【画家の生活】収入や絵を描く以外の時間の使い方を特別公開





画家の生活って実際どんな感じ
何ですか?

今回はそんな疑問にお答えします。

どうも絵画をたしなむを運営する
画家の黒沼です。

 

黒沼さんの「画家としての1日は、こんな生活」
という記事をつくっていただきたいです。

こんなルーティーンで仕事をこなしています。
みたいなものが知りたいですね。

 

メルマガ読者さんからこんなリクエストを
頂きました!

今回はそんなリクエストにこたえて、
プロの画家の1日を特別公開していきます。

メルマガ読者さんから頂いた
画家になるための様々な質問にも答えていくので

是非最後読んでみてくださいね。

 

目次

画家の生活を初公開:年間スケジュール編

画家の生活についてお話しする前に、
プロの画家の年間スケジュールをご紹介します。

これは1年単位での制作枚数や
売り上げ目標を立ててから、

毎日こなすべきタスク量を
決めていきたいからです。

 

展覧会は年6回に抑えるべし

画家としての活動が軌道に乗ってくると、
様々な会場で展覧会をすることになってきます。

しかし、1回1回の展覧会を実りあるものに
するためにも

多くとも1年に6回までにしておくべきなんです。

 

これ以上展覧会を増やすと準備が雑になり
1回1回の展覧会での収穫が少なくなってしまいます。

超売れっ子作家になると、1年に2回の個展で、
生活できるレベルの収入をあげる強者もいます。

 

常に最高の在庫ピラミッドをキープ

在庫ピラミッドとは、
大きな作品ほど少なく、小さい作品ほど多い
という出品作品の用意の仕方です。

これをキープすると(売れたら同じサイズを
描き足す)、売り上げが安定します。

具体的には

30号以上 1~2枚
3号~20号 7,8枚とか
サムホール以下
たくさん(在庫の半分)
といった感じです。

例えば個展で30枚出品なら

30号以上 1~2枚
3号~20号 13or14枚
サムホール以下 15枚

グループ展で10枚出品なら

30号以上 1枚
3号~20号 4枚
サムホール以下 5枚
といった感じですね。

 

初めてあなたに出会った人はやはり、
いきなり大作を買うのは難しいわけです。

あなたの絵を気に入ってくださるお客様
と出会ったときのため

飾りやすい絵がたくさんあり、
選べるようにしておきたいわけです。

しかし、小さい絵が飾りやすいからといって、小さい絵ばかり並べていれば、
展示空間の見映えがビミョーです。

 

グループ展の場合、自分の展示場所を
スルーされてしまいます。

圧倒的な売り上げを出す作家は
様々なサイズの売れる絵が何枚も飾ってあるものです。

 

 

新作を作り続けるべし

読者の方からこんな質問を頂きました。

普段からアトリエには、どのくらいの枚数を
ストックしていらっしゃるのでしょうか?

毎回展覧会で売れた分を、アトリエで補充して
描いていくという流れでしょうか?

 

アトリエにストックされている絵は
大体10枚程度です。

展覧会を繰り返し行うようになるとわかりますが、
何回展示しても、売れ残ってしまう作品があります。

 

その場合、その作品は止むを得ず
首にすることはあります。

 

絵が売れるようになってきたら、
肝に銘じておきたいことは

「ストック作品は全て売れ残りだ」
ということなんです。

 

つまり、ストックがたくさんあっても、

今までよりも良い新作を
常に作る努力は常に必要なんですね。

 

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画家の生活を初公開:1日の予定編

画家の生活、を1日のルーティーン
という側面からご紹介します。

プロの画家の朝は遅い

夜型で朝に弱い私は、朝遅くスタートします。
恥ずかしいので何時かは伏せます笑。

しかし、大切にしている
朝のルーティンがあります。

朝起きる

バナナとアイスコーヒーだけを摂る

3時間集中して作業

朝ごはん

という感じです。

 

これはあらゆる仕事術の書籍で紹介されていますが、
朝起きた直後の数時間、空腹な状態で作業をすると、

かなりはかどります。

この時間は集中力も体力もMAXなので、
1日の仕事の大半はこの時間に終わる
という方もいます。

 

