[西洋美術史]タトリンやナウム・ガポなどロシア構成主義の有名作品を解説

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どうも黒沼です。

さて、最近は続けて
西洋美術史シリーズを書いています。
美大に通う私が美術史の授業、教授の話
本で手に入れた美術史情報をアップして
いくので、チェックしてみてくださいね。

今回はロシア構成主義の美術
について解説します。
当時の音楽とともにお楽しみください。

 

 

 

 

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ロシア構成主義とは

 

 

ロシア構成主義とはロシア革命前から1920
年代にかけソ連で起きた前衛芸術運動です。

ピカソのアトリエでタトリンがコラージュ
技法に出会ったことをきっかけに作った
レリーフからこの運動は始まります。

 

 

タトリンは金属や木片など様々な素材から
レリーフを作り、これを構成と呼びました。

ロシア構成主義のレリーフは彫刻史上初の
完全抽象作品でした。

 

対象(モチーフ)の形に依らない、作者の純粋
な感覚から生まれた造形だったんですね。

構成主義の名前の由来はここにあるんですね。

 

 

構成主義も当時流行したシュプレマティスム
同様、対象(モチーフ)の再現を目的としない
という造形理念を持っていました。

構成主義では鉄やガラスといった工業生産物
を利用し、生活をより実際的に良くする
社会的効用のある造形として広まります。

 

ロシア革命後をこのようなロシア構成主義の
社会改良的理念が評価され
美術政策の中心に据えられました。

このため、当時のソ連ではロシア構成主義の
価値観がデザイン、舞台美術、建築など
幅広い分野に採用されました。

 

より良い世界へ向けた芸術と科学技術の
調和が目指されたんですね。

当時の理念を体現した作品として、
↓の第3インターナショナル記念塔モデルは
実際建設されませんでしたが、非常に有名です。

 

 

実現すれば400メートルにもなるこの記念塔
は螺旋状に上昇するイメージが社会主義の
理想と未来を表現しています。

しかし1930年代に入り、スターリン独裁
が始まると、ロシア構成主義を含む
前衛芸術運動は終息し、社会主義リアリズム
へ移っていきます。

 

 

 

ロシア構成主義の有名な作家

ウラディミル・タトリン

 

 

 

ナウム・ガポ

 

 

 

 

アレクサンドル・ロトチェンコ

 

 

 

 

 

まとめ

今回はロシア構成主義を紹介しました。
ロシア構成主義の特徴はまとめると

・モチーフを持たない彫刻史上初の 完全抽象作品だった。

・社会主義の理想や未来を表現した。

・芸術と科学技術の調和を目指し、 効用のある作品を目指した。

 

 

といった感じですね。

次回はデ・ステイルについて
紹介します。

それではまた。

↓西洋美術史についてはコチラ↓

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