下巻 第3章第2節

会期中の土日に、参加型のイベントを
開催すると集客しやすく、

購入に至ることも多いので、
企画にはイベントを
取り入れるのがおすすめです。

 

イベントの例は

・ライブペインティング
・似顔絵プレゼント
・技法講座
・一日絵画教室

などがあります。

自分の得意技でイベントを開き、
SNSやブログも活用して集客しましょう。

今回は技法講座について解説します。

 

技法講座

日本画家やコラージュアーティストなど
制作に珍しい技法を使う作家さんには

技法講座がおすすめです。

 

普段使っている道具や材料を、
テーブルに並べて、
作業工程を手短に説明しましょう。

テレビの料理教室のように
「こちらが1日乾燥させたものです。」

という風に、作業工程別の材料があると
複雑な技法も解説しやすいですよ。

 

また、展示会場を指さして

「あちらの作品も今説明した
技法で描かれています。」

と説明すると、イベント終了後に
お客様が作品をじっくり見ていってくれます。

技法講座の特徴は、普段絵を描いている
お客様や、作家仲間も集めやすい
という点です。

 

実際、私も今使っている技法は、
隣の会場の技法講座で見たものもあります。

注意する点は、材料をこぼして
会場を汚さないように、
予め新聞紙などで養生しておくことです。

技法講座はマニアックな内容の割に
集客効果が高いです。

絵画材料は一般の方には見慣れないものも
多く、材料や道具が並んでいるだけで
新鮮だからかもしれません。

 

また、伝統的な技法の場合、解説している
ブログや書籍が多くない上に

デモンストレーションの方が圧倒的に
わかりやすいということもあり、
技法講座は人気なのかもしれません。

 

まとめ

・技法講座は作家仲間や
 絵を描くお客様を集めやすい
・普段使う道具や材料を並べるだけでも、
 良いイベントにできる
・材料を見せる場所には予め養生を施す

 

次回予告

次回はアートイベントの作り方
一日絵画教室編について解説します。

ドローイングや水彩絵の具といった
手軽な素材で制作する作家には
一日絵画教室がおすすめです。

お見逃しなく~

 

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