[西洋美術史]モディリアーニや藤田嗣治などエコール・ド・パリの有名作品を解説

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どうも黒沼です。

さて、最近は続けて
西洋美術史シリーズを書いています。
美大に通う私が美術史の授業、教授の話
本で手に入れた美術史情報をアップして
いくので、チェックしてみてくださいね。

 

今回はエコール・ド・パリの美術
について解説します。

 

当時の音楽とともにお楽しみください。

 

 

 

 

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エコール・ド・パリとは

 

 

エコール・ド・パリとは第一次世界大戦後の
パリで活躍した外国人画家のグループです。

(エコール・ド・パリは当時のパリで活躍した
日本人の美術評論家の福島繁太郎の命名によ
るものでした。)

 

彼らはパリのモンマルトルやモンパルナス
に集まり、ボヘミアンな生活をしていました。

モンパルナスの住居兼アトリエの蜂の巣
一つの活動拠点でした。

 

エコール・ド・パリの絵画の特徴は、同時代
の様々な芸術運動から独立していた点です。

当時のヨーロッパではフォーヴィスム
キュビズム、シュールレアリスムなど
様々な潮流がありました。

 

 

また、エコール・ド・パリの絵画は具象的、
悲劇的、破滅的な雰囲気を持っています。

エコール・ド・パリには、モディリアーニ
シャガール、キスリング、パスキン、
藤田嗣治など様々な国籍の画家がいます。

 

シャガールはロシア、モディリアーニは
イタリア、スーチンはリトアニア、
藤田嗣治は日本、キスリングはポーランド、
パスキンはブルガリアの出身でした。

 

彼らの多くはユダヤ人であり、
エコール・ド・パリの哀愁漂う雰囲気
はこれが理由かもしれません。

 

 

 

ルネサンス~19世紀まではローマが芸術の
中心地でしたが、この頃のパリに移ってい
ました。

「芸術の太陽はパリでしか輝いていない」
という言葉をシャガールが残しているのが
象徴的です。

 

世界中から芸術家がパリへ集い、
エコール・ド・パリは生まれたんですね。

このため、彼らの作品には祖国の民族性と、
祖国を離れた流浪の芸術家の持つ悲哀が
同居しています。

 

彼らは互いに交流しましたが、皆個性的で、
1つの様式や理論を持つことはありません
でした。

 

 

 

エコール・ド・パリの芸術家

 

マルク・シャガール

 

 

 

 

 

 

マルク・シャガールは貧しいユダヤ人
の家に生まれます。

しかし、母親が将来を期待し、良い学校へ通わ
せたため、幸福な子供時代を送ったようです。

 

ロシアで絵画を学んだ後
20代でパリへ移ります。

マルク・シャガールは故郷ロシアの思い出
などを幻想的に描きました。

 

また色使いや構成にはフォーヴィスム
キュビズムの影響も見られます。

シャガールは30代の頃から評価も高まり、
多くの仕事を手掛ける様になったようです。

 

 

モーリス・ユトリロ

 

 

 

 

 

 

 

 

モーリス・ユトリロはモンマルトルで活躍
したモデルで、女流画家の
シュザンヌ・ヴァラドンの息子でした。

モーリス・ユトリロは呪われた画家
ともいわれています。

アルコール中毒やうつ病などを患い、
苦しい生活を送っていたようです。

 

 

モーリス・ユトリロは医者の勧めで始めた
絵画で評価されるようになったようです。

初めは印象派風の絵画を描いていましたが、
徐々に独自のスタイルを確立していきます。

 

最も評価が高いのが「白の時代」と呼ばれる
作品群で、石膏とのりを塗り重ねる独自の
技法で制作しました。

 

 

 

 

アメデオ・モディリアーニ

 

 

 

 

 

 

イタリア出身のアメデオ・モディリアーニ
瞳の光彩が特徴の人物画を多く残しています。

単純化されたフォルムの女性像が有名ですが、
彫刻も残しています。

 

 

藤田嗣治

 

 

 

 

 

 

藤田嗣治はエコール・ド・パリ唯一の
非ユダヤ人です。

藤田嗣治は日本画風の線描と乳白色
艶のない反油性下地の絵で有名になりました。

白人女性の肌の美しさを乳白色の下地と
浮世絵のような線描で描き、パリのモダニズム
浮世絵を融合させたスタイルで評価されます。

 

藤田嗣治の絵画のモデルのキキは藤田嗣治の
作品をきっかけに有名になりキスリングなど
同時代の画家のモデルも務める様になりまし
た。

藤田嗣治はエキゾチックな姿と社交的な性格
で作品のみならず、本人も有名でした。

 

 

 

 

まとめ

今回はを紹介しました。
の特徴はまとめると

・世界各国からパリに集まった個性的な画家たちだった。
・ユダヤ人が多く、独特の哀愁漂う抒情的な具象画を残した。
・貧しいながら互いに交流し、独自の絵画を残した。

といった感じですね。

次回はアールヌーヴォーについて
紹介します。

それではまた。

↓西洋美術史についてはコチラ↓

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