特に頭脳労働や、試行錯誤、複雑な判断を要する
新たな挑戦といった作業は
この時間しかやりません。

具体的には、ブログ記事や動画の内容を
文章で考える作業をやることが多いです。

 

プロの画家のインプット術

朝ごはんを食べた後は血糖値が上がって
眠くなります。

5時間目の授業のような状態で、
頭脳労働は難しいので

 

食休めを兼ねて、読書をしたり、他の事業家の
配信する動画を見て勉強する時間にしています。

あまり集中力のない日は、話題の映画や
アニメを見てリラックスします笑

 

プロの画家のタスク処理術

食休めが終わり、集中力が回復してきたら、
いよいよ制作を始めます。

私にとっては、絵はそこまで、頭を使う作業
ではないので朝の時間は制作に使わず、

午後~寝るまでの時間、ほどほどの集中力で、
動画や音楽を聴きながら絵を描きます。

 

この時間帯に、

・次の展覧会に出す作品制作
・オーダーメイド作品の制作
・メルマガ読者へのメ―ル返信

といった慣れている作業をやります。

 

プロの画家の読書術

絵を描く集中力も尽きてきたら、入浴、夕食を
済ませて、リラックスモードに切り替えます。

リラックスモードで眠くなるまで、読書をして
就寝という感じで1日が終わります。

画家はとかく、部屋にこもりがちなので、
常に新しい刺激を与えないと、

ビジョンが陳腐化してしまいます。

 

知らないことを勉強して、常により良い自分
を目指す意識を持てれば、
毎日成長し続けることができます。

 

切り替えと集中力で勝負

このように、画家として複数の収入の柱を作り、
複数のタスクをこなすため

集中モードとリラックスモードを
上手く切り替えて、

効果的にアウトプットとインプットを
増やしています。

 

注意すべきなのは、あまりコロコロと
モードを切り替えると集中力が下がり、
仕事量も減ってしまいます。

マルチタスクが危険といわれる所以ですね…

 

集中力が尽きてしまったら、リラックスモードへ
入るという感じでタスクを切り替えています。

画家の生活を初公開:スランプ編

画家も生活していれば、調子の良い時と
悪い時があります。

画家というのは繊細かつ熱いハートを持った
生き物です。

「少しでも早く上手くなる!」
「一枚でも多く描く!」

そんな熱い思いを持っていても、
集中力が続かず、考えがまとまらず

ロクに仕事が進まない残念な1日もあります。

でも決して

「こんな自分はダメだなぁ」
と思わないでくださいね。

画家だけではなく、あらゆる職種の方が時々、
そんな思いをしていると思います。

 

そんな、頑張れないときは

「今は収穫(アウトプット重視)の時期ではなく、
種まき(インプット重視)の時期」

と割り切って、大成功するための下準備
をしましょう。

・ワクワクする本を読む
・グッとくる作品を見に、展覧会に行く
・ただひたすら、キャンバスに地塗りをする

などなど大成功するための下準備は
いくらでもあります。

絶好調の時のあなたは、きっとこういう
地味な準備をしたいとは思わないので

今のうちにやっておきましょう。

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画家の生活は絵を描くだけじゃない

画家の生活を絵の収入だけで成り立たせるのは
簡単なことではないですが、

ギャラリーで絵を売って画料をいただく
以外にも

画家としてオウンドメディア(ブログ)を作り
情報発信することで

企業から高単価の仕事(壁画など)、

コレクターのお客様と繋がって
オーダーメイド作品を直接受注したり、

グッズ販売を手がける企業や出版社などに
作品データを提供して著作権収入を得たり

などなど画家にとって様々な形の収入を
得ることができます。

 

 

正しい準備をコツコツと積み上げて
画家としての複数の収入の柱を作れば、

お金の不安から解放されて
制作に打ち込むことだってできます。

そんな余裕のある画家になれば、個展の準備も
捗りますし、たくさんの方に絵をみてもらい、
絵が売れていくという状況も作れますよね

今回は私が複数の収入の柱を作るために
日常的にこなす様々なタスクを紹介していきます。

 

画家の生活:制作編

画家の生活における制作の
考え方の話をします。

まず、プロの画家として絵を描くときの
モチベーション、マインドについて紹介します。

メルマガ読者の方からこんな質問を頂きました。

黒沼さんは、絵を描かれているときの心情ですが、
「楽しい」「つらい」「無心」「面白い」
などなどどんな心情でしょうか?

