイズならオーダーできるのか
お客様に検討していただくことができます。

 

まとめ

・作品集ページは赤札や
  技法紹介ページで補足する
・作品画像は上質なものを用意する
・サイズごとの値段がわかる
   オーダー作品価格表をつける

 

次回予告

次回は営業に使う企画書のパート

・過去の展示の売り上げ記録
・展覧会の企画の提案

の具体的な作り方を紹介します。

 

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