[絵の仕事]プロの画家に必要な想像力と発想方法

どうも 絵画をたしなむ
 を運営する画家の黒沼です。

私は普段はギャラリーや百貨店での
企画展で絵画を展示、販売しています。

 

今回からは私がプロの画家として
活動を続ける中で、学んだ

画家として生きていくための、
マインドやテクニックなどを
書いていこうと思います。

 

新聞にほぼ確実に載る方法
リピーターを増やす方法
企画展を実現する方法
展示に出す絵の枚数とサイズ
購入を勧めるクロージング術
目に留まるDMの作り方
お客様を思いやる細やかな気遣いや
アフターフォロー
画家としてのビジネスチャンスを
つかむテクニック
売り上げ実績を安定させるノウハウ
地域ごとの絵の好み
絵を売りやすいタイミング
人が集まるワークショップの作り方

などなどの内容を数回に分けて
紹介していきます。

私は本当に
不器用で無力な人間なんです。

 

そんな私が
プロの画家になった方法
について惜しみなく
書いていこうと思います。

 

 

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美大のリアル

さて今回から、本格的に
プロの画家になるノウハウ
書いていこうと思いますが

その前に、私が本気で画家を
目指したきっかけについてお話します。

 

私は大の美術史オタクでした
(今もそうです)

 

そんな私は、いつか
美術史に記録されるような
絵が描けたらなー

と壮大な夢を見ていました。

 

そんな頃、美大に通う仲間に
アンケートを取ってみました。

 

 

「もし今、美術史に名が残る
レベルの名画が描けちゃったら
どうする?」

いろんな学生に聞いてみましたが
答えは下の2択でした。

 

「わからない」
「公募に出す」

想像を上回る答えが出てこなくて
私はがっかりしました。

 

私は大作を描くのが苦手だったので、
公募に出しても
結果が出せずにいたからです。

 

 

 

名画がもし生み出せても、公募に
引っかからなかったら

タンスの肥やしにしかならないのかー

 

そして、がっかりしたと同時に、
積極的に自分の絵をアピールする
方法
はないものかと考え始めました。

 

知り合いの美容室に
絵を置かせてもらったり、

公募に出しまくったりしましたが
結果は出ませんでした。

 

今思えば、公募で認められて
職業画家になった

など聞いたことないので
間違った努力
していたのかもしれません。

 

 

 

桶屋と目的論

 

 

 

しばらく空回りを続けた私は
メンターからある話を聞いて、
思考停止状態から抜け出しました。

 

それは
風が吹けば桶屋が儲かる
の話でした。

 

風が吹く

  ↓

ホコリが舞う

  ↓

ホコリが人の目に入る

  ↓

目が見えない人が増える

  ↓

三味線引きが増える
(三味線引きは盲人に
用意された職業でした)

  ↓

猫が減る(三味線の材料
には猫の皮が使われました)

  ↓

鼠が増える

  ↓

鼠が桶をかじる

  ↓

桶屋が儲かる

 

という話でした。

これは、目的からの逆算
戦略を組むことが大事

 

ということを教えるたとえ話でした。

 

このたとえを画家になる
で考えるとこうなります
(一例)

 

 

プロの画家になる (最高の目的)

   ↑

絵の収入で暮らす

   ↑

絵を売りやすい場所で
展覧会を開く

   ↑

展覧会に絵を買う人を呼ぶ

   ↑

展覧会情報を拡散する

   ↑

メディアで展覧会を
紹介してもらう

   ↑

新聞記者に記事を書いてもらう

   ↑

新聞記者が好む文章で
掲載依頼を送る

 

とこんな感じです。
目的が先にあるので矢印は逆向きです。

 

 

これを聞いた時、哲学史オタクの私は
最近はやりのアドラー心理学
と同じだ、目的論だと思いました。

 

目的論とは古くはアリストテレス
に由来する世界観です。

 

簡単に言うと
「最高の目的(最高の死に方)から
の逆算で生き方を決めろ」
という考えです。

 

満足して死ぬ
(目的を達成する)

   ↑

満足のいく生を送る

   ↑

そのための行動

とこんな感じです。

なんでこんな
ややこしい話をしたかというと

 

あらゆる自己啓発セミナーなどで
繰り返し強調される

ゴール設定とかセルフイメージは、
このアリストテレスの目的論の
アレンジが多いからです。

 

ちなみにアリストテレスは最高の目的
という意味のあだ名らしいです。

 

 

 

他者の常識

 

 

今回の戦略を詳しく解説しましょう。

このような戦略を立てる時重要なのが、
他者の常識」を
イメージすることです。

 

つまり「自分にとってのあたりまえ
と「新聞記者にとってのあたりまえ
画商や会場の人にとってのあたりまえ
絵を買うお客様にとってのあたりまえ

 

は全て違うということです。

 

プロの画家になる
(最高の目的)

   ↑

絵の収入で暮らす⑦

   ↑

絵を売りやすい場所で
展覧会を開く⑥

   ↑

展覧会にお客様を呼ぶ⑤

   ↑

展覧会情報を拡散する④

   ↑

メディアで展覧会を
紹介してもらう③

   ↑

新聞記者に記事を書いてもらう②

   ↑

新聞記者が好む文章で
掲載依頼を送る①

 