 

自分は絵を描く場合,作業工程が決まっているので、
決まった作業工程をいかに速く

そして完成のクオリティーをいかに高くできるかを
考えて描いていますね

 

過去の自分よりもより速くより高いクオリティーの
絵を描くタイムアタックを楽しむイメージですね。

 

「ある日程までに、何枚の絵を、
様々なサイズで用意する」

という目的意識をもって制作してみると、

大学の講評や公募展のために制作していた
今までとは異なる世界が見えてくると思います。

 

また、私のような緻密なタイプの絵の画家は、

0号以下の小さいサイズの画面でも、緻密に描ける
ようになっておくと、職業画家として
有利になると思います。

 

小さいサイズの絵は飾りやすく、
安くて売れやすいんです。

クオリティーを保った小さいサイズの絵を
十分な数展示しておくと、

初めて作品を見るお客様も買いやすいんです。

これらを、習慣的にやっていくと、
高いクオリティー作品の量産などの

「今はとてもできそうにないこと」
気が付いたらできるようになっている
ものなんです。

 

このように、プロの画家として絵を描く際は、
目標を達成しつつ、自分を成長させるゲーム
として制作に取り組むと

高いモチベーションを持って
制作を続けることができます。

 

そんなモチベーションで次の展覧会に出す
作品を用意するのが、メインのタスクになります。

プロの画家のマンネリ防止策

また、制作についてメルマガ読者の方から
こんな質問を頂きました。

目標に対する利益を出すには数をこなすことと、
それを生み出す技術が必要なことはよくわかった。

問題なのは数を作るうちに作品が似てしまわないか
ということと、

ある時期に向けてたくさんの数を
一気に描くということをしたことがないので、

頭数を揃えるためにどう立ち回ればいいのか
わからない。

 

これは、本当に的を射た指摘だと思います。
実際、作品の頭数をそろえようとすると、

既存の作品のマイナーチェンジばかり
描くことになるというのはよくあります。

私が始めのうちにこの問題をクリアするため
に心がけていたのが、意図的に

・作品の色味、支持体のサイズや比率
(F、P、Sキャンバスの使い分けること)

・モチーフを変えることでした。

 

同じような描写の雰囲気の絵でも
このようにあらかじめバリエーションを

持たせておくと共通した作家性を感じる、
豊かな展示空間を作れます。

 

あと、重要なのは、百貨店や
コマーシャルギャラリーといった、

ワンランク上の会場で展示している
作家の個展を見に行くことだと思います。
(私もよくいきます。)

 

売れなきゃ生き残れない場所で展示をする
彼らの作品の用意の仕方はとても勉強になります。

 

オーダーメイド作品の制作

あなたが展示を開けば、必ず見に来てくれる
あなたから直接、絵を注文してくれる

展覧会を定期的に開いていると、
このような、固定ファンのお客様とも
出会うことができます。

 

直接絵を買ってくださる固定のファンがいれば、
絵の売り上げは100%画家の手に残ります。

そんな固定ファンのお客様のオーダーメイド
作品制作も私は常に1、2枚ほど抱えています。

納期から逆算して、少し早めに完成するように
他のタスクを整理しつつ制作しています。

 

 

オーダーメイド作品の制作の流れ

①ヒアリング、取材

お客様から、描くモチーフ、技法、サイズ、
ご予算、納期を聞きましょう。

お客様のご要望と、ご予算次第では、
モチーフを実際に取材に行って
制作することもあります。

 

 

②下絵制作、額装シミュレーション

モチーフ、作品サイズなどの
お客様のご要望が決まったら

下絵と、額装した時のシミュレーション画像を
用意して確認してもらいます。

 

「描いてもらったけど、イメージと違った!」
という悲劇を避けることもできます。

その他にできる工夫としては、
下絵と額装シミュレーション後に制作着手金として、
お代の半分を頂くというのも良いでしょう。

 

これは、ルーベンスやベラスケスといった、
宮廷画家が王様に絵を頼まれた時に
やっていた方法なんです。

実際、クライアントに完成イメージを確認して
もらうための水彩の下絵が残っています。

③実績が増えたらオンラインでの受注も!

