下巻 第2章第3節

 

プロの画家のポートフォリオに
入れたい要素は以下の通りでした。

・略歴ページ(生年月日、展覧会歴、受賞歴)
・住所、名前、メールアドレス、HPのURL
・作家活動の紹介ページ
 (作品制作以外の画家の仕事)
・メディア掲載ページ
・作品集
・オーダー作品価格表

展示会場への営業に使う企画書の場合
ここに

・過去の展示の売り上げ記録
・展覧会の企画の提案

が加わります。

 

今回は営業に使う企画書のパート

・過去の展示の売り上げ記録
・展覧会の企画の提案

の具体的な作り方を紹介します。

過去の展示の売り上げ記録

展覧会会場へ企画展示の営業をかける場合

 

このように、過去の売り上げを
まとめた資料も付けましょう。

 

いつ、何人の展示で、
何万円売れたのか記載します。

展覧会会場のスタッフが抱える
最も大きな不安は

あなたが、
「まともにビジネスを
やっている作家なのか」

「この作家はまともな売り上げ
を立てられるのだろうか」

ということです。

 

会場にとっては、全く売れない作家の展示
を開くことは大きなリスクなわけです。

このリスクを取り払うような
資料を作りましょう。

 

展覧会の企画の提案

展覧会の企画テーマを説明したパートです。

提案する展覧会は、見に来た人が
共有できるよう、物語性、全体感を
意識して企画しましょう。

 

グループ展の場合は、参加する作家の
作品の共通点は何なのか

個展の場合は、メインの作品は何で、
何がテーマの展覧会なのか

を意識して企画してみましょう。

企画テーマを作るヒントは
モチーフ、技法、作家の生い立ちなどを
きっかけに考えると良いです。

→日本の花々を描く作家の椿が
 テーマの個展
→箔を使った作家の2人展
→美大を卒業したばかりの
若手作家のグループ展

まとめ

・過去の売り上げ記録の資料でアピール
・共感を得やすいテーマで企画を考える
・モチーフや技法、作家の生い立ちなど
を手掛かりに企画テーマを考える

 

次回予告

第3章では人の集まる
アートイベントの作り方を紹介します。

アートイベントは準備も大変で、
直接収益につながることも少ないのですが

 

その苦労を補って余りある
メリットがあるんです。

作家にとってもお客様にとっても
楽しい充実したイベントの作り方を

紹介するので是非
チェックしてみてください。

 

メールでのご相談もお待ちしております。

画家を目指す多くの方が

営業方法、接客ノウハウ
仕事の取り方、値段の決め方

などがわからず
不安を抱えているのを
私は数多く見てきました。

そこで、絵画をたしなむでは
私が現場で得た経験を生かした
メール相談を承っております。

もし、あなたが作家活動をされていて、
以下の悩みに一つでも当てはまるなら、
私は解決策をお伝えできます。

・プロの画家になり、絵を仕事にしたいが
努力の仕方がわからない

・展示を開いても知り合いしか見に来ない
・集客方法がわからず、展示を開くほど
赤字が膨らむ

・ブログやSNSによる集客方法が
よくわからない

・展覧会を集客、収益の両面で
成功させるための準備がわからない。

・作家としてのブランディングの仕方
がわからない

 

他にも画家を目指すうえでの悩みや
質問などありましたら

下記アドレスにメールしてください。

どんな些細なことでも良いので
気軽に相談してくださいね。

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