 

 

 

①新聞記者が好む文章で
掲載依頼を送る

・新聞記者は当たり前ですが
文章力のある人たちです。

・新聞記者の方は多忙です。
机は書類で溢れています。

 

そんな彼らに記事を書いてほしいとします。
そこでとるべき工夫はこうです。

 

・誤字脱字のない、読みやすい、
正しい文章で記事掲載を
依頼しましょう。

・多忙な彼らがすぐ記事を
書けるように展示の概要と、
掲載依頼の趣旨を前面に
押し出しましょう。

 

具体的には
「この度は○○展覧会について取り上げて
頂きたくお手紙さしあげました。」

のフレーズを盛り込む

 

展示場所、会期、展示枚数、
作品の技法、展示への思い

を漏らさず書きましょう。

 

スキャンしやすいコントラストの高い
作品のポストカードを同封しましょう。

 

自分の連絡先を明記しましょう。
(記事内容の確認で
電話がくることがあります。)

 

ネットの発達した時代に
新聞記事で拡散?
という疑問をもったあなた

 

絵を買う お客様の当たり前
イメージしてみてください

彼らの多くはネットよりも
新聞や雑誌に
親しんだ世代です。

 

 

②新聞記者に記事を書いてもらう

新聞記事を書いてもらうパターンは
3つあります。

新聞社に呼ばれ、取材を受けるパターン

 

 

この場合実物の絵を持参しましょう。
(あまり小さいと見えないです)

 

・展示場所に取材に来てもらうパターン

 

この場合、会期が始まってから
の取材になります。

取材日時をコチラで選べる場合、
会期中の早い時期に頼みましょう

 

電話のみで記者と連絡をとり、載るパターン

 

送った作品ポストカードを
スキャンして載せてもらうパターンです。

モノクロにしても見やすい
ポストカードを選びましょう。

③新聞記事で展覧会を紹介してもらう

私は最大で5社の記事に同時に
載ったことがありますが、

新聞を見てきた方は
かなりいました。

新聞に載るレベルの作家
という証明を得られるので

次の仕事をとるときのアピールにも
使えます。

これ結構重要です。
(詳しくは「仕事のとりかた」
の記事で書きます。)

 

↓詳しい内容はコチラ↓

[絵の仕事]仕事のとりかたをプロの画家が徹底解説

2017.10.18

 

④展覧会情報を拡散する

 

 

 

今回は新聞での拡散で説明しましたが、
雑誌やフリーペーパー、タウン誌、
テレビ、ラジオ

などでも、同じアプローチが使えます。

 

 

 

⑤展覧会にお客様を呼ぶ

 

 

絵が好きな知り合い、親戚、縁者
がいれば、彼らにも招待状を送りましょう。

私も始め遠慮していましたが、
実際来てくれた方と話すと
喜んでくれていることばかりです。

 

積極的にプロとして、ご招待しましょう。

他にも小技として、ポスティング
などがあります。

 

展覧会DMにポストカードと
一筆箋サイズのお手紙をつけて、
会場付近でポスティングします。

だいたい1時間で100通配れます

 

過去にこの方法で、初対面にも
かかわらず、12万の絵が売れ、
以降ファンになったお客様と
出会った者もいます。

泥臭いやりかたですが、侮れません。

 

⑥絵を売りやすい場所で展覧会を開く

 

以前、私は貸し画廊
展示したことがあります。

在廊しましたが、ほぼ全く
お客様はきません。

貸し画廊は、顧客もほとんど
持っていないことが多く

 

ギャラリストは展示する作家からの
展示料金目当てで、
やっている節があります。

 

日本のアートマーケットの9割の売り上げは
百貨店だそうです。

 

展覧会は百貨店か、企画画廊でできると
理想的です。

(これらへのアプローチ方法は、
「仕事のとりかた」で書きます)

 

↓詳しい内容はコチラ↓

[絵の仕事]仕事のとりかたをプロの画家が徹底解説

2017.10.18

 

⑦絵の収入で暮らす

 

 

絵の収入と一口に言っても
色々な形の収入があります。

 

・原画の販売

 

 

 

・壁画の仕事など

 

 

 

 

 

・似顔絵などのオーダー制作

 

 

 

 

・ポストカードやジークレーなど
のグッズ販売

・作品画像データをウェブデザイン
や雑誌、挿絵などに利用して
もらう権利収入

などなど

それぞれの仕事をとるのに
異なるアプローチが必要です。

 

 

↓やり方はいろいろあるようです。

絵画の値段の付け方や相場、高額絵画ランキングについて解説

2018.03.07

【絵が好きな人必見】絵を描く仕事で食べていくために知るべきこと

2018.02.15

プロの画家の収入、給料、年収、仕事とは?絵で稼ぐ方法を特別公開

2018.02.13

【絵画の販売】自分で描いた絵を売る方法をプロの画家が解説

2018.02.09

 

まとめ

 

 

今回はプロの画家になるための
目的設定

そのための戦略についてお話しました。

 

次回はいよいよ売れる作品の条件
についてお話します。

 

↓詳しい内容はコチラ↓

[絵の仕事]売れる絵の条件とは プロの画家が徹底解説

2017.10.16

 

お楽しみに!

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