オンラインでの制作受注において重要なのが、
お客さんとの信頼関係です。

これを築く上で重要なのがお客様の声なんです。

お客様の声の集め方についてメルマガ読者の方から
こんな質問を頂きました。

ウエルカムボード似顔絵を描いていますが
お客様からアンケートを書いてもらうのは

至難の業ですね。めんどくさいと言われますから。

 

有名企業や名の通った画家ではない我々にとって、
お客様から信頼や安心を得るのは簡単ではないです。

なのでお客様の声を集めるのは、非常に重要なので、
至難の技でも粘り強くチャレンジしてみてくださいね。

 

ヒントとしては
お客様の声をもらうための質問を複数用意しておいて、
それに答えてもらう形を取ると良いと思います。

全くオープンな状態の質問だとお客様も
何を言えば良いかわからないと思います。

 

壁画の制作

これまでに私が手掛けた最も大きな仕事の一つが
動物病院の壁画制作です。

新装オープンする動物病院の3つの部屋に
巨大な動物の壁画を描きました。

 

短い工期の中、3人の作家が知恵を絞り、
たった10日間で壁画を完成させました。

クライアントの院長も、満足してくださり、

地元のメディアにも一面に
大きく取り上げて頂きました。

この仕事は友人で動物の絵を得意とする作家が
動物病院に向けて送った

1通の招待状から、始まりました。

 

その作家は「動物への愛」を綴った招待状を書き、
送っていましたが、ある動物病院の院長が
その招待状に感動し

「絵は今は買えないけれど、新装開店する
動物病院に壁画を描いてほしい」

という依頼をしてくださいました。

 

このような形で大型の仕事が入ることもあり、
その制作期間中は、他のタスクを止めて
泊まり込みで制作することもあります。

このような大型プロジェクトが新規のお客様
から入るのは2年に1度くらいなものなので、

日常的にこなすタスクではないかもしれません。

 

画家の生活:事務仕事編

画家の生活といっても
絵を描いているだけではありません。

メルマガ読者さんの質問には
できるだけ早く答えていきます。

 

私がブログ 絵画をたしなむを作ってから
1年以上の時間が流れました。

2018の夏に始めた画家になるためのメルマガも、
今や読者が150人を超えようとしています。

私は美大に通っていた大学4年生の頃、
こんな決意をしました。

「日本を画家を目指せる国にする!」

 

美大生とは言え、4年生にもなると
同級生は皆【現実的】になります。

それまで、本当に素晴らしい作品を描き、
夜遅くまで毎日のようにアトリエで制作していた、
数多くの才能が

【就職活動】というイニシエーションを経て
【大人】なっていきました。

 

学生時代から、絵が売れつつあった私は
「プロの画家になる」と決めていましたが、

私の周りの友達は一人、また一人と
現実的な進路へ進んでいきました。

 

彼らは決して嬉しそうではありませんでした。

 

そんな彼らの顔を見てやりきれない思いから
生まれたのが、絵画をたしなむであり
メルマガなんです。

なので「画家になりたい!」という思いを
持った方の質問にはなる早で
全力でこたえています。

希望者には作品講評やお悩み相談やっているので、
興味のある方は登録してみてくださいね。

 

 

リクエストされた記事、動画を作る

メルマガ読者の方からはたくさんの
リクエストや質問が送られてきます。

 

「日本を画家を目指せる国にする!」
という私の夢のためにも、

「画家になりたい!」という思いを持った
メルマガ読者やブログ読者の方のためにも

なる早で、お悩み解決記事、動画
作っています。

興味のある方は是非メルマガ登録して
リクエストしてみてくださいね。

 

この時代、複業が当たり前になりつつあり、
一般人でも意欲さえあれば、様々な方法で
稼げるようになってきています。

 

絵を売るために、集客メディアが欲しくて
作ったブログで、コンテンツを販売して、
それも収入の柱にする

というように、夢を叶えるために
新たに学んだことをマネタイズする習慣が
あれば、収入の柱は増えていきますし、
発信力も増していきます。

 

 

すると、気づけばいくつも事業を動かし、
いくつもコネがあり、トータルの収入が
同世代の会社勤めの平均より上になっていた!

というのはよくあります。

 

 

夢を叶えるために様々な学びと行動を
とることが重要なんですね。

最近、情報に敏感な人たちの間では、

「これからは会社はなくなり
個人による総力戦が始まる…」

といわれていますが、我々がやろうと
していることはまさに、

これからの時代に必須のサバイバルスキル
といえるのかもしれません。

 

ブログ読者やメルマガ読者のあなただって、
作家活動が軌道にのってきたら、

自分が築き上げた【画家として生きていく方法】
を育て上げたブログで発信、提供
してしまえば良いんです。

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画家の生活:展覧会直前編

 

画家の生活は展覧会が近づくと
急変します。

出品作品のチェック

メルマガ読者の方からこんな質問を頂きました。

作家性の強い作家であればあるほど、作品全てが
似たような雰囲気になるのは仕方が無いことだと
思いますが、

毎回色々バリエーションを変えながら自分の個性
を発揮するということは、

なかなか難しいことだと思います。
ネタが尽きてきませんか?

黒沼さんは個展会場に合わせて画風が
かぶらない様にしているのですか?

 

【自分にとっての売れる】の型を複数持って置き、
ローテーションで制作することで、
マンネリ化も防げ、

展示会場には常に作風のバリエーションがある
という状態を作れます。

 

このローテーションの制作が

全体の制作時間の7割くらい、
残りの3割を全く新しい作風の絵にあてると、

プロの作家として結果を出しながら、
成長し続けることができると思います。

先程紹介した在庫ピラミッドをキープしつつ、
様々なサイズ、色、雰囲気、額装の作品が並ぶ

バリエーションが豊かな展示空間を作るために、
展覧会に出す作品のバランスを
慎重にチェックします。

同じような作品ばかりが並んだ展示空間は
単調で退屈なものになりやすく、
お客様からスルーされることも多いんです。

額縁、黄袋の準備

 

展覧会に出す作品にあった
額縁を用意して、黄袋も用意します。

・絵を額縁にセットする方法
・額縁の紐の結び方
・額縁を黄袋に入れて、箱に納め、
ともシールを貼る

 

という一連の流れは動画でも解説
しているので是非チェックしてみてください。

・絵を額縁にセットする方法

・額縁の紐の結び方

・額縁を黄袋に入れて、箱に納め、
ともシールを貼る

ポートフォリオの準備

展覧会場には、作品のみならず、
過去の作品画像を収めたポートフォリオも
用意します。

最後のページにはサイズごとの価格をまとめた、
オーダーメイド作品用の料金表も入れておきます。

 

運送会社に集荷をお願いする

作品を全て箱に収めたら、運送会社に
集荷予約の電話をかけましょう。

ヤマトはオンラインでの集荷予約もできますが、
ヤマト便(大型作品の輸送に使う)の場合、
到着の日時指定ができません。

 

西濃運輸は個人向けから法人向けにサービスを
切り替えたいようで、あまり融通が利かないです。

 

大型の作品も輸送したい画家には
佐川がおすすめです。

佐川は電話で集荷予約ができ、予約の翌日に
集荷に来てくれるので、とても融通が利きます。

大きい作品がない場合はゆうパック
リーズナブルでおすすめです。

 

作品の梱包が終わったら箱の3辺の長さを測り、
送料比較サイトを検索して

最もリーズナブルな運送会社を見つけましょう。

 

 

遠征の準備

地方での展覧会の場合、

絵は運送会社で会場へ送って、自分は夜行バス
や新幹線で会場へ移動ということもあります。

私は泊りがけで会期中毎日、在廊することも
多いので会期中の着替えや洗面用具などの
お泊りセットを用意します。

 

搬入、飾りつけに同行する場合は、
作品と一緒に着替えを箱に詰めてしまうのも
良いでしょう。

服を箱に詰めれば緩衝材の代わりになりますし、
遠征時の荷物が減ります。

自宅から通える会場の場合は、
定期券を購入すると、交通費を節約できるので
おすすめです。

